>>300 マンション検討中さん
294を書いたものですが、駅近なら資産価値が落ちにくいと信じていらっしゃるのはとても危険な考えだと思います。。
何故かと言うと、不動産も株も同じで『安い時に買って高い時に売る』ことが価格維持のポイントだからです。
わかりやすい例では30年前は郊外に一戸建てを建てるのがステータスで、土地さえ持っていれば値上がりする、生涯安泰と思われていたのです。逆にその当時の川崎の工場ばかりの駅前なんて高所得者層は目もくれなかった。
でもそこが今は社会が変わり駅近が人気を博して価格が爆上がりしているのです。だから中古の値段が維持されているように見えるのです。つまり高値掴みして、同じように高値で売れるかはどうかは、時代によりけりで『駅近は下がりづらい』なんてことは時代が変われば理屈が成り立たないのではないかな?と思うのです。
では、昨今の駅近マンションはどうでしょうか?安いでしょうか?高いでしょうか?
これも『高い』と断言しがちですが、実はわかりません。あくまで高いのは過去との比較であって、相場の曲線の中で、値段が下がった時に初めて『あの時は高値だったね』とわかるからです。もっと上がるかもしれませんよね。
では、今がどうかではなく未来に目を向けてみると、今後の社会はどうでしょうか?あと何年駅近人気は続くでしょうか?今後、情報社会や技術が進んでも大多数が満員電車に揺られて通勤していると絶対に言い切れますかね?
先行き不透明であれば、今住みたい場所、住みたい建物、自分に合った金額を選ぶのが良いのではないでしょうか? 確かに資産価値が落ちるのは怖いですが、だからと言って駅近に固執するのは本末転倒な気がしました。
買ったマンションがたまたま自分が売りたい時に買った値段と近しく売れれば資産価値が高かったと言われ、買った値段より大幅に安くなっていたら資産価値が低かったと言われる。それだけの話でしょう。
話は戻りますが、だから住んでた期間に支払いが年間100万安く抑えられて、その分、車を持てたり、旅行に行ったり、ほかのことにお金を使えたならそれはバスを許容しても良いのではと私は私の価値観で思いましたし、同じように不動産にばかりそんなに大金はたきたくない人もいるのではないかと思うのです。