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本当に住みやすい街「川口」…やはり気になる洪水&地震リスク
https://gentosha-go.com/articles/-/24729
洪水も、地震も…災害リスクの高い「川口」
このように、「本当に住みやすい街」である「川口」は、再開発の進行により新規物件の供給が進み、今後も安定的な賃貸需要が見込めることからも、投資対象として魅力的なエリアだといえるだろう。
しかし、投資対象として考える際、災害リスクを考えることは避けられない。
「川口」の場合、駅から南に1kmほどで荒川だ。どうしても、洪水リスクが気になるところだろう。そこで、川口市が発行するハザードマップをチェックしてみる。
川口市付近で荒川が氾濫した際、「川口」駅周辺は3~5mの浸水が予測されている。
また今年、武蔵小杉や二子玉川の浸水で話題になった「内水氾濫」に対しても、川口市では注意を呼び掛けている。
実際、過去の内水氾濫歴を見てみると、駅周辺でも、台風や集中豪雨の際に、床下、床上浸水の被害が報告されている。
また東京湾近郊でマグニチュード7クラスの地震が発生した際、市の南部ほど揺れは大きく、「川口」駅周辺は震度6強と想定されている。
建物被害予測マップでは駅周辺は建物の倒壊が20~40%、液状化の危険度は「高い」~「極めて高い」となっている。
このように、「川口」駅周辺は、決して災害に強いとはいえないエリアである。
もちろん災害大国日本では、全国どこでも、災害リスクは付きものだ。自身がどれほどのリスクを許容できるか、十分に考慮して、投資を検討したい。