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家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
わしは妹に担がれたんだろうか?
確かにいきなり「紹介する」と言われたら断ったに違いない。
遠くから観察しろと言うので、ひとり寂しくカウンターで飲んでいた。
30分ぐらい遅れて骸骨が来た。
わしの第一印象「写メよりブサイク」
しかし声や話し方は優しそうだった。
妹が「とにかく優しい」と言うのは頷けた。
耳をダンボにして聞いてみる。
とにかくずーーーっとレースの話なのだ。
「しょーもない話やのお」
わしは呆れてしまった。
頬杖つきながら、しょーもない話を聞いていると、遅番の子が出勤してきた。
わしを見るなり
「あーらお兄さん、今日はマーちゃんに振られちゃったのお?やっぱり彼氏には負けるわよね」
と、大声で笑う。
店中がフリーズした。
振り向くと骸骨の目が点になり、顔がこわばっている。
妹とわしを見比べる。口が半開きである。
つまり彼は妹の作戦を知らなかったのだ。
妹も固まっていた。
仕方がないからテーブルに行った。
「マーの兄です」
そう言うと骸骨が飛び上がった。
直立不動で自己紹介する。
「Hと申します。いつもお世話になっております」
90度のお辞儀をして、そのまま動かない。
「はいはい、お話は伺ってますよ」
そう答えると、慌てて名刺を出してきた。
名刺交換をして椅子に座った。
この後、色んな話をしたが、その内容は明日にします。
しかしよ、気安く「お兄さん」なんて呼ぶなや。
わしはおまえのお兄さんちゃうねん(-。-)y-~