平成22年 1月まちづくり委員会-01月22日-01号
http://www13.gijiroku.com/kawasaki_council/index.asp
○三宅隆介 委員長 次に、まちづくり局関係の所管事務の調査として「新川崎地区における公共施設の整備状況について」報告を受けたいと思います。
(報告内容略)
◆尾作均 委員 ちょっと確認をしたいんですが、先ほど、この事業はまちづくり交付金を利用しながらやっていくという話の中で、今度新政権になって事業仕分けということでまちづくり交付金が見直されている中で、来年度予算の大枠は出ていますけれども、細目について、1月のこの時期になっても国からまだ示されていないという状況の中で、恐らく来年度予算も、前年度ベースの中で見込みで予算を組まれていると思うんですが、新年度が明けてから、具体的にまちづくり交付金が来なかったという場合に市単でやられるのか、もしくは6月の議会で予算規模の縮小のそれでやっていくのか、その辺はどうなんでしょうか。
◎田邉 新川崎・鹿島田駅周辺整備事務所長 新川崎地区の整備につきましては、まちづくり交付金1期ということで、平成17年度から21年度までの事業ということです。これから22年度の事業が実際にございますので、ここにつきましては、今、国とまちづくり交付金2期のお話をさせていただきまして、その要望をしているところでございます。基本的には、まちづくり交付金、もしくはこれにかわる補助メニューということで今協議しているところでございまして、仮になくなったとか、規模縮小ということになれば、また国や関係部局と協議を行い、その対応策を考えていきたいと考えております。
◆尾作均 委員 ということは、現状ではあくまでも補助金が来るという前提でしか考えていないということでよろしいんでしょうか。
◎田邉 新川崎・鹿島田駅周辺整備事務所長 そのとおりでございます。
◆尾作均 委員 ということは、この工程も非常に危ういですよね。その辺はどうなんでしょうか。
◎金子 市街地開発部長 まちづくり交付金につきましては、他の補助金もそうでございますけれども、ここだけの話ではなくて、川崎駅周辺、小杉駅周辺でもそれぞれ同じ手法を使ってございまして、我々も非常に危惧しながら国の予算の動向を見守っているところでございますけれども、いろいろ聞くところによると、とりあえず来年度我々が要望している額については、一応枠としては確保されていると伺っておりますが、政権がかわったこともございますので、執行段階でストップがかかるやもしれないというような、情報としては承っております。それがどうなるのかを見きわめた上でということになると思うんですが、継続されている事業でございますので、新規の採択については非常に厳しいという反面で、継続中の事業については、基本的には認めていただけるという情報もいただいておりますので、その辺を見定めた上で、とにかく国費がなければ全うしていきにくい事業と考えておりますので、全部単費に切りかえるということはなかなか難しいですし、その辺を見きわめた上で必要な対応をとっていくことになろうかと思います。
◆尾作均 委員 では、現状ではこの予定どおりで見込んでやっていくしかないということですね。来年、川崎も150億円からの歳入が不足するという予想の中で、減債基金を取り崩してそこのバランスをとっていこうという中で、なかなか単費でできないし、国の方針で臨時財政対策債の発行ができないという中で、まちづくり交付金がカットをされていくことになってしまいますと、根本的に川崎市のまちづくり自体がすべて停滞してしまうということになってしまいますので、ぜひその辺は国に積極的に要望していただいて、この工程どおりできるように働きかけていただきたいと思います。