樹木医がやる植木屋さん

歩道の電信柱とＬ字溝の隙間に街路樹の種が飛んで生えてきた木が残念ながら皆さんの通行や景観のお邪魔に…通り係りに気になるし危ないので根に近い所で切り株にしました。
これから芽が出ないようにするにはどんな処置をしたらよいでしょうか？

街路樹は根元が傷んでいるものが多い。
札幌のポプラ並木、仙台のケヤキ、水戸でも道路際の大きな広葉樹が風で倒れていた。
老木が増え、倒れて人命を奪う前に、更新するべきと思います。
行政が状況確認していないのは、人災である。
想定外が流行っているが、これも同じなのだろうか？

樹種にもよりますが、強い樹であれば何度も萌芽してくるでしょうね。切り口にドリル等で穴をあけ、そこに除草剤を注入するやり方が一般的です。一度で完全に枯れるとは言えませんが・・・

No2)匿名さん
まさにおっしゃる通りですね。都市計画の段階でもっと知識のある人間が携わっていなければならなかったのだと思います。樹木医の間でも問題視されることがありますが、結論を出すのは行政ですので、難しいところです。

今日も名古屋でケヤキが倒れています。
幸い怪我人はないようです。
そのうち必ず死亡事故が起きます。
起きてからでは遅いのですが、行政は何もしません。
重過失の状態です。

行政に働きかけることも仕事だと思います。

渋谷、あきる野市、羽村で街路樹が倒れた。
あきる野市では自動車が下敷きとなり怪我人が出ている。
この被害は、今後増える傾向にある。
何故か？
６０年前に植えられた街路樹は根鉢が狭く、阻害され、腐れが入っているからです。
根元からキノコが出ているものは、時間の問題で倒れます。

近くの公園を見てきたら、３本倒れています。
１本は１０ｍ以上あります。
ところが根は半径1ｍぐらいしかありません。
コンクリ－トの縁石で囲まれ、大きな根が腐って、周りに小さい根がたくさん出ています。
この小さな根では、水は吸収できても支えることはできませんね。

台風15号により、各地でかなりの被害が出ていました。
たしかにこのような被害は今後も増えるでしょう。
それだけ現状はひどいということができます。

その原因の一つに樹木医という存在の認知度も影響しているような気がします。
もっと身近で当たり前の存在になっていればといつも思います。
たとえば倒木診断に用いる機械ですが、大変高価なもので、数百万円するものもあります。
私のような末端の樹木医では、買うこともできません。
需要が高まれば、機械の単価も下がるでしょうし、仮に高くても、仕事の件数があれば元をとることもできます。

もちろん出来る限りの働きかけは今後もしていくつもりですが。
それを成就させるには多くの皆様のご理解とご協力が必要になってくると思います。

広島県三原市宮浦２丁目にある市芸術文化センター・ポポロの敷地内にあるポプラの木が根元から倒れ、そばを歩いていた女性（５１）の頭を直撃した。女性は病院に運ばれたが、意識不明の重体。一緒に歩いていた女性（５７）も胸の骨が折れる重傷を負った。

動きの鈍い行政は人が死ななければ動かない。
完全な不作為だ。
道路管理者には賠償責任がある。

亡くなったと報道されています。
調査が急がれます。
穴をあけてする調査は、どうしても菌が侵入して木を傷めるので、Ⅹ線など他の方法に切り替える必要があるでしょう。

以前から警告していたのだが、今度は川崎で３歳の女の子が大けがをした。
素人に街路樹を任せてはいけない。
公園の管理人も枝の切り方一つ知らない。

資格を国家資格にするべきかと思う。

今週も強風で倒れていた。
戦後植えた樹木が限界の時期に来ている。

＞9
集団で補助金を要請するのも一方法です。
見た目では、明らかに腐っているもの以外分かりません。
判断責任がありますし、市民生活の安全を維持するには欠かせないものですから、通るはずです。
がんばってください。

街路樹、インフラ同様総点検の時期が来ています。

台風11号で宮崎市、街路樹がバタバタ倒れています。

栃木県壬生町でヒノキ老木が風倒。