熊本のコスモホームとヒラキハウジングとアラセンハウス

大手ローコストHM等も含め、行ける範囲で色々回ってきました。何回か通った場所もあります。
以下個人的な意見です。

まず私の求める条件は、
床面積30坪前後、少しの断熱性能、3LDK、オール電化　です。

想像以上に好印象なのはアラセンハウスとカシマホームでした。

アラセンは諸経費も言われているほど嵩みませんし、ほぼ完全規格住宅の割には、そこそこ柔軟に対応してくれそうです。オプションが異常に高いということもないですね。
間取りが計算されつくされていて、本当に「気の利いた間取り」でした。リビング収納に掃除機やモップが収まるようにしたり、キッチンカウンターを低くして使いやすくしたり。これは良くいえば非常に合理的でありますが、悪く言えば遊びがありません。しかしデッドスペースなく家全体を使うことができそうです。
断熱性能などは大手やカシマに比べると劣りますが、欲を言わなければ阿蘇とかじゃない限りギリギリ大丈夫。逆に大手ローコストやカシマでアラセンほど突き詰めた間取りを注文するのは難しいかもしれません。
オール電化と3LDK化がオプションなのは痛いです。それでも価格が飛びぬけることはありませんが。

カシマは標準での住宅性能がアラセンより高く、大手ローコスト並。それでいて価格は大手ローコスト以下。メーターモジュールというのもいいですね。
クローゼットなどがオプションという不安はありますが、下手に付けるより開放しておいた方が生活しやすいのかもしれません。
外観などのデザイン面もそこそこ融通がきくらしく、ちゃんと必要なものと不必要なものを突き詰めて間取りを考えれば、ここが一番潜在能力が高い気がします。

想像よりちょっと残念だったのが、ヒラキハウジングとコスモホーム。

ヒラキハウジングは最初は予想通りの低価格で、設備面もヤマハを取り入れているため必要十分。
しかし断熱材などの住宅性能が低く、その辺りをオプションで補っていくと結局大手ローコストHM以上の価格に・・・。
そこも割り切ってしまえば最安の座は変わらないんですが。

コスモホームの高断熱性能は住まないと体験できず想像するほかありませんが、標準で仕切り壁やドアがありませんので、それを付けると結構な高価格に。床面積は一番小さいですね。高断熱がそのまま坪単価に跳ね返ってきそうです。大手ローコスト以上確実だと思われます。
高断熱仕様にしなければ安くなるそうですが、それなら逆にコスモホームである理由に欠けます。

ちょっとズレますが、大手ローコストHMは標準の設備や断熱材、構造が良いですね。
タマホーム・レオハウス・アイウッドの中ではレオハウスが一番安かったです。
標準で他にはないレベルの設備が付いてきます。
ただ、豪邸のような床面積55坪ぐらいのモデルハウスを見た後に自分の家の図面を見ると少し悲しくなりますね（苦笑）