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金額の半分が粗利で、自社施工するわけでもなく地元の工務店に丸投げするハウスメーカーをなぜ選ばれたのですか?
[スレ作成日時]2007-02-22 19:18:00
金額の半分が粗利で、自社施工するわけでもなく地元の工務店に丸投げするハウスメーカーをなぜ選ばれたのですか?
[スレ作成日時]2007-02-22 19:18:00
大手ハウスメーカーにはたくさん穀潰しがいて業界を渡り歩いてる。
工務店の営業は社長のみが普通、穀潰しが一人でもいたら廃業になる。
中途半端な規模で営業がいるH.Mは受注が減れば倒産になるリスクが高い。
零細工務店は家族経営が多い。
縁故以外の常雇の大工などはいないのが普通、注文が無くても人工の出費は抑えられる。
合理的な節約は出来ないが受注数の変動に対しては強いから総合的に安く出来る。
最悪、大工社長が仲間の工務店の下に入り、きざみ等を受ければ良い。
>359
大工さんにも出稼ぎが有るようです。
田舎の大工の人工は安いので雇側は宿泊費を払っても高くないそうです。
柔軟性が非常に高いです。
余裕の有る大工は閑な時にアパートを建築して、アパート経営をしてます。
税金対策にもなるようです。
太陽光もいち早く導入しています。
連日頑張ってるのは、工務店に仕事取られたHMの営業マンか? 笑
貴方の街にもある零細工務店は、新築がなければ既存客や口利きでの
リフォームとか改修やってますよ。それもなければ同業者の応援、お手伝い。
何故彼等に仕事があるか
これ実は仕事量が多いという訳ではない。
同じ規模の新築であっても、ローコストや建売なら二ヶ月
HMなら3ヶ月程度で完工してしまうものを、零細工務店の多くは4ヶ月も
5ヶ月も掛かったりします。
急げと言えば急ぐかもしれませんが、余計に費用が掛かったり
急いだ分だけ仕事が雑になる可能性はあります。
同じ仕事に対して期間が長いということは、それだけ受注が少なくても
経営が成り立つ、経費が極端に少ない工務店ならではの姿。
従業員を雇い営業費が発生している企業では成り立ちません。
何故彼等は時間が掛かるのか
これも零細業者ならではの事で、まず半期毎月の売上目標なども明確には無いので
完工を無理にでも急ぐという事がない。個人業者には自分で課せない限り
ノルマが無いのと同じです。
同様にキャッシュフロー、売上高、生産量などを非常に重要視する
一般的企業の意識でさえ、個人業者にはほぼありません。
客側が工期を急がない限り、本来の現場工程に要する期間でありのまま
悪く言えば、のんびり家を作る。良く言えば足し引きせず手間を掛けた家作り。
営業マンの建てる家とは対極の、職人の建てる家。
工務店の工事をたまに見かけるが間が空くよね。
職人の建てる家って地雷だらけだからなぁ・・・
零細工務店に直接頼むと、ちゃんとした設計図も作らずに無計画で作ったりとかよく聞く。
>間が空くよね。
少人数ですと代わりがいません、疲れるから休んでます。
冗談です、急な修理とか様々な理由が有りますが何もなくても空きます。
材料の下準備等をします、現地でやるより機械も揃ってる工務店作業場の条件の良い状態でやる方がはかどります。
作業は現地の外、室内、工務店作業場で有り、天候などを加味して臨機応変に対応します。
短期で完成させるには作業場の仕事を仲間に頼む事になり自分の仕事が減る事になります。
仲間に支払ますから収入は減ります、時間をかければ自分でやり収入になりますから良い事になります。
大勢の人間でやるほど短納期で出来ますがコンスタントな仕事量で無くなりアイドル時間が増え収入が減ります。
大工手間相場は2万円/日、コンスタントに250日で500万/年になる。
元請けで年1~2棟とリフォーム等で利益が出ればやっていける、300万の利益なら合計800万/年。
危ないのは2代目、人を雇い、借金で規模拡大、300万を2000万の利益にして経営だけで儲けようとする。
浮き沈みが有りコンスタントな仕事量は難しい、調整代が減り、借金を返済出来ずに倒産が多いパターン。
>367
確認申請の要らない地域も残ってますが極僅か。
確認申請図を役所に提出しなければ建築出来ません。
零細のほとんどは確認申請図を作れないか、作る時間が有りませんから設計事務所に依頼してます。
図面が無い事は有りません。
極僅かな確認申請図の不要な地域が有ります、A41枚役所に提出で家が建てられるそうです。
そのような地域では素人のログビルダー等がログハウスを建てています。
>職人の建てる家って地雷だらけだからなぁ・・・
大手の家も職人が建てています、多くは腕のない職人です。
大手H.Mに高高住宅がないのは安定した職人が確保出来ないからです。
4号の確認申請等書類が揃っていれば通る。
>大手H.Mに高高住宅がない
え? 一条は??
ここ以上に性能の高い家を作れる中小工務店なんてほぼゼロだろ
地域により差は有るが図面が無いと耐力壁の位置を示すのも困難。
図面は有るのが常識、図面がなくて通る地域を逆に聞きたいです。
http://www.seinouhyouka.co.jp/construction/file/nikaidate.pdf
新住協の加盟会社。
https://sites.google.com/site/q1masterkaiin/
北海道の高高住宅を目指す多くの会社。
http://t-syou.jp/faq/3515/
価格も安い、棟晶が有名。
新住協の加盟会社をみるとどこもスタッフを抱えてある程度の規模で運営してますね。
工務店に依頼するにしてもこういうちゃんとした会社組織でないとダメだな。
>376
それは違う、具体名を上げるのは無理が有る。
零細はネット等で詳細に宣伝する余力がない。
有る程度の組織でないと宣伝出来ない、気密数値も証明出来ない、人が多いからコスト増し。
玉石混合の中で名も無い玉の工務店、棟梁で施工するのが最高。
地域で捜すしかないから具体名はない。
>376
北海道の次世代Q値1.6w/m2以下の普及率は80%以上有る、他地域は20%程度。
C値等は分からないが北海道には隠れた玉が多いと思います。
http://www.juu-tsuu.jp/topics/T0169.htm
北海道のトップ10。
関東で知られてないメーカーが多い。
積水、住林、ダイワも圏外。
年1棟の零細399社が高い割合で高断熱住宅を建てています。
玉石混合といっても砂利山の中から玉を見つけなくていけないのがこの業界。
果たして探し出せるでしょうか。
>年1棟の零細399社が高い割合で高断熱住宅を建てています。
そう?
残りの複数棟建ててる400社で全体の9割の3800棟くらいやってる。
8割が次世代とすれば、その殆どを複数棟建ててる所がやってるんじゃないかな。
TOP3がハイム、一条、ミサワってことも考えると、北海道でもちゃんと会社組織で運営している所が安全といえるだろうね。
それにわずか年に1万棟も建てていない北海道を例に出されても大半の人には無関係。
>381
80%は建売も含む。
調べる方法が無いが低レベルの断熱は建売が多いようです。
注文だけに限定すれば90%以上有ると思います。
一条は最近伸びた。
関東で知られてるメーカーは札幌等への転勤組が多いと北海道の地元民のレスが有り、馬鹿にしてました。
北海道はデータが多いから使用した。
住宅の多くは地域性が強い、地域以外では大半の人には無関係。
地域で地域に有った住宅を建てる玉を見つけるのが良い。
ゆえに全国一律の積水は北海道では馬鹿にされ売れない。
北海道セキスイハイムもミサワホーム北海道も別会社で北海道地域に対応してる。
>調べる方法が無いが低レベルの断熱は建売が多いようです。
それは何とも言えないでしょうね。
北海道という地域で考えれば建売りも高比率で高断熱であっても不思議ではありません。
そんな中ハイム、一条、ミサワといった全国展開しているTOP3を筆頭に上位が高断熱を手がけていると推測するのが正しい評価でしょう。
ましてや高断熱が20%と低い他の地域では正に砂利山から玉を見つけるという表現が適切でしょう。
そんなことよりも、大手である必要はありませんが会社組織としてしっかりと運営している所を選ぶのが良い選択です。
寒い地域と暖かい地域ではQ値の値は異なります。
沖縄で暖房のために、むやみに断熱をするのは愚かです。
>>386 匿名さん
別にSハウスを推してるわけではありません。
大手であろうが地場であろうが、組織がしっかりしている所を選ぶことをオススメしているだけです。
特に高断熱となれば砂利山から玉を見つけ出さなければならないようなリスクを敢えて負うことはオススメできません。
ダッメなのはSハウスだけでは有りません。
北海道の地域に対応してなければ駄目です。
ハイム、ミサワは北海道仕様で気密を上げてます、一条は当然。
リスクは有名無名、大手、零細に関わらず有ります。
>>388 匿名さん
リスクは当然ありますが、どちらがより低いかという選択です。
倒産リスクを考えるならば大手の選択が正解でしょう。
高断熱を重視するなら先にも紹介のあった新住協などの会員のHPなどを参考にするのも良いでしょう。
しかしながら砂利山から玉を探すのは余りにもリスクが高すぎオススメできません。
リスクは倒産だけではない。
まさかSハウスにリスクが有るとは気が付き難い。
どちらがリスクが高いと簡単には言えない。
安い零細を選ぶ時は注意して検討するから施主によってはむしろリスクは少なくなる。
スレ主旨にも有るように最初からハウスメーカーにはボッタクられている。
有名税を払ってるのだから良い家が出きるのが当然と思い込む、事実は違う、リスクじゃないの?
「有名税を払ってる」は「高額のお金を払ってる」の間違い。
稼ぎ有気で決めざるおえないんだろうから、地場やローコストメーカーで建てなよ。よく身の丈っていうからね。
北海道は工務店の最後の聖地だけれど
来年あたりから徐々に陥没する
ちゅうかもう陥没し始めてる
頃合い見計らって廃業するのが零細の賢い選択だよな
>>390 匿名さん
リスクが倒産だけでないのは当たり前のことです。
ですから高断熱のリスクについて考えれば、新住協などのHPを参考にしてリスクを少しでも回避することが賢明です。
何も砂利山から見つかるとも限らない玉を探すのは余りオススメできません。例えそれが玉だと思っても、実は単なる石ころだったなんてリスクも高いのですから尚更です。
よく大手はぼったくりと言う言葉が出てくるのですが、単純に何故だか理解できません。
<<397さん
大手HMの営業マンや周辺担当者と打ち合わせをしてみるとわかりすが、背広を着て真面目なように見えるだけで、中身の住宅に関する経験知識は非常に少ないです。悪い人たちではないですがそれだけの能力です。
実際にあったことですが、家が完成後エアコンが故障して連絡すると、営業マンや所長や本社の部長が入れ替わりやってきて挨拶をしていくだけで一向にエアコンは直りませんでした。しょうがないので、近所の電気屋さんに連絡して来てもらったら、その場ですぐ直りました。
大手HMの価格は、工務店+大手HMの全経費、工務店の価格は工務店のみです。
また、よく大手HMの利点はマスメリットといいますが、逆に人件費や広告費がかなりかかっていて思ったより、マスメリット効果はありません。もともと家は工務店が作っていたものです。
大手は自社で建材を作ってたりするから、中小工務店とは部材のコストが全然違う。
安かろう悪かろうなら中小工務店の方が安くなるが、いいものを使おうとすると下手すると大手の方が安くなる。
そうでしょうかね?外壁は大手HM独自のものですけど、その他のキッチン、風呂、窓で自社製品を作っている大手HMもありますけど、必ずしも良いものとは言えないと思います。やはりリクシルとかクリナップの商品の方がグレードも高いですし商品も使いやすく良いものが多いと思います。
また、一番困るのはHM独自の商品は壊れた時にそのHMを通すしかないわけです。ある大手HMで聞いたところ、結構窓の部品が壊れると聞いてびっくりしました。その度ごとにHMに連絡して直してもらうわけです。普通のリクシルなどの窓の鍵は壊れるでしょうか?
実際、近所でも大手HM施工の家ですがしょっちょう家の部品壊れたとかでHMを呼んでいます。よく壊れるような商品が良い商品でしょうか?安いだけで品質もイマイチなのはどちらでしょうか?施主の希望でリクシルでも何でも選べる工務店の方が、高くても良い商品を使っていることになります。
最近の大手HMでは、今までならばデキる非正規社員が来てくれると喜ばねばいけないのに、自分達よりデキのいい人間を受け入れないという村社会的会社がかなり増えてますね。 正社員が優利な立場でいられるように、わざと素人を雇ってますね。
また今後大手HMもリフォーム重視にならないと会社を維持していけないと思いますが、リフォームは価格重視なので、大手HM
もコスト削減で、ますます素人化がすすむでしょうね。
大手HMの独自工法は、将来のリフォームの際に困ることになる。割高だったり時々会社が無くなっていたりして問題だらけ。結局は在来軸組みとかツーバイ、重量鉄骨などのオープン工法で建てる方が長く使える家になる。独自工法はダメだよ。
これからの大手も生き残りに必死になるよ。
CMやネット情報に踊らされてた消費者も年々減って
本質を見抜く消費者を相手にせざるを得なくなる。
そこで工務店の出番、とはならない。
覚めた消費者から見れば工務店なんて道具にすぎないから。
消費者が使うんじゃなくて、大手に使われる道具ね。
その上で輸入を上手に操る大手、工法の良さで勝負できる大手などが生き残る。
不動産業(土地)と建築業(建物)の境界もなくなってくるから、土地を操れない大手も脱落する。
それでも施主を相手に仕事をしたいのであれば、
リフォームで名を上げるしか道は残されていないんじゃないかな、中小工務店の場合は。
しかし、それもいばらの道だって気づくのに時間はかからないだろう。
外人部隊を上手に操る大手が現れるよ。
材料とかを安く手に入れる等では変わらない。
そんな事で変るなら既に変わっている。
道具の工務店を使ってる限り、大手は工務店に勝てない。
工務店不要の方法を作り出したり。
住宅は人件費の塊、人件費を減らしコストを下げたH.Mが生き残る。
>>407
・材料を安く仕入れる
- 原材料を海外で直接調達
- 建材は可能な限り海外工場で自社生産
- 他社から買うものも機種を絞りボリュームディスカウントを最大限に効かせる
・人件費を安くする
- 図面作製等、必ずしも日本でやらなくてもいい作業を海外にアウトソース
- 海外の工場で出来る限りの組み立てを行い、人件費の高い日本での作業を減らす
- 業務を徹底的にマニュアル化(誰でも出来る化)し、安い人材を使いこなす
- 値引きや特別対応を一切無くすことで、客との折衝時間を減らす
・宣伝費を減らす
- 雑誌、新聞、テレビに広告を出さない
既にこんなハウスメーカーは出てきている。
釘を打つ場所まで印が書いてある状態で日本に部材が届くらしいw
こんな処で零細工務店へ誘導しても無駄。また発想回路も。
結局建売みたいな家が一番住みやすいし安くて早く出来るのでハウスメーカーにしました
リフォームも人件費のウエイトが高いです。
人件費の高い大手が手を出す、分野では有りません。
そうそう、リフォームまで手を出されたら大変だから。やめてほしいよね。
大手の製造原価削減方法は上の方にも書かれているように多彩だし、
戦略的に仕掛けてくるから中小は太刀打ちできません。
大手がリフォームに目を向けないように祈りましょう!
大手のリフォーム費用って工務店の倍だよね
それでも仕事取れちゃうんだから、大手の営業力って本当にすごいと思う
>>418
いい気構えですね。頑張ってリフォームに励んでくださいな。
ついでにひとつだけアドバイスしちゃいますが、
大手の悪口をテキトーに書けば中小に目を向けてもらえるってな甘ちゃんな考えではね、通用しませんよ。
バブル前後に発足したハウスメーカーは、30年間不景気で毎年コンスタントには新規採用できていません。当時30才前後で入社した人ももうすぐ60才定年です。ハウスメーカーはこの世代のノウハウでナントカ住宅業をしてきましたが、その次の世代がいません。もうすぐ素人集団組織になるでしょう。
>420
ボッタクリ被害者を減らしたいだけですよ。
零細はボチボチ仕事が有れば良い。
多くてもこなせない、外注しても儲からない。
外注で儲かるようにすると規模拡大に走り、最後はドボン。
大工手間として地道に稼ぐのが良い。
大手が高いのは大手の営業力がすごいからではないですよ。営業マンでまったく契約できない、いわゆるゼロ社員が結構いるからですよ。たとえば100名の営業マンがいて、全員が5棟ずつ注文できたら500棟ですが、ゼロが30人いたら、他の70人は500棟÷70で、1人7棟注文しないとならないです。でも実際は70人全員がそんなにできません。その分高い価格になっています。
でも成り立ってしまうのは、車の車検をディーラーに出しても実際の整備は町の修理工場でしてるのと同じで、消費者の中には結構高くても結局安全な平均的な先を選ぶ人が多いからです。ボッタクリに見えますが、ハウスメーカーも利益は出ていません。結局だれも利益が出ていません。
地場零細業者ってのは、八百屋も電気屋も洋品店etc大規模チェーン店に
だいぶ淘汰された。
今はその淘汰して来た側の、大規模チェーン店が通販系に淘汰される時代。
ところがどっこい住宅建築の世界では、この40年で大規模展開業者が
集まっても未だ業界の一角でしかない。
繁栄と淘汰を繰り返す歴史は、どの業界にもありそうなものだが
こと住宅業界においては、まだ何も起こらず変わらないのだ。
ドラスティックな外資でも入らない限り、この状態はこれからも
変わるわけがない事は、誰の目にも明らかなこと。
まあそのドラスティックな外資、例えばアマゾンみたいな存在が
海外の建築業界にはあるかと言えば、それも無いのだから仕方ない話。
地震大国に合った海外の業者なんて無いもんね。〜
八百屋等とは違う。
注文住宅は主に大工手間を初め、基礎、屋根等様々な職人手間を売ってる。
職人手間を合理化するのは難しい、人に近いロボットがいる。
職人手間を工場生産化すると建売に近い、つまらない似たりよったりの住宅だけになる。
工場で客の要望に応じて組み立てれば、工場生産でも注文住宅はできるよ。
単純に現場での作業を工場に移しただけだが、工場が海外にあればそれだけで人件費の削減になる。
すでにそうやって日本での大工手間を最小限にして注文住宅を作ってる会社はあるよ。
注文の木造もプレカット主流、地場工務店で建てても同じプレカット。
注文住宅は基本的に一軒一軒、形や大きさが違うのだから
こればかりは量産化の効率に限度がある
他業界では当たり前の量産化スケールメリットを、住宅業界が全く
生かせないのはどうしようもない。
プレハブ系工業化住宅は、30年以上前には画期的な商品として
相次いで大手資本が参入したが、結局は市場ニーズに合わせられる事無く
今に至る。
逆に市場ニーズに引っ張られるかたちで、工業的規格化商品から
個別多様種のカスタマイズに対応を求められ
量産化のスケールメリットとは離れてしまった。
430さんのいう通り、うちは数年前にs社の鉄骨でお願いしたが1軒つづ部材を工場でカットするとのことで、
骨組みや窓付き外壁を工場でこさえて現場ではクレーンで組んで来ましたからね。あれは鳶工さんの仕事らしいですが。
もしも大量生産でスケールメリットを発揮する企業があったら
住宅業界の構成は様変わりする。
零細工務店は本当に淘汰されてしまうかもしれない。
だがそんな業者は何処にも無いから何も変わらない夢物語なのさ。
>>428
I社だよ
断熱材、外壁タイル、サッシ、配線配管のための穴や切り欠きを全部作り込んだ壁パネル(5m×2.5mくらい)を海外の工場で作ってる
それを船で日本に運んで、クレーンで吊って一気に組み立て
建売に近い自由度が少ないセミオーダーですね。
プレハブは有りました。
間取りも窓のサイズ高さも自由だよ
現場でやる作業を海外の工場でやってるだけだからね
大量生産によるコストダウンではなく人件費を下げることによるコストダウンだから
日本なら日給2万円くらいは当たり前だが、途上国なら日給2000円も出せばかなりの高レベル人材が雇える。
仮に全体の作業の半分を海外に作業が移せれば、4割以上の劇的なコストダウンが可能ってこと。
今はこんなことをやってるのはI社だけだが、そのうち他もやりだすと思うよ。
そうなると末端の大工が戦うのは、日給2000円で働く途上国の工員になる。
もちろん家そのものを運べる訳じゃないから、国内での作業は残るが、その割合は小さくなる。
Iルール等と喜んで吹聴してるね。
自由度が極端に少ないようですね。
セミオーダーに違いない、国産の好きな設備、桧材等好きな材料、施主の希望で好きなように出来るのが注文住宅です。
それはI社がさらに踏み込んだコストダウンをするために選択肢を狭めているだけだ。
自由度があると打ち合わせの時間も長くなり、国内にいる高コストな営業、設計の人件費が増えることになる。
そういう間接費のコストダウンを狙わず、大工の人件費のコストダウンだけを狙うなら、
自由度を残したまま、現場の作業の一部を海外に移すことは可能。
>>440氏が言ってるようにI社の取り組みは拡散するよ。
吉野屋、すき屋、松屋などのチェーン店以外で牛丼食った人なんて殆どいないのは、売ってる店がないから。
コスパで到底勝てないからね。コンビニやスーパーのクソまずい弁当は別だけど。
とりあえず一戸建てがほしいけれど予算が、、ってニーズは、住宅需要が落ち込む中でも根強く残る。
その一方で激減するニーズが当然ながらあるわけだ。
まあ、それに気づいているからこそ掲示板で突っ張ってるんだろうけどね。
土地を相続した層は税制の関係で既に建て替えたでしょう。
また土地も買えて注文建てられる層も。
今は無いだろに。
結局製造原価としてのコストダウンの為には、海外で作って規格化商品で
頑張るって話でしょ。
これで下げられる費用は、製造原価内の人件費分。
上記のメリットは同業他社、HM内での話
確かに他社も追随する可能性は十分にあるでしょう
少なくとも製造業他業種において、海外生産は当たり前ですからね。
でもこの話は重要な比較がされていません。それは零細工務店という分野。
零細工務店の住宅製造コストは、現状においても最も高いのかも知れませんが
それでも実際の価格はHMよりずっと安価です。
その理由は建てる住宅に付随する営業経費の圧倒的な低さ。
それこそゼロに近い程の経費率の低さこそが、零細工務店が常に
住宅建築業界の主流を占める理由に他なりません。
つづく
つづき
大半の方はご存知かと思いますが、営業費・販売経費の説明を事例で。
直販や専属販売を行う高額商品と言えば自動車かと思いますが
私達が車を買えば、その中には必ず販売経費も含まれています。
この販売経費を単純に試算しますと
営業畑で俗に言われる、一つの商品を売るとそこには3人分の給料が乗っている。
これは営業マン他、2人の合わせて3人分の経費が発生していますというもの。
例えば月に車3台、1台当り276万円販売、月計830万円の売上が必要だとして年間36台
1億円の売上としましょう。
そこに対しての人件費が仮に年間1人700万、計2100万円として
1億円の売上の中に経費が2100万円発生しているとします。
年間36台売っていますから、276万円の車を買うと約53万円の経費も
その中に入っているという事です。
それではこれを住宅に当てはめてみます。
HM営業が年間4棟、1棟2500万で年間1億円の売上としましょう。
経費も同様に年間1人700万で3人、計2100万円
年間4棟売っていますから、2500万円で家を建てると
2100万円÷4棟分で1棟当り525万円の費用が、建てた家の中に
入っているということです。
これはあくまで販売に関わる一部の経費、人件費を例えて上げたものですが
この525万円が小さいと見るか大きいと見るかは、皆さん次第ではあります。
すいませんでした、車1台の経費は58万ですね、打ち間違えです。
自動車もその他の工業製品も皆そうですが、例え販売経費が沢山掛かっても
それ以上に製造段階でのコスト圧縮に懸命です
大量生産品のスケールメリットは、ここに集約されています。
それこそが大手業者の強みであり、価格にも反映されます。
同様に大手HMも零細工務店より安価に住宅を供給するようであれば
零細工務店は本当に淘汰されて行くでしょう。
でも実際にはそんな気配を見せるHMは存在しません
製造原価が販売経費を打ち消す程に下がらないのでしょう
それどころか更に高額化する、時代にそぐわない様相を呈しているようです。
大手でもマイナーメーカーとして輝きを見せる。それも悪くないのでしょうか。
実際の営業経費はもっと低いと思うぞ。
I社の場合、ざっくり年間販売棟数×100万円が営業マンの年収だから、1棟あたり100万円が営業マンの人件費と考えていい。
http://saiyo.ichijo.co.jp/c/eigyo/faq/
ここは広告宣伝費もゼロだし、社会保障費、住宅展示場の維持費等を含めても、1棟あたりの営業経費は200~300万円くらいのはず。
I社は営業経費が低いほうだと思うが、少なくとも大手でもこれくらいまでは十分に下げられるってこと。
もしネットでの集客が主流になって、建てた家を住宅展示場として使うみたいなスタイルになったら、さらに営業経費は削減できる。
途中で廃業される不安感が払拭されないかぎり、
アフター含めて下駄を預けられる安心感がないかぎり、
零細工務店に魅力を感じる人はごくごく少数だよ。
責任感がカケラも感じられない所が致命的なんだ。
>ごくごく少数だよ。
残念でした、それなりのシェアーが有ります。
首都圏の年間着工数9棟以下の零細工務店数は80%、市場シェアーは16%。
田舎ならもっとシェアーは高い。
大手のボッタクリ価格に魅力を感じる人はごくごく少数だよ。
一見の客と馬鹿にしてる所が致命的なんだ。
>途中で廃業される不安感が払拭されないかぎり
何処も同じ廃業、倒産は有る。
http://www.asahi.com/housing/column/TKY200604210130.html
https://www.mitsui.com/jp/ja/release/2006/1206412_6489.html
大手は住宅と同様に何処かに丸投げ。
零細なら仲間が引き継ぐ。
零細は人力、資金力がないから何とも言えない。