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高密度住宅は住宅メーカーの完成品ではありませんよ。
各社が防湿フィルムを使用した「密封型ハウジング」のしっかりとした「評価」各回答者がいうように定まってはいません。
わたしも多くの疑問を感じています。
むしろ「密封型ハウジング」はかなり疑問が多く、この工法は「あなたと建物が健康であること」という目的より、温かい!経済的!といったまるでエサを撒いている釣り人の作戦といった気がします。
これらの工法の特徴は一言でいってしまいますと、悪口になってしまうかもしれませんが、「ビニールハウス工法」と呼ばれるものです。
ポリエチレンフィルムで床、壁、天井ょすっぽり覆うため確かにすきま風は入りませんし、断熱効果は非常に高いと言えます。
しかし反面「計画換気が建物の寿命を決する」と言われるほど換気が大きなカギとなります。私が見るところ残念ながら計画換気を十分理解している国内の業者は殆どいない
と言えるほど、ひどい建物が殆どなのです。
ビニールハウスと言う室内の湿気を換気扇で排出するから大丈夫というのが業者の言い分なのですが、換気口の取付や開口部の位置などは正直お粗末なものが多く、これが日本のメーカーのレベルなんだな、と思うばかりです。
過去数年に渡り、住宅調査のため北欧の住宅を見て回りましたが、北欧圏のある国は「密封すれば湿気は当然起こる」という逆の考え方で家を建てていたことを思い出します。
室内に水道管を縦の格子状に回し(結露帯を作っていました)、水道管に水滴が一杯出きるようにし、水滴が一箇所に集まりように工夫されており、完成度の高い住宅性能を目の当たりにしました。
繰り返しますが、日本の計画換気等というシステムは、高気密高断熱、24時間換気システムの命綱です。そして考えてみてください。高気密高断熱24時間換気システムがあなたと建物の健康を守ってくれるのか?と。
高気密高断熱とはあなたがビニールハウスで暮らすことを意味します。(本当に家族が健康でいられると思いますか?。)
24時間換気システムは、「住む家族に換気による健康を与えるのではなく、建物のダメージを少なくする」だけだと言うことです。
結論として現在の日本の住宅は、本当に信用できる工法を模索中なのです。(つまり実験中と言うことです)
個人的なアドバイスとして、「日本の住宅に多くの夢を持つべきではない!」というのが私の意見です。(ごめんなさいね)
100点満点の住宅はありません。
しかしメーカーの営業マンの知識の無さと、新工法の文化の低さには大きな期待は禁物だと思います。
ダメだダメだばかりが目立ってしまった回答になってしまいましたが、建築の世界の1人としてネットでは本当のことを言いたくて書き込みました。
長々と申し訳ありませんでした。
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