NO,1098さん
お返事が遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。
なかなか、このサイトに来る機会もないので、失礼いたしました。
今回、ご質問にある高気密、高断熱の住宅に住む場合の注意点といった件ですが。
かなり、深い話になってしまいますので主に今までの家との違いをご説明します。
暖房や冷房は付けたまままたは、関東ですと11月に暖房を入れて4月に切るようなイメージ、冷房は6月に入れて10月に切るイメージです。
そうです、もはや一年中に近く暖冷房を入れるようなイメージです。
そうならないと、家の中を全部同じ温度で管理出来ないわけです。
また、家の性能はいいので空調は付けたままでも電気代は安いです。
安いですが、以前の2倍の電気代が掛かってきているので中止してください。
(最近は、エコワンを使ったガス併用の考えをお勧めしております。)
6畳のエアコンで約20畳の空調は十分です。
弊社の場合で、内装の仕上げを調湿クロスか漆喰仕上げにした場合ですと湿度の調節もある程度壁内のセルロースファイバーが行ってくれますが。
冬場の室内の過乾燥を防ぐには、湿度50パーセントにセットした加湿器が必要になります。
コツですが、60パーセント以上ですと結露やカビの原因になりますので中止してください。40パーセント以下ですとウイルスが活発になりますので風邪をひきやすくなりますのでご注意ください。
以上のようなご説明ですが、エアコンは付けたまま温度設定は冬は20度夏は28度
冬は加湿器を50パーセント、出来れば家全体の空気を循環するためにサーキュレーターを回しておく。
と覚えておいてください。
今年も何軒かのオーナーさんのお宅に伺いましたが、吹き抜けの下のコールドドラフト現象が原因で寒い思いをされている方がいらっしゃいました。
その場合は、オイルヒーターで窓の下から暖房すると快適な空間に変わると思います。
実際にお困りの方や、より具体的なご質問もお受けしております。
引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社ファーストステージ 代表取締役 飯村 真樹