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家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
寝過ぎると立ちが悪くなるぞ。
どっか脳に異常があるのでは?
眠れるのは若いってことじゃない?
四捨五入したら四十なのに?
四捨五入で30でしょ。
四十
三十です
そういえばさ、そろそろでべの結婚記念日じゃね?
革婚式おめでとさん♥
丸三段腹年?
文化の日だったね~懐かしい~☆
昔はさ~
三年小梨は去れって言われたのにねぇ~
いつの時代だよ、笑
>>42295-42298の続き
「占いで物事を決める」
清原は確かにそう言った。
ならば、中村さんは陰のキーマンだ。
関係を築いておく必要があると思った。
わしの性格の鑑定を聞いたあと、阿波野に話を振ってみた。
「おまえも見てもらえよ」
「え?なにをですか?」
わしは中村さんに話しかけた。
「こいつはですね、仙台に彼女がいまして、今遠距離恋愛してるんですよ。結婚したいらしいんですが2人の相性はどうなんでしょう?」
「ちょっとでべさん、いいっすよ。勘弁して下さいよ」
「いいことないだろ。あらかじめ知っておけば危険を回避できるじゃないか」
「あら、でべろっぱさんいいこと言うわね。占いを活用するっていうことはそういうことなのよ。阿波野さん、見てあげましょうか?」
ここで阿波野が断ったら、わしの思惑が台無しになる。
テーブルの下で足を蹴った。
「ほれ、見てもらえよ」
「じゃぁ、お願いします」
阿波野は頭を掻いて苦笑しながら自分と彼女(今の嫁)の生年月日を紙に書いた。
暫くして鑑定の結果が出た。
「相性はそんなにいいとは言えない。奥さんが旦那さんの運気を吸い取る関係にある。結婚すると阿波野の運気が落ちる。特に仕事運、健康運が落ちる。阿波野は結婚後、病気に注意」
要約するとこんな感じだった。
「う~ん」
と腕組みする阿波野の横でわしは吹き出してしまった。
「中村さん、ありがとうございました。私が責任を持って阿波野の結婚を止めさせます」
テーブルに手をついて中村さんに頭を下げた。
中村さんが笑った。
「お前もな、あのブッサイクな子はもう諦めたらええねん。東京になんぼでもええ子はおるやんか。中村さん、こいつの彼女、ほんまブッサイクなんですわ」
「あはは。酷い先輩よね~。いつもこんなこと言われてるの?」
中村さんが大声で笑った。
清原も笑った。
空気が一気になごんだ。
「でべろっぱ君は関西か?」
笑いが収まると清原が話しかけてきた。
わしが急に関西弁になったのを彼は聞き逃さなかったようだ。
「大阪です」
「僕は宝塚だよ」
「えっ!?」
「大阪のどこよ?」
「近鉄のA駅です。清原さんは?」
「阪急の逆瀬川や」
「ほぉ。完璧な標準語だから分かりませんでしたね」
「君も言葉じゃ分からんな。大学は東京だったんだろ?」
「いえ、大阪です」
「国立?」
「はい」
「どっち?帝大のほう?」
「はい」
「帝大出身のヤツは社会に出ると意外と使えないよ。むしろ早慶出身の方が伸びる」
なんや、こいつ?
わしはカチンときた。
清原にどうしても聞いておきたいことがあった。
どうしてライオンズ社に入ったのか?
偶然大学の話になってチャンスが巡ってきた。
「そういう清原さんは早慶なんですか?」
「僕はね、アメリカの大学だよ。●●州立大学」
「留学されたわけですよね?」
「留学?そんな生易しいもんじゃないよ」
彼の話はこうだ。
自分は幼いころから変わっていた。
物はずけずけ言うし、イエスノーをはっきりさせてオブラートに包むということをしない。
日本人的な曖昧さが大嫌いで常に白黒をはっきりさせる。
人の意見に左右されるということがなく、自分の意思を貫く。
あるとき、学校の先生に言われた。
「君は日本ではやっていけないよ。留学して外国に住んだら?」
しかし家は貧しかった。
留学する金はない。
彼は神戸の港に行き、アメリカ行きの貨物船に乗せてもらった。
運賃は取らない代わりに、人としての扱いはしない。
荷物として運んでもらった。
当時はそういうことが出来たらしい。
アメリカに渡って働きながら大学に通った。
仕送りなんか一銭もない。
学費、生活費は全部自分で稼いだ。
死ぬ思いだった。
卒業と同時にライオンズ社に入社した。
志望の動機は将来性があると思ったから。
その後トップに上り詰める。
アメリカと日本を行き来する生活が続いたが、退職後奥さんの希望により帰国。
今の家に住む。
子供ふたりは日本に住んでいるが、実家には近寄らない。
どうやら清原氏は子供やその配偶者、孫にまで好かれていないようだ。
最後に遠い目をしながら清原が言った。
「アメリカに行ってアメリカの企業に入ってよかったよ。向こうは本当の成果主義だ。日本の企業風土だったら僕はダメだったね。一生うだつが上がらなかったよ」
アメリカの菓子屋もやっぱなんちゃってバターとか人工甘味料とかわさわさ使い儲けてんのか?
一生うだつの上がらない人、おはよー?
ケーパパさんより手強い!?
その清原さん、やっぱり凄い。
自分なら無条件降伏して懐に入りたい。
気に入られてから事を動かす事を考えるかも。
阪急逆瀬川ってまぁまぁいいとこのボンやんか!
じじぃけっこう話盛ってるな。笑
くだらん
盛りすぎ。爆
時代が違うから。みんな貧乏な時代だったんだと思う。
60年ぐらい前の話だよね。
>帝大出身のヤツは社会に出ると意外と使えないよ。
その通り。笑
日大って「整列」すごいよね。
間違えた「集団行動」だったよ。
で、今後清原ジジーと激しい攻防がはじまるのかぁ、、、
どーなるねん?
気になるねん!
続きはWebで♪
えっ!
契約書は受け取ったし、清原氏の情報も思いのほか取れた。
収穫の多い訪問であった。
翌日出社してすぐ、阿波野にレポートを作らせた。
夕方、課長に報告するためである。
課長に報告する前にわしが目を通した。
阿波野のレポートはよくできていた。
・清原氏の人物像
・契約書に署名捺印する際のやり取り
・日本からアメリカに渡った経緯
・ライオンズ社にいたこと
・中村さんの存在
・占いで様々なことを決定すること
等々。
最後に
・バッファローズ社野茂元会長と親密な交際あり。年賀状にて確認済み。
とあった。
しかし、わしはこの項目を削除させた。
「なんでですか?」
「分からん?」
「はい」
「この話を課長が聞いたらどうすると思う?」
「すぐ部長のところに行くでしょうね」
「だろ?そうやって話が上がっていって、アッいう間に社長の耳に入る」
「そりゃ、そうですけどね。うーん・・・」
阿波野は納得していなかった。
「でもどうするんですか?こんな話を報告しないのはマズイですよ」
「おれには考えがある。まかせとけ」
阿波野は無言でわしの目を凝視した。
「おれは野茂氏の件だけは絶対誰にも言わない。嫁にも言わない。おまえも絶対に口外するな」
イエスともノーとも言わず阿波野はわしの目を凝視し続けた。
真剣な眼差しだった。
わしはその視線に耐え切れず目を逸らした。
嘘だった。
「考えなんかねーよ」
心の中でつぶやいた。
とりあえず今の段階で会社に報告するわけにはいかない。
ここで会社が知ったらどうなるか?
阿波野はなにも分かっていない。
これからどうすればいいのか?
自分にも分からない。
ただ、阿波野がなにも分かっていないことだけは、はっきりと分かっていた。
おめ小説家やな?(´;ω;`)
んだ☆
早く読みたいな。
今日終わるのは無理じゃね?
今日で終るの?
引っ張っていこう!
ラジャー(^з^)-☆
もしかして、策士策に〜ブクブクブク??
策士策に溺れる? 笑
策士=デベorジジー?
あとひと月は続く。
小説だけど、ドキュメンタリーなんだね。
あ・間違えた( ̄▽ ̄)
策も無くブクブクブク??
後輩くん、踏んだり蹴ったりな気がするのはあたいだけ?
んだんだ
よくある話だね。(笑)
んだな。笑
契約時に印鑑証明渡さないもん(笑)