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前例のない冷暖房を大型施設に導入し国内トップレベルのスポーツ大会を誘致
宇土市長 元松 茂樹
http://www.jt-tsushin.jp/interview/uto/
以下引用。
改修にあたって、冷暖房設備を選定した基準を教えてください。
1つめの基準は、経費の削減です。今回、改修予算5億円のうち冷暖房設備に予定していたのは3億円。
ところが、輻射式冷暖房であれば、1億7000万円ですみ、1億3000万の節約になります。
運用コストも対流式の冷暖房に比べ約6割の削減が可能で、どの方式よりも安いと見込まれました。
そして2つめとして、風が起きないことと、静粛性を重視しました。
なぜなら、卓球やバドミントンなど、風の影響を受けやすい室内競技を楽しんでもらいたいからです。
(省略)
□輻射式冷暖房導入の効果はどうですか。
体育館の使用料金を一時間当たり2000円という低額に設定できました。
従来の対流式エアコンなら5000円、他の同規模の施設でも1万円以上に設定している例もあり、その大半を電気料金が占めます。
結果として、月間の平均利用者数は改修前の3400人から5300人に急増。
施設の稼働率が一気に高まったのです。
耐震補強、照明のLED化も評価され、宇土市民体育館が見直されています。
来年度にはプロバスケットの公式戦が開催される見通しですが、これは輻射式冷暖房の導入によるところが大きいと思います。
輻射式冷暖房の短所であるリードタイムの長さについても、実際に運用してみると問題にはなりませんでした。
エコウィンは媒体の熱容量が約4分の1と少ないため、始動から約15分で適温に達するからです。
□今後の冷暖房設備導入の方針について聞かせてください。
今後、市内10ヵ所の小中学校の冷暖房設備も、輻射式冷暖房へ順次切り替えていきたいと考えています。
引用終わり。