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家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
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[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
さて皆さん、「KISS ME PLEASE」のこのジャケ写どう思うすか?↓
http://www.amazon.co.jp/KISS-ME-PLEASE-%E7%9F%A2%E6%B2%A2%E6%B0%B8%E5%...
はっきり言ってダサイね。
今の矢沢とは全然別人のようだし、蝶ネクタイが似合わねー。
韓国映画に出てくるカジノの支配人役の役者かとオモタ。
よってルックスの勝利はわしにある。
「こんなヤツのCDなどどーでもエエわい」とばかりにわしは、プレミアムモルツと亀田の柿ピー片手にステレオの前に陣取った。
しかし1曲目「バイバイサンキューガール」のイントロと共に、わしの傲慢で浅はかでオナPなポーズも崩壊したのである。
1曲目「バイバイサンキューガール」
なんと素敵な曲か。
メロディーはAメロ、Bメロの単純な繰り返しだが、転調とリズムチェンジを駆使して飽きさせない。
ベースがぐいぐいバンドを引っ張り、ギターとピアノが彩りを添える。
アウトロのバイオリンの効果も素晴らしい。
タイトに引き締まった名曲である。
2曲目は「いちいち憎んで」
タイトに締まった1曲目と裏腹にルーズなブルースフィーリングの名曲である。
女に振られて酒で心を紛らわす男の心境を見事に表現している。
このあとの3曲目「ワンナイトショー」で大騒ぎし、圧巻の4曲目「ラスティンガール」に繋げる。
1曲目は2曲目のためにあり、2曲目は1曲目を受けて3曲目につないでいる。
4曲目以降も同様だ。
つまりこのアルバム、1曲1曲が独立して存在しているのではなく、全体で1つの世界を構築するトータルアルバムなのである。
矢沢氏の歌も実にうまい。
「半音下がりの連続転調」なんて荒業は、普通はただの音痴にしか聞こえぬ。
そこを見事に歌いこなしてお~る。
スタイルは「演歌ときどき歌謡曲、ところによっては民謡もあるでしょう」的な天気予報であるが、それがオリエンタルな響きとなって素晴らしい音世界を築いている。
わしはいまだかつて聞いたことが無く、世界にどこにもないオリジナルの音楽と断言する。
わしは思うのだ。
クラシック=芸術ではない。
歌舞伎だって元々は川原敷きでやっていた大衆演劇だったはず。
要は作品の力だ。
力のある作品は年月の風雪に耐えて後世に残る。
残ったものを後世の人が「芸術」と定義するだけの話だ。
この「KISS ME PLEASE」後世に残る芸術品であることはわしが保証する。
芸術の定義を取り違えている淑女は矢沢に犯されてショジョ膜を失え。
オマエが淑女でなくなったとき、始めて芸術がわかるのだ。
ざまあ。