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いろいろ聞いていると、ハウスメ−カ−と地場工務店を比べると、展示場やテレビCMなど
経費がかかる大手ハウスメ−カ−の方が高くなるという理由はわかります。
でも、ロ−コストメ−カ−も、しっかりテレビCM流しているし、下請け工務店に丸投げしていますよね。
だのに、なぜ安いの??
[スレ作成日時]2005-10-07 13:38:00
いろいろ聞いていると、ハウスメ−カ−と地場工務店を比べると、展示場やテレビCMなど
経費がかかる大手ハウスメ−カ−の方が高くなるという理由はわかります。
でも、ロ−コストメ−カ−も、しっかりテレビCM流しているし、下請け工務店に丸投げしていますよね。
だのに、なぜ安いの??
[スレ作成日時]2005-10-07 13:38:00
137さんと同じく,勉強になるなーと思いながら見ています。
もう契約をしてしまいましたが 価格 ローコスト以上大手以下の工務店です。
しかし ここを見てると 構造はどうなんだろう?とおもってしまいますね(汗)
二階床は28mの12m・・って響くんですか・・・。
壁は4寸集成材12mmの構造用合板だからギリギリですかね?
候補だった ダ○ワがけっこう 叩かれていたので,ちょっと気持ちがひいてしまって
工務店に傾いたのですが どうだったのかな〜なんて今更思ったりします。
二階ひびくなら なにか入れた方がよさそうですね。今なら間に合うかな・・
音というのは、空気が振動して伝わるので、音の振動自体を抑えるか
振動した空気を抑えるか、代表的な予防策としては二つ考えられます
最初の方は、構造材とフローリングの間に防音材を挟むことです
後の方は、二階の床と一階の天上の間に防音材を挟むことです
簡単な話、普通は入れない一階の天井裏にも、断熱材を入れる方法です
音に関する問題は、個人差が大きく非常にデリケートな問題なので
どちらが有効か判断するのは難しいです
それから、同じ響くにしても、間取りによってずいぶんと違いますよ
例えば、風呂や洗面所の上が響いてもあまり気になりませんし
一方、リビングの上が子供部屋で響くとなるとやはり気になると思います
ただ声が聞こえるようなことはなくて、ドカドカと歩く音やガタンとドアを
閉める音などです。
142続き
施工とは関係ない簡単で有効な方法に、厚手のカーペットを敷くことがあります
ネットで探すと防音効果のあるカーペットが見つかると思います
>12mm構造用合板は透湿性能が低いので防湿層は必要ですね。
同感です。
壁内の排湿性能は木造住宅の耐久性のキモですから、12mm構造用合板など
透湿性の低い壁材を使う場合は気密性を高めて吉ですね。
>12mm構造用合板は透湿性能が低いので防湿層は必要ですね。
>壁内の排湿性能は木造住宅の耐久性のキモですから、12mm構造用合板など
>透湿性の低い壁材を使う場合は気密性を高めて吉です
意味がわかりましぇん。
もう少しわかり易く説明してもらえたら嬉しいです。
>>141
自分の書き込みを読み返すと、皆さんの質問に答える為に、構造の事を色々と書きすぎた気がします。>>116に書いたような基準は、耐震性から見た私独自の基準であって、家の耐久性ではありません。
余談ですが、平成8年の建設白書に日本の平均寿命は26年と発表され、それを利用して一部のHMが、20年以上経った家はもたないとの理由で、建て替え需要を促した事がありました。
これは説明がおかしくて、何らかの理由(一番は生活様式の変化で家が狭くなった為の立替)で建て替えられた家の年数の平均でしかありませんでした。だから、家の耐久性が無くなった為の建て替えは欠陥住宅ぐらいしかなく、日本の家の耐久性を表したものではありません。
同じく平成12年建設白書のデーターでは昭和26〜45年まで(当時で築30年〜50年)の20年間に建てられた家の現存率が50%を超えているそうです。
だから、真面目に作られた家なら、構造や工法、部材によって耐震性等の性能には差がでますが、それが直接、家の耐久性に比例しません。たまたま、私が耐震性で説明する時のものさしとして説明している事も、耐震性をあまり気にしていない人にとっては意味の無い基準でしかありません。
だから、大手、ローコスト、地元工務店等どこに依頼しても、真面目に建て、定期的にメンテナンスをすれば、普通に長く住むことはできます。
だから、構造の事は気にしすぎる必要は無いと思いますよ。
>>146
構造用合板は湿気を通しにくく、それに対して室内側の石膏ボードは比較的湿気を通しやすいのです。室内側の壁を通り抜けたり、単純に隙間から壁の中に入り込んだ室内の湿気が、外壁側の構造合板に阻まれて壁の中に取り残される事があります。そういった水分が冬場温度の低い外壁側の構造体で内部結露が起こり、場合によっては構造体を腐らせたりもします。
145さん147さんは、こういうことを防ぐ為に室内側の壁に防湿層や気密を高めることで、壁の中に室内の湿気が入らないような工夫が必要とかかれています。
壁内の湿気に対しては二つの考え方があり、水分が入りやすく出やすい構造にする場合と全く壁内に水分を入れない構造があります。一般的に軸組みは前者、2×4等の構造用合板を多用するところや、高気密高断熱を売りにしているところ後者ですね。
どちらが正解というわけでないので、建てる会社の考え方と理論が正しければどちらでもいいような気がします。
以前と違い24時間換気が義務化されたおかげで、室内に湿気が溜まることは少なくなり、壁に中に湿気が入りにくいです。また、構造用合板を使用しても、普通に防湿性能の高いビニルクロスを使用すれば特に問題は起こりません。
ただ、知識が無く、構造用合板を使用しているのに、室内の結露対策として透湿性能が高いクロスを使用しているようなら、問題はありますよね。
珪藻土でほぼ解決。2mm程度の塗り厚で驚く程水を吸い込む。
この間霧吹きで湿らせてみてびびった。相当水分を含ませても表面からどんどん乾く。
全体をまんべんなく湿らせることは、バケツで水でぶっかけないと不可能だと思う。
窓の結露も皆無。断熱性能も若干あるらしい。
やっぱ三毛猫の勤めている積水に頼むことににしたよ・・
>>150
珪藻土とは粒子に小さな穴がたくさんある構造なので、質量に対して比較的多くの水分を保持できるのが特徴の土です。基本的には活性炭と同じようなものですね。
産地によって吸放湿率は違いますが、限りなく細かく砕いた状態で、24時間じっくりとテストした結果では、質量の3〜10%ぐらい水分を吸収したり放出したりするそうです。ただ、内装材にされるものには、接着剤を混ぜたために、穴がふさがれて能力が落ちているものや、単純に内装材にする為の混ぜ物がされているので、比率(通常珪藻土の割合は数%〜数十%)が低い為に能力が落ちています。
だから、結露防止のものではなく、本来は壁の質感や雰囲気を楽しむものです。
普通に木材でも同じような効力はあるので、内装に木材を多用した方が調湿能力は高いでしょうね。
あと、当たり前ですが透湿性能が高いので、水分をかけたりすると下地材や壁の中に水分がしみこむので止めた方が良いですよ。
>>151
私は木造軸組みがあまり好きではありませんが、積水や住友の木造軸組みはよく研究され考えられた構造になっていると思います。
構造に拘りがあるのでしたら積水は良いと思いますよ。
良い家を建ててくださいね。
珪藻土については、ちょっと大きな(…かなりいい加減な表現でスミマセン)建売屋さんで、
湿気を吸うということでクローゼットの壁に使われていました。
展示場HMよろしく、霧吹きで水をかけて速乾性をアピールしていました。
ナショナルの製品だとおっしゃってました。
パナさんのカタログにあh珪藻土でも稚内のもので吸湿性が優れているように記載されています。
珪藻土壁材とエコカラット・・性能面、価格面でどちらが有利でしょうか?
調湿性能は互角と見ていたのですが、珪藻土壁材は混ぜものが入りますので
ほとんど調湿能力の無いものを掴まされる可能性もあったりするのですか?
中越地震から1年ということで、TVでその後、現在の暮らしを放映していました。
一人暮らしのお婆さん宅は建って40年、住めない状態になり危険な家でしばらく暮らしていました。
娘さんから同居の提案もありましたが住み慣れた土地を離れることが出来ず、建て直しを希望するものの
年金暮らしで資金繰りは厳しく(県から100万、国から300万の援助は出るが
300万は解体費用で新築費用には使えない)農機具を格納する倉庫500万を建てて住むことにしたそう。
新潟の寒い地域で倉庫に住むなんて…ご老体にはさぞかしきついかと…
…これから建てる家は大地震に耐えるのは当たり前でその後住める家…と思いますよね…貧乏だからこそ…
一方では、新築間もない家で少し手直しすれば十分住めるのですが
地域全体が土砂崩れの心配があってそこには住めない…
現在の残債をかかえながら新築するにはまた2000万のローンをかかえなければならないといって
頭をかかえていらっしゃいました。
ハイムさんなら家、移動してもらえるかなぁ…
最悪なこと考えすぎると家なんていつになったら建つのかと思いますが、考えますよね…
>一方では、新築間もない家で少し手直しすれば
> (略)
>頭をかかえていらっしゃいました。
結局、地震保険付けてもノーリターンなんでしょうかねぇ。
この方が付けてたかどうかわかりませんが。
>>154
パナホームのHPを見たら、自然調湿と言う名前で、とても興味深い実験結果を宣伝してありました。
内容は一般の水分を通さないビニルクロスの部屋と、珪藻土0.5面、残りは水分を通す透湿クロス、下地はどちらも調湿石膏ボードを使った自然調湿仕様の部屋で湿度の変化を実験しています。
具体的には室温20℃の一定、外気0℃湿度80%、換気量20㎥、室内空間32.4㎥、出窓2P(0.5面分)、この状態で一時間に500ccの水蒸気を連続4時間発生させ、8時間止める。これを繰り返した実験でした。
結果はグラフから見ると、変化速度はどちらも同じで最低湿度(40%)もほぼ同じ、違いは最高湿度が一般の部屋では80%、それに対して自然調湿の部屋は70%と言う違いだけでした。パナホーム曰く、快適湿度は40〜70%の間なので珪藻土を使用した自然調湿の部屋は快適に過ごせるそうです。
これは、科学的に説明しているようですが、よく考えると珪藻土がほとんど役に立っていないことを本当は証明しています。
パナホームの珪藻土は吸放湿性能が高く質量の15%も水分を保持できる高品質なものだそうです。一般的に珪藻土とはこのように水分を多く保持でき、155さんが書かれているように、表面積が大きいから浸透も速く発散も速いはずです。
ところが、実験データーは湿度の変化速度は変わらないですし、最低湿度も同じです。
唯一の違いは最高湿度の10%の差ですが、これも簡単に計算すると珪藻土のおかげとはあまり考えられません。なぜなら、室温20℃での10%の差とは55ccの水分の差でしかありません。
500cc発生させた水分はどこに行ってしまったのでしょう?
それは室内の湿度が40%から70%に変化したので空気中に168cc、外気との換気で267ccと合計435ccと大半は室内の仕様とは関係無い要因です。
問題の差がでた55ccは室内の仕様が要因です。ただ、パナホームの説明からするとパナの珪藻土は高品質で自重の15%も吸放出するのですから、360gの珪藻土があればいいはずです。でも、施行は壁面0.5面施行されています。
本当の原因は透湿性の高い壁紙のおかげで壁の中に浸透したのが主な理由です。
パナの注意書きに『効果の確認を行う為、実生活より厳しい条件で評価』とあるように水蒸気の発生量が400cc以下だと差が出なかったのでしょうね。
本来このデーターからわかるのは換気の重要性で、普通に生活する分には珪藻土はあまり役に立たないという事だと思います。
因みにこの部屋の湿度70%の時に、窓ガラスの表面温度が14℃以下なら理論的に結露します。結露に重要な事は換気と窓ガラスの断熱ですね。
>>154
おもしろいデーターを紹介して頂いた為に説明が長くなってしまいました。
それを踏まえて解答します。
>湿気を吸うということでクローゼットの壁に使われていました。
これは珪藻土が吸湿しているのではなく、透湿性が高いので壁の中に湿気が出て行っただけですよ。もっと安い透湿性の高い安いクロスを使えば同じ効果があります。
>展示場HMよろしく、霧吹きで水をかけて速乾性をアピールしていました。
このテストの意味が私はわかりません?
吸湿性をアピールしたいなら、秤の上に珪藻土を塗ったプレートのサンプルを置き、霧吹きで水をかけ、表面が乾いているのに水分量だけ重量が増えている事を示せばいいはず?
放湿性なら室内の湿度が重要なので、湿度が低ければどこに吹きかけても乾燥しますし、湿度が高ければ放湿してはいけないので…?