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前スレッドが1000を超えましたのでこちらで、引き続き意見・情報の交換をしましょ
う。
[スレ作成日時]2008-03-05 05:12:00
前スレッドが1000を超えましたのでこちらで、引き続き意見・情報の交換をしましょ
う。
[スレ作成日時]2008-03-05 05:12:00
2015年ピーク説の論拠はこのあたりですか
ttp://www.asahi.com/special/061213/TKY200612220409.html
人口減少の主張はマクロ視点では正しいと思いますが、人口増減は
地域間格差がありますから、結局は首都圏エリアでの二極化が促進
される方向に働くと考えられませんか?
人口減少するからといって、住宅地として人気あるエリアで住居が
余るという現象は考え難いですよね。
いえいえ、人気の住宅地もそうでない住宅地も、人口減少の中では虫食い状態になるという予測です。人気の住宅地の方が虫食いが少ない状態になるだけです。
人気の住宅地もそうでない住宅地も皆が住みたい土地がピンポイントであるし、住みたくない土地もあるということ。
土地の価値はピンポイントです。高く取引される土地の隣は、誰も買わない土地とかね。
それが顕著になっていく。
ハンドルネーム固定していないので、同じ人の主張かわからないけど、
各項目の要旨はこんな感じかな。
599: 2015年には住宅余りが予想される
602: 2015年人口ピークは人口流入を折込済みだ
604: 賃貸といえども余る
607: 土地の価格はピンポイントだからどこでも虫食い状態になる
議論するのは嫌いじゃないんだけど、607は何年後の話ですか?
2015年人口ピーク説から607までかなり論理飛躍してますよ。
結局、一律住宅需要が減するのではなく、二極化が進むのでは?
という私の主張と同じこと言ってませんか?
>>608
あなたの主張は要は「下がらない」って言いたいんでしょ?
それは間違ってると思うよってだけ。
あなたの主張は「人口減だが首都圏に限っては地方から人が流入するから価格維持」
私の主張は「人口減により首都圏に流入する人自体が減る。首都圏といえど下がる」
あなたの議論は、日本中から仕事や富を求めて首都圏に人が集まってくるという前提に成り立っており、そんな事はありえないと思うので賛同出来ないだけだ。
今は確かに流入しているが、2015年前後がピークで後はゆるやかに減少と予想。
少子化で一人っ子が増え、親や地縁を捨ててまで上京する若者が減ってくるだろう。
東京まで行かずとも少子化により人手不足で地方でも仕事はある。
最大の地方産業である公務員も数は減らしてゆくだろうが、少子化で就職しやすくなるだろう。
無理に東京に出てゆく理由はどんどん減っているように見える。
少子化で、東京が空き、地価が下がるのは大歓迎だよね。
でもそうなれば、東京近郊に住んでる人がその隙間を埋めてくんじゃない?
今より安くなれば、分譲でも賃貸でも東京に住み替えてくる人は結構いる
と思う。デベだって、安く土地を仕入れられればその分価格を下げることが
できるわけだし、人気という点ではやっぱり都市部に人口は集中するんじゃ
ないかな。だから少なくても2015年なんて近い将来に、いきなり東京が虫食い
にはならないでしょ。企業が東京から離れない限りね。
教育機関も、東京は充実している。
大学から上京した子供が、そのまま東京でサラリーマンになるなんて、
今や自然の流れになってる。地方に充実した働き口が待っていない限り、
Uターンは今の段階ではまだ難しいよね。
つまり、「地価は今よりは一時的に下がるだろうけど、都市部への人口流入は
まだ当分続くだろう、人気があれば期待するほど土地が下がらず、また上昇」
ってのが私の予測かな。本当は都市の人口集中なんて続いて欲しくないけどね。
609さん、あなたの主張はよくわかりましたから、これ以上は結構ですよ。
私は二極化という点で608さんの意見に賛成だけど、あなたの見方も一つの
参考となりました。
それと地方の最大の産業は公務員だ。
十分、充実しているぞ。
首都圏の中小企業勤務より、よほど待遇が良い。
福利厚生含めたら、その辺の大企業よりマシだろう。
人の書いている事はキチンと理解して欲しいよ。
深夜、お昼休みと精力的な書き込みご苦労様です。
頂いたコメントからこれまでの主張をまとめると、こんな感じですかね。
近い将来、日本国の人口はピークを迎え、人口は減少し始める。首都圏エリアといえども
人口減少に伴い全体としては住宅需要は減少する。需要が底堅い人気のあるエリアを除き(①)
総じて地価の下落、需要の減少が続くため現時点よりも住宅の購入がしやすくなる(②)。
(凡例)
①:私の主張(値段が上がるように読めましたが、下がり難い、に修正します)
②:貴方の主張
まとめしてての感想ですが、将来、建築資材等の高騰が進むと、土地の価格はたいした問題では
なくなる可能性もありますねぇ…。
匿名さん、地方から首都圏への人の流入については、上記と切り離して別論点としてやっても
いいですけど、感情を抑えて、もう少し落ち着いて文章を書きましょうよ。
みなさん裏づけのない独自理論を展開されているので私も裏づけの無い持論を。(笑)
日本の住宅エリアを強引に以下の3つに分類するとき
・地方エリア
・大都市近郊エリア
・大都市中心エリア(=都心)
私は、今後の最大の変化は大都市近郊エリア縮小の形で現出するのではないか、考えています。
まず基本は614さんのお話になると思いますが、613さんの主張もある程度納得できます。(ただし「最大の産業は公務員」という日本語は変です)
都市圏から遠い地方エリアも徐々に少子化が進み地価も下がりますが、極端な変化は無いでしょう。少子化によって大都市志向の減少が予想され、さらに現時点でも低い土地の利用率が多少下がっても影響は少ないからです。
そして東京に限らず大都市中心部(=都心)も土地の利用率の低下は基本的には起こらないでしょう。よほどの不景気が来れば別ですが、日本がある程度の経済活動を維持できている限り大都市(特に東京)は常に経済活動の中心地です。
投機筋の資金が入り込んだプレミアクラスは別ですが、実需で相場が動いてきた土地市況はそれほど変わらないでしょう。
では少子化の影響はどこが一番大きく受けるかと言えば、それはベッドタウンと呼ばれるそこそこ土地利用率の高い大都市近郊エリアでしょう。
このエリアには他のエリアと異なり、都心に手が出ないため“仕方なくそこに住んでいる層”が結構な割合で存在します。この言わば“都心空き待ち組”が少子化によって念願の都心へ移った後入ってくる層がおらず、土地利用率が下がるため大きく値を下げる事と思います。
首都圏では都心へ電車で1〜2時間のエリアがこのケースに当たるのではないでしょうか。
正直、景気も悪いし、少子高齢化人口減で不動産はどんどん値が下がるんじゃないかな。
かなり高額だけど人気がある、憧れの鎌倉駅周辺のお屋敷街や葉山のビーチフロントも2,3年後には半額以下になる可能性が高いですね。
これから買おうと思ってる人にはチャンスですよ。
建築資材等の高騰が進むとマンション価格の原因になる????
デベの営業さんみたいな発言だね。
どこの業界も最終価格に転嫁する前にコストダウンの工夫をするのが当たり前なんだけど。
マンションだけそんな努力一切せずに
「鋼材価格が3割上昇しましたから、マンション価格も3割上げます」なんて認められるの?
(たとえ話として解りやすく書いたけど)
デベさんがそう主張しても、納得して契約する人はごく少数でしょうね。
地価だろうが建築資材だろうがそりゃ上下するだろうけど、結局顧客が買える金額で出すしかない訳だ。
世帯年収1000万・親子3人・70平米以上の世帯をモデルとすると、世帯年収の5倍の5000万前後の価格でないと手が出ない可能性が大きい。
建築資材が上がりましたので7000万ですと言ったとたんに買わずに逃げ出すだろう。
需要と供給のマッチングポイントは必ずある。
そこにあわせて企画してゆくしかないのだ。
皆様、活発な書き込みありがとうございます。
デベが仕事で生き残れるか否かを掛けて将来予測する訳ではないのですから、裏づけなんて
なくてもいいじゃないですか(笑。ビールでも飲みながら議論を楽しみましょうよ。
615さんが私の言葉足らずを補ったコメントをして頂き、元の話題はネタ切れですので、
622さんからコメント頂いている資材価格の高騰に関して。
高騰否定(懐疑)派の方の主張はおおよそ622さんのご意見に集約されると思います。私も基本的
には異論ありませんが、少し目先を変えて、①デベの設計変更等の工夫で吸収できる範囲内に資材価額
の高騰は収まるか?②収まらない場合どうなると予想されるか?、についてご意見如何でしょう。
いくらデベが工夫するにしても40㎡の3LDKみたいな無茶な商品は売れないですよね・・?
まあ、でも値段に関係なく、信用ならない生コンじゃ結局売れないと思いますけどね。
実態は地域限定かもしれないけど、「横浜・神奈川」ってだけで県外の人は広範囲の物件を疑って見てることでしょう。
好景気で賃金上昇→マンション値上がりは正当だと思いますし反論もありません。
が、ここ1年ほどは経済状況(賃金は増えないので実感なき好況といわれてましたが)
以上に投機資金による相場釣り上げ、それに便乗したデベ各社の消費者の懐無視の値上げが
酷すぎると感じていましたので、投機資金の衰退と共に今のマンション不況状態になるのは
当然と思います。
とにかく不動産業界は他の業種に比べてまっとうじゃない。
クレーム産業の代表格といわれて当然の不明瞭さ、不透明さです。
これを機に、業界各社の健全化を望みます。
消費者の懐を見ながら、いかに金をふんだくるかばかり算段していては、未来なし。
正当な原価と正当な利益で市場に出すべき。
そしてマーケティングはしっかりと。
主要ターゲット顧客の年収5倍以内で魅力的な商品企画の実現を。
今までは不当にぼったくって平気な顔。
大手と呼ばれる企業がまっさきに便乗値上げ。
これでは駄目でしょう。
また言っちゃいますけど、土建業界は一度全部つぶれればいいんですよ。
一言で言えば、業者が多すぎるんです。東国原知事が入札制度改革で談合をなくしたらバタバタ倒産する会社が出たので議会が入札制度改革の見直しを知事に迫る、なんて分かりやすくて滑稽な例ですね。程度の低い腐った業界でしか働けない、努力を知らない人たちを保護して本当に国のためになりますかね?
そして小さい業者が死滅した後に瀕死の大手がなんとか業界を再編し、まともな産業に立て直してくれるよう願います。
例えば大手ゼネコンはバブル崩壊で死にかけたところも多く幹部には危機意識があると思いますが、同じ意識は六会コンクリートにはなかったわけです。
不正をしなきゃつぶれるところは一度全部つぶれるべきです。
そのために日本経済が足を止め後退しても、です。
結局、体力のある数社が日本の不動産業界を取りまとめ、必要なコストはケチらず使って一定の品質の住宅をある程度の価格で供給するという体制があるべき姿だと思います。
その結果「高い」と消費者が思えば市場はどんどん縮小し、ある程度の生活レベルを維持できる層だけがまともな住宅を買えるという世の中になり、これからはますますひどい格差社会になっていくことでしょう。
品質・技術・意識の向上と経済成長が同時に進んだ昭和の時代とは違うんです。そろそろ我々も成長の夢から覚めないと。
>結局、体力のある数社が日本の不動産業界を取りまとめ、必要なコストはケチらず使って一定の品>質の住宅をある程度の価格で供給するという体制があるべき姿だと思います。
それは業界を知らなすぎですよ。
そんなことしたら企業間の競争が起こらずに、大手の体力あるところが不当に利益を上げる
だけです。いくら販売価格を高くしても、コストUPした分の工事費は末端の会社までまわって
こないのが現状です。むしろ中小規模クラスが元請になれなくなり、ゼネコンの配下で仕事を
奪い合う過当競争になりますよ。そうなると原価割れ受注が横行して施工品質もよほど監理者を
多く配置してしっかりやらないとだめです。
官製談合で問題になったゼネコンだって、結局施工ノウハウが数社に集中したため、談合に
かかわったゼネコンを完全に排除はしきれてないでしょう?それと似たことになります。
作業者自信のモラルが問われるわけですから、補導歴、逮捕歴があったり税金、反則金、公共料金の滞納者などを現場に入れないようにするだけでもずいぶん違うと思いますが。
34街区の開発計画がとうとう発表されましたね。住宅と商業の複合施設で複数棟を考えているようです。120メートルの高度制限をいっぱいに利用するかどうかは不明ですが、残念ながら、特にフォレシスR棟・L棟とお隣りMMMのそれぞれ南側の眺望(階によっては日照も)はほとんど遮られるようになりそうです。
地所から説明を受けていたとはいえ、フォレシスをたてるときに60階建ての建設計画がMMタワーズ住民の反対によって30階建て2棟に変更された経緯もありますので、効果のほどはともかく、できるだけ近隣住民の意見を集約して地所に要望を伝え働きかけの価値はあると思います。
なお、重説には確かに開発計画の可能性と高度制限は記載されていましたが住宅の記載はなかったと記憶しています。販売担当者の説明では例の1万人の居住人口制限にいおって今後マンションの計画はないとのことでしたので、その点は地所の事前の説明と異なると思います。
業界のご意見番、碓井民朗氏が住まいサーフィンで「ゼネコン生き残りのためには2次下請、3次下請を切り捨てよ」と提言していますね。もし実現すれば、資材高騰と相殺しても建築費は下がるでしょう。土地の値段も下がってゆくだろうから、やはり3〜4年は待った方が良いのでは。
資材高騰ネタはあまり盛り上がりませんね。
現在高騰している資材は輸入物ですので、国内で自給自足できる建材、例えば無駄に植林しすぎた
杉を活用して安価な木造戸建住宅を供給し、鉄筋コンクリは高級マンションに限定的に供給される、
といった手もあるかな、とふと思ったり。人口減りはじめると、郊外の安くて広い土地に戸建を
建てる方が魅力的かもしれませんね。
土建(建設)業界の多重下請け構造に否定的なご意見ありますが、個人的には、多層下請構造の
最大の利点は、元受にとって内製した場合に固定費になる人件費を受注連動の変動費として処理
できることではないかと考えています。
このように考えると、下請けを統合して階層をフラットにする、極端に言えばデベの社員と
して雇用すると、需要変動と関係なく固定費が発生しますから、下請間接費の削減効果を人件費
増効果が上回るんじゃないかと懸念するのですが、上でご紹介されている業界のご意見番の方の
コメントには、この辺りの解説どうでしょか?(業界の方、理解違ってたらご指摘PLS)。
それと、建設業の方のモラルに関して。六会や過去の事例等を見ても不正を指示するのは会社の
経営者層であり、現場でまじめに働いている方の問題じゃないですよね。現場の職人さん達を
どうこう言うのは筋違いじゃないですか?
638さん
資材高騰の前に資材を購入しておけばよかったのです。
土地高騰の前に土地を購入しておけばよかったのです。
現にそうしているところはゴマンとあります。
相場動向を十分に調査して先手を打てば、高値で土地や資材を買う必要は
全くないのです。
メーカーだって、円高に振れる前に輸出予約や外貨プットオプションを購入
して円高に備えますよね。
イオンやヨーカドーは消費者の声を代弁しているだけ。川下とは結局消費者
のこと。消費者がチカラをもつのは当然。
結局、売れないものは作らないのが正解。
>>639さん
もちろん消費者が最終選択権があるのはもちろんです。
但し、イオンやヨーカドーが消費者の声を代弁しているのはどうかと思いますよ。
一部マスコミの声を聞きかじった程度に感じられます。
この10年間彼らはなにをしましたか?大店法の改正に伴い、郊外型大店舗を次々に
開店しました。その結果何が起こりましたか?人口に見合わないオーバーストア状態、
その結果デフレーションによる物価の低下=給料があがらない。
日本の価値は下がり、いまや日本の魚でさえも外国に買い負けている状態です。
日本の物価が必要以上に下がったため、資材高騰でさえもアップアップです。
円とドルだけが置いていかれて他の通貨はどうですか?ロンドンの地下鉄の初乗りは930円
ですよ。あなたのような短絡的に安ければ何でもいいという消費者が日本をだめにする。
640さん
企業は自らの利益を最大化するように行動します。なにも国民や消費者の
ことを思って経営をしている訳ではないのですよ。
デフレーションは別に悪いことではありません。物価が下がるわけなので、
消費者にとってみればWELCOMEです。
魚を外国人が高く買いたいのであれば、買えばいいのでは。
別に魚を食べなければ死ぬわけではありません。
安い食材はゴマンとあります。
物価は市場が決めます。神の見えざる手が作用します。
経済に関しては市場に委ねるのが一番合理的です。
641さん
デフレは最悪ですよ。
物価下落→売り上げ減少→所得減少→物価下落の悪循環で経済がどんどん縮小してしまいますから。
経済を市場原理だけに任せていたら大変なことになります。
物価だけ下落するとすれば円高くらいでしょうか。
そういう意味では消費者としては円高WELCOMEなんですけどね。
637さん
633ですが、
>下請間接費の削減効果を人件費増効果が上回るんじゃないかと懸念するのですが、
この件は、もし下請け階層をなくしてすべてゼネコンやデベの階層社員として雇ったらおっしゃるとおりになると思います。でもそれは現実的ではありませんね。私が伝えたかったことは、どんな業界でも限られた会社が業界を席巻して力のない会社が淘汰され過ぎると、最初は安心でものちのちユーザーは高いものを買わされ続けることになりますよということです。
いい例がマイクロソフトじゃないでしょうか。
>現場の職人さん達をどうこう言うのは筋違いじゃないですか?
そういう意味で言っているのではありません。現場の職人は、自分がやっている工事や作業が
不当なものかどうか一番理解していると思います。不正の中で会社が組織ぐるみで行っているもの
は、主にコストダウンのしわ寄せです。これらは職人レベルの話ではありませんが、実態を
一番よく見て、状況というかことの重大さを感じているはずなんです。
また現場での過剰な安全対策や現場ごとの法令解釈の融通の無さ、他業者や天候不順などで作業工程の遅れの影響による工期短縮を行うための帳尻合わせという不正もあります。
とにかく引渡し日は決まっているわけですから、どこかでトラブルが起こると必ず後工程にしわ寄せが行きます。それを法的に問題ないように、外見からわからないようになんとか工期内に仕事をまとめあげるのが現場です。
ここで私が言いたかったことは、世の中さまざまな偽装がありますが、すべての職人に対して、
会社に損害が出ようとも、理不尽な施工図面がまわってきても、工事が遅れて元請から寝ずにでも終わらせろと言われようとも、その帳尻を合わせるための偽装や不正工事が行われるのを
絶対に許さずに、断固として加担しないようなモラルが必要だということなんです。
どんな不正でも、誰から指図されても、現場で見抜いて排除できるのは職人しかいないんです。
でも上で書いたような人たちの多くは、自分の人生や生活をまともに管理できない状態で、
まわりからいろんな困難な状況を押し付けられた時、どこまでモラルを守れるか疑問なんです。
まあそれだけ仕事に誇りをもってやっている人が少なくなったせいかもしれません。
今の世の中、何でも金、買うほうも安ければ良し、問題あっても金で解決、こんな調子だから
他より少し給料多くだせば危ない仕事だろうが平気で引き受ける職人はたくさんいるわけですよ。
コストダウンについて勘違いされている方がいるようですね。
トヨタも松下もやってる事が何故マンション業界では出来ないのか?
資材高騰を嘆き、エンドユーザーに価格転嫁する前にやるべき事があるでしょう。
1.資材そのものの見直し→それじゃないと本当にいけないのですか?
2.工程の見直し→現場で職人が手作業してたら高くて当たり前。
規格を定めて工場で生産して、現場に持ち込むようにしたら?
3.発注形態の見直し→発注ロットを見直す、商流を少なくするよう見直す
などなどぱっと思いついただけでもこんだけ。
じっくり考えりゃ色々あるでしょう。
特に2は工業化を図る上で重要で戸建てハウスメーカーは力を入れてやっている。
工夫した上でどうしても吸収できないので価格に転嫁ならいいよ。
でも、ここでは安易に価格維持の理由に使おうとするヤツが多い。
そこに疑問を感じる訳だ。
国の消費税UP論と同じだよ。
無駄を省いた上でどうしようもないなら受け入れるが、贅肉は残したままで努力もせず
足りないから頂戴では、誰も納得しない。
>>641さん
アダムスミスの言葉を用いてなんか経済をかじっているところをひけらかしてるけど、
基本的にはいいものを安く買うということと、デフレとは意味が違います。デフレはおわかりだとは思いますが、その商品をつくっている多数の人間の給料を下げます。だからマクロ的には
多少のインフレが必要なんです。デフレというのは国力も下げます。外国人が日本の食糧を買いたければかえというのは亡国論ですね。非常に浅はかな考え方です。
但し、現在のインフレは価格高騰分が資源大国に流れているので好ましい流れではありません。
あなた、外国人が買いたければ買わせればいいって将来、日本人が食べるものなくなりますよ。
そんな悠長なこといってていいの?
>>646さん
資材の見直し。具体的にどうするの?安いところがあるの?コンクリートなんてどこも一緒だし。
H鋼や山形鋼なんて、新日鉄とJFEの寡占状態だよ。
工程の見直し・・・具体的にはゼネコンさんに教えてあげてください。できたらみんなやってるよ。
発注ロットの見直し? 商流を少なくする?ロットを少なくするの?ではそのロットをすくなくすることによるコストアップ分は?ロットを大きくするのであれば保管料やその他の経費をどうするの?
いや素人ですね。言うは易し・・・
646さんの思い込みもある意味すばらしいです。
>トヨタも松下もやってる事が何故マンション業界では出来ないのか?
車や電化製品の多くはプラットフォーム化されていて、外見は異なっても同じ生産ラインで
大量生産できますよね。
もしすべての建物がまったく同じ外観、間取り、設備そして同じ土壌や地質、気候、そしておなじ周辺環境条件なら今よりかなり安く早く完成できるでしょうね。
でも実際の建物は一つ一つ一品ものなんですよ。
建築現場には工場にあるような治具も、作業標準手順書もないですよ。職人と監督で刻々と変わる
状況のなかで最善のやり方や順序を話し合い変えながらひとつひとつやっていくもんなんです。
それでも現在の建築業界はものすごい勢いで施工の簡略化が進んでいますよ。これ以上簡略化が
進めば、資格も知識もない素人が手を出すようになって危険ですよ。
ハウジングを例にあげてますが、さきごろ工場で大量生産された国交省認定のはずの不燃ボードが、実際は基準を満たしていなかったのにすでに多くの建物に使用された事件を知ってますか?
あなたの言うように工場をすべて信用しても、収益のためなら現場でバレなければよいという
風潮がメーカーの中でさえあるんですよ。
建設業界は、働く人、監督、材料を購入する人、材料の種別を決める人、運ぶ人などが系列も
資本関係もなくその現場限りの請負という形で成り立っているんです。それらの利害関係の
異なった人々をつなげているのが図面と法律なんです。その現場でなにか不正じみたことが
見つかっても自分の仕事や売上に影響なければ黙っているというのが当たり前になって
いるんですよ。これが製造業なら社内でコンプライアンス委員会みないなところに匿名で
指摘できますよね。そういう自浄作用はこの業界には乏しいんです。
製造業のように目に見えない部分の多くの部品を共有化して、毎年部品メーカーに一定割合
の値下げ要求を突きつけて最高益をあげておいて、ろくにシステム検証しないで次から次へと
製品出すからクレームやリコールだってとんでもない台数になって、
挙句の果てには死者まで出して回収騒ぎ。
品質を売りにして大量生産している製造業ですらこんなザマですから、こんな製品は
建設業でいえば手抜き工事や重大な工事ミスですよね。
もうコストダウンはどの業界もそろそろ限界にきているということです。
きれいごと言うのはやめにしましょうよ。
646じゃありませんし、素人ですが
>それでも現在の建築業界はものすごい勢いで施工の簡略化が進んでいますよ。これ以上簡略化が
>進めば、資格も知識もない素人が手を出すようになって危険ですよ。
そもそも現在でも新興デベという名の素人があちこちにマンションを建てて
上場を果たして、ファイナンスしたお金をもとに土地の価格を高値で仕入れて
物件価格を押し上げる。そして新価格とか新新価格と言って土地価格以上の
便乗値上げっぽい価格をつけながら、最高益を更新。
すっかり天狗状態で、勘違いに気づかずに、ふと振り返ったらほとんどの
購入希望者はついてこれず。
しかも、もともと自転車操業だったのですこし蛇口が閉められるとあっさり倒産。
驚くべきは、そんな新興デベがあっさり上場できるほど簡単に儲かると言う
事です。本日も一部上場企業がいきましたが、この程度不況で、あっさりと
倒れる経営がとても合理化しているとは思えません。
好調だった数年間に、デベも建築業界もどれほど
自分たちの無駄を削ぎ落とす努力は十分でしたか?。
財務体質を強化する努力は十分でしか?。
>建設業界は、働く人、監督、材料を購入する人、材料の種別を決める人、運ぶ人などが系列も
>資本関係もなくその現場限りの請負という形で成り立っているんです。
この形を変える事は本当にできませんか?
不都合・非効率があれば変えなきゃいけないんですよ。ただ建てて売るを繰り返す
だけの経営はもう成立しません。
全てを潰せとは思いませんが、バブル時に中途半端に残した皺寄せが来てるの
でしょうから、これを機会に筋肉質の体質としっかりとした経営指針と市場分析
ができる業界になって復活して欲しいですね。
下請け問題は盛り上がりってますねぇ。
上のご意見で建設業界の構造はけしからんから改善すべし、とご主張されている
ように読めますが、コメントの中で具体的に何が問題なのかという点の議論があまり
なされていないように思われます。
不正にからめたコメントもありましたが、不正が発生した主たる要因は業界構造なの
でしょうか?他の業界(自動車メーカー、食品、商社、公務員、教職員etc..)でも
不正はありますよね?
自分は先にコメントしたように、多重下請けはそれなりに機能してると考えている
ので、マイナスポイントを理解できていないのですが、建設業界怪しからん派の皆様、
いかがでしょ?
なんでもかんでも新興デベのせいにするのは簡単だが、同じことを大手だってしてるので同罪。
そして新興デベが居なくなると、大手の寡占になって、やりたい放題になるだけなのでいいことはない。