うちも色々考えました。
確かに広いバルコニー、立地条件、セキュリティ、解放感等々はとっても魅力だと思います。
しかも今回再販となった価格についてもかなり動かされるものがあります。コンクリート問題が
出る前の価格では、検討の土俵にも上らなかった物件です。
でも検討するうちに「ワクワク感」よりも「大丈夫なのかな?」というリスク要因ばかりが
頭の中を占領していることに気付きました。
121さんのおっしゃるように、転売ができなければ賃貸すれば良いという考えもありだと思います。
ただうちの場合は余計な固定資産を持っていたくないと考えると、やはり転売しかありません。
そうなると売主として、コンクリートのリスクを説明する責任がありますよね。
どの棟のどの部分に問題のコンクリートが使われているか、ということを。
瑕疵担保で10年はポップアウトが起こっても売主及び施工主が修理する義務があります。
10年後に売却する必要になったら?
買ってもらう方に、そんなリスクを説明する自信が私たちにはないという考えに至りました。
売却金額にも大きく関わる問題です。
自分たちが居住している間のコンクリートの強度の心配より、購入前から将来のそんな余計な
リスクを背負いたくないということの方が、物件の魅力を上回っていることに気付きました。
色々な意見や考え方があります。永住予定で購入検討している方には、転売時の問題や
資産価値云々は関係ないのかもしれません。
購入を迷っている方に、考えの一例として投稿しました。
ただ、企業保護の観点からの認可の後付は、今後このコンクリート使用したマンションの建設
を許可をしたと同じ意味を持ちます。JIS規格の存在を、国が危うくしたのだと思います。