2年前のニュース
■大阪府の公有地売却、“公益性のはずが”マンション
大阪府が、公益性があるとして高知県土佐町の第三セクターに売却した千里ニュータウンの土地にマンションが建設されることがわかりました。
問題となっているのは、大阪府が、高知県土佐町の第三セクター『土佐産商』に売却していた豊中市の千里ニュータウンの土地で、70数世帯が住むマンションが建設されるということです。
『土佐産商』は7年前、土地の南側およそ1,800平方メートルを県産品販売店用地として、およそ3億6,000万円で購入。
さらにおととし、2,200平方メートルを3億8,000万円で買い増しました。
大阪府は通常、一般競争入札で売却しますが、公益性があるとして随意契約で売却しました。
土佐町は「マンションは高知県産の木材を内装に使ったシックハウス対応型で、うち一室をモデルルームにする。営利目的ではない」と話しています。
しかし、2000年当時のすぐ近くの土地の公示地価は、一平方メートルあたりおよそ40万円で、売却代金の2倍であることから、府民からはマンションにするならもっと高く売れたはずという声も出ています。 (02/05 19:11)
http://www.mbs.jp/news/kansai_NS223200702051754510.shtml