はじめまして。構造等でいろいろ疑問をお持ちのようですが、買うも買わないも、最終的に決断するのは自分(家族)ですから、納得のいくまで販売担当者に質問をするなり、このサイトの情報を参考にするなり、汗をかいてみてください。高い買い物ですし、努力した方が達成感もまた違います。
私の住んでいる物件は2009年に完成した60世帯ほどの中規模物件(葛飾区)ですが、基礎杭は、支持杭で杭長57mとなっていてすべてN値50以上の支持地盤に達しているとのことです(一応設計図で確認し、設計住宅性能評価書でにも記載されています)。支持杭の場合は、杭長はともかく、N値50以上の支持地盤にきちんと達しているかがポイントですかね。
他方、摩擦杭は、文字通り周辺地盤と基礎杭の摩擦力で支えているので、それがなくなると、沈下等が生じます。支えている周辺地盤の掘削等で摩擦が軽減されるとそのような状況が生じる可能性があります。中長期的な周辺の土地開発等大規模工事の動向に注意する必要があるかもしれません。
なお、支持杭もネガティブフリクションなる症状で沈下の可能性はあるようです。支持杭が支持基盤まで達しているからといって安心できませんね。参考になる記事を見つけましてのでご参照ください。
www.chuo-kentetsu.co.jp/cgk/topix/tecrep17.pdf