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同条件で、築年数ごとの推移を観ると良いのでは?
江東区の築25年以上の中古マンションで2000万円前半までのクラス、となると
築30〜35年では1500万円近くまで値下がっていますよね?
新築では4000万円くらいでしょうか。
一定の割合で下落して行くのではなく、年数が古くなるほど急速に下落していく=一年あたりの下落幅が大きくなっています。
この事実は、どうしてもこの地域に住みたい!というコダワリ需要は少なく、便利な場所にあって綺麗で快適なマンションに手ごろな価格で住みたい、というタイプの需要が多いことを示していると思います。だから古くて、近年のマンションのような快適さの無いマンションは急速に人気が無くなる。
都内の世帯平均年収が600万円前後である事を考えると、「便利な場所にあって綺麗で快適なマンションに手ごろな価格で住みたい、というタイプの需要層」はより便利な場所や環境の良い地域に異動する、もしくは同地域の新築に流れると予測されます。そしてそれは全体として景気縮小、都心の地価さえも下落傾向が見られること、江東区ではここ数年、大量のマンションが供給され、だぶつきが予測される事などを勘案すれば、この地域(江東区)の中古マンションはかなり値下げしなければ売れなくなるでしょう。
つまり、結論は値下がるので見守った方が良い、です。
首都圏住宅地地価に下止まりの傾向/野村不アーバンネット調査
野村不動産アーバンネット(株)は25日、7月1日時点の首都圏住宅地地価、中古マンション価格の実勢調査を発表した。四半期ごとに実施しているもので、調査地点は住宅地125地点、中古マンション218地点。
住宅地調査地点のうち、57.6%にあたる72地点が値下がりだったが、前回調査(4月1日時点)の89地点(71.2%)より減少した。4〜6月期の住宅地地価は、首都圏平均で▲2.9%(前回▲3.8%)となり、下げ止まりの傾向が見て取れた。また、中古マンション価格も同様に、首都圏平均で ▲1.2%(同▲1.9%)となった。
年間ベースでは、首都圏住宅地の値上がり地点割合は5.6%(同19.2%)、値下がり地点は83.2%(前回58.4%)。地価変動率は、首都圏平均で▲8.6%(前回▲3.7%)と下落率が拡大。中古マンション価格変動率は、首都圏平均で▲3.4%(前回▲0.5%)となった。
今回の調査結果について同社は、「住宅地地価の値下がりに比較すると、小幅な下落となっており、建築費の高騰などにより新築市場が冷え込むなかで、既存マンションの優位性が評価されつつある」と分析している。
都心あるいは城南の優良物件は安定化しつつある。