・貯留管完成後の浸水原因は、戸手4丁目は堤防の外側の浸水。他は末端排水管の傾斜角や接続の設計不良等が原因で、公道部分は改修済。(私道は所有者の責任であるため未改修部分あり)
容量超過による浸水は無し。
・幸区の戸手2号・3号貯留管の容量は合計14,400立方メートル
地下神殿などと呼ばれる首都圏外郭放水路に比べればはるかに小さいが、東京の広域を守るようなものではなく、幸区の限定地域を守るだけなら当然規模は小さくなる。
それでも1時間雨量58㎜までの都市型水害を防ぐ設計。(台風19号は気象庁の日吉観測所で19.5㎜/hが最高値)
・堤防の決壊による浸水は用途外。
・ハザードマップは内水氾濫ではなく、1000年に1程度で起こる可能性がある2日間588㎜の雨量で多摩川・鶴見川の堤防が決壊した氾濫を想定しているので幸区も範囲に入っている。なお、現在のマップは2018年に、想定し得る最大規模の降雨量という条件にして改定したもの。
・今回の台風でも多摩川の堤防は決壊していない。
・想定し得る最大規模の降雨量が来るようなときは、東京・横浜も広域で浸水し、高台は土砂災害も考えられるため、よくよく考えて避難ですね。(マンションの3階くらいにいたほうがよっぽど安全かも)