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国の認定基準を満たすとして販売された防耐火サッシの性能不足が相次いで見つかった問題で、大手企業らでつくる社団法人が燃焼試験を行わず、書類審査だけで認定品の証明書を交付していたことが18日、わかった。
大畠章宏国土交通相は同日の記者会見で『厳しく対処したい』と述べ、実態調査を指示したことを明らかにした。
国土交通省などによると、この社団法人はサッシ大手など75社で構成する『カーテンウォール・防火開口部協会』(東京)
会員企業は同協会が定めた仕様を満たし、協会の審査を通れば『大臣認定品と同等以上の性能を持つ』との触れ込みで製品を販売できる。
今年1月、会員企業のトステム(東京)が販売した製品が基準を満たしていなかったことが発覚。
同じ仕様の製品を扱う三協立山アルミ(富山県)でも性能不足が見つかっている。
国土交通省は同協会に『YKK AP』、新日軽、不二サッシ が扱う同仕様の製品も調査するよう指示。
大畠国交相は『大臣認定が軽く扱われている』と述べた。
[スレ作成日時]2011-02-19 20:25:59