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日本は世界で二番目に貧富の差が大きい国なのか?
昨日のテレビ番組で森永拓郎氏がそんなことを言ってました。
本当なのでしょうか?僕個人的には、中国や韓国、フランスや
ドイツのほうが大きいと思うんですが
[スレ作成日時]2011-02-23 22:59:10
日本は世界で二番目に貧富の差が大きい国なのか?
昨日のテレビ番組で森永拓郎氏がそんなことを言ってました。
本当なのでしょうか?僕個人的には、中国や韓国、フランスや
ドイツのほうが大きいと思うんですが
[スレ作成日時]2011-02-23 22:59:10
★ 日本はベトナムにも追いつかれる (人材の流動性について)
川島博之氏(ベトナム・ビングループ、
Martial Research & Management主席経済顧問)
現在、ベトナムの会社の顧問をしているが、
ベトナムから見ていると日本の最大の欠点は人材の流動性が低いことだ。
ベトナムは、全ての面で整備が遅れているが、人々の起業意欲が高く、労働の
流動性も高い。
それは中国も同じである。農民工は日雇い労働者のようなものだから、賃金が
高い企業があると聞けばすぐに転職する。都市戸籍を持つ人々も、少し条件が
よい会社があれば、躊躇なく転職する。そもそも自社内で出世を目指すよりも、
経験を積んで他社に移動する方が出世しやすい社会である。優秀な人ほど会社を
渡り歩く。
製造業が中心だった1980年頃は、流動性の高い社会はノウハウが蓄積しにくく
成長しなかった。そのために日本型雇用の優位性が語られたのだが、産業がネット、
スマホ、GAFAなどという言葉とともに語られる時代になると、優秀な人材の流動性
を阻害する日本の人事慣習は、成長を押さえつける要因になっている。
今後、日本が中国や成長するアジアと伍して戦ってゆくには、全ての労働者を
非正規にするぐらいの大胆な改革が必要だろう。
アジア諸国を見ると、会社にしがみついていた方が有利だった昭和のシステム
(おそらく最高裁判所の判事たちもそんな環境にいたのだろう)を改めない限り、
日本の復活はない。
このままの労働慣行を続けていると、日本はそう遠くない将来に、中国に負け、
ベトナムにも追い越される。