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家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
店に着いた。
注文を終えて早速話を聞いてみる。
「あの家に一人ではいられない。大阪ももうイヤや。オニイの近くにいたい」
妹はそう言った。
その気持ちは分からんでもなかった。
しかし説得せねばならない。
「とにかくいっぺん大阪に帰り。じーちゃん、ばーちゃんと話せえや」
「イヤや。一回大阪に帰ったらもう二度と東京には来られへん。」
「別に今でなくてもええやん。美容学校を卒業して、美容師になってから東京で就職したらええやろ?」
妙に長い時間沈黙があった。
「うち美容師になられへん」
ボソっと言った。
「なんで?」
「うち、左利きやねん」
涙が浮かんでいた。
その後、いろいろ話をしたが妹の決心は変わらなかった。
わしも腹をくくった。
わしが妹の保証人になる。
アパートが見つかるまでわしの部屋で一緒に寝泊りすることにした。
しかし、この件を大阪の実家に報告せねばならない。
妹は自分で電話するのは嫌だという。
またひとつ気の重い仕事が増えた。
続きは明日です。
昔の竹下通りはタレントショップがあった、そのころの話かい?(´;ω;`)?
歯列矯正も頭がおかしくなるかセンコー様に聞いてみたら?
あんたの即レスには頭が下がる(T_T)
タレントショップはバブル時代の話でしょう?
どう考えても違うと思う。笑
むーみんさん!
どーでもいいチャチャレスやめて下さい!
まーさん、かわいそう。
でべの実話って、なぜか平成の話には聞こえない、昭和40~50年代のような。
そこがイイんだね。
>「・・大阪ももうイヤや。オニイの近くにいたい」
こんなこと言われたら兄としてはしょうがないな。
余談だけど、むーちゃんのKYな書き込みが、、、さすがむーだ!
家について実家に電話した。
最初ばーちゃんが出たが、じーちゃんに代わってもらった。
こういう話は男同士の方がいいと思った。
さっきの話を説明する。
大阪に帰る気はないこと、美容学校は辞めること、左利きの件、わしが保証人になってアパートを借りる件など。
一通り聞き終えて、じーちゃんは長い時間沈黙していた。
ため息が聞こえた。
「それでマーは元気か?」
やっと搾り出したのか、ガサついた声だった。
「うん。元気よ」
また沈黙があった。
「学校にはわし(じーちゃん)が退学届けを出しとく」
「うん」
また暫く沈黙。
「マーは金持っとるんか?」
「そないないんちゃう?」
また沈黙。
「明日の朝、200万マーの口座に振り込む。50万を敷金礼金にあてて、50万で生活用品を買い揃えてくれ。残りの100万は仕事が見つかるまでの生活費や。無駄遣いするなとマーにゆうてくれ」
わしは胸が痛くなった。
今度は自分がため息をつく番だった。
じーちゃん、ステキすぎるやん(T_T)(T_T)(T_T)
そんな話急に聞かされても言葉は出ないよね(>_<)
カワイイ孫のためなら200万は高くないな…
いつかこうなる事をじーちゃんは予想していたのかも?(T_T)
じーさんカッコいいじゃん!
娘(孫だけど)の好きにさせてやる、男だね。
でべろっぱ、話の続きを待っている。
美容学校卒業したらあげようと思っていた200万なんじゃね?
爺金持ちだからね☆
これは今から10年前の話だよ。
我ながら思う。
振り込め詐欺みたいな話やね(^o^)
続きはもうちょっと待ってね(^-^)v
【部屋探し篇】
その日から妹との共同生活が始まった。
まず新品の布団を買った。
それを妹用にして、6畳の部屋に並んで寝る。
わしが出勤している間、妹が掃除洗濯をこなす。
帰ると晩飯が用意してあった。
「こんな生活も悪くないな」
そう思い出した。
しかし、困ったことが起きた。
妹がいるとAVが見れない。ニーオナができない。
当時付き合っていた彼女とは週末にしか会えない。
20代前半の男に5日間の禁欲生活は辛い。
わしは風呂場でニーオナせざるを得なかった。
土日になっても妹はひとりで外出することはなかった。
わしはSEXしたさに、妹をひとり部屋に残し、彼女に会いに行った。
早くアパートを探さねばならん。
妹の課題はわしの喫緊の課題でもあった。
妹の希望は「とにかく安い部屋、場所は問わない」
部屋探しは足を棒にして歩いても効率が悪い。
わしはこの条件で系列の仲介会社に探させた。
アッという間に幾つかの物件が挙がってきた。
その中で一番よかろうと思われたのが恵比寿の部屋だった。
ガーデンプレイスのちょっと先の住宅街にある。
一階に大家さんが住んでいて、別階段から二階の部屋に上がる。
4畳半一間、風呂なし、トイレ、洗面所共同。
記憶は定かでないが家賃は3万程度だったと思う。
女の子としては「風呂なし、共同トイレ」はきついかも知れないが、家出してきた身分で贅沢は言ってられない。
銭湯が近いから、良しとした。
わしがこの物件を気に入った理由は一階に大家さんが住んでいること。
大家の玄関を通らないと別階段に行けない。
通れば必ず誰かの目に触れる。
普通のボロアパートに比べたら、セキュリティ付きみたいなもんだ。
場所も恵比寿だから、どこに行くにも便利で交通費が安くあがる。
ここに決めた。
明日は仕事探し篇です。
まーの股間は卒業したんやな。笑