1じゃないですが、一般論として。
今の住宅は品格法で10年間の保証を要求されています。
なので、仕上げに関しては、早期に苦情が出やすいので、建売業者も酷い仕上げにはしません。
一方、建材や施工は悪い言い方をすれば10年以上保てばHMは良いのです。
悪い建材を使ったり、雑な施工をしても問題は10年程度では表面化しにくいです。
なので、こう言ったところは手を抜きやすいところです。
タマで気になるところは、
1)基礎の養生期間が短い(強度、耐久性に影響)。
2)土台が間伐材(湿気、白蟻に弱い。耐久性に影響)。
3)柱の材質(湿気や白蟻に弱い。耐久性に影響)。
4)間柱の質が悪い(耐震性や仕上げの経年劣化の危険性)。
5)窓台、まぐさが良くない(将来の窓周辺の雨漏りの危険性)。
6)小屋裏に未乾燥材を使うことがある(小屋裏に湿気が籠もり、野地板を痛める危険性)。
7)野地板に合板を仕様(耐久性に影響)
8)基礎の掃除が不十分で合板を張る(白蟻をよぶ危険性)。
9)JHSに指摘され、補修してから次工程に進むことが多い(その他の施工ミスの可能性)。
などがあります。
これらは、主に耐久性に対して影響が出るところですが、
20年から30年保てば構わない住宅という視点からは問題にならない場合もあります。
住宅に対する捉え方によっては、安くて良い家と思えるかも知れません。