サンクレイドル横濱妙蓮寺 に行ってみた − モデルルーム見学記

モデルルームにお邪魔をし、営業の方と挨拶をすると、まずは概要の説明を受けます。

■価格帯と購入可能な部屋数
　→看板等に書かれている価格帯は、1階で部屋の前に緑道の桜の木が来てしまう部屋など限定的で、
　　現在販売中の部屋の価格帯は3,400万円台～3,800万円台。
　　まだ、3～4割ほどの部屋は販売中か、次期販売予定と言うことです。

■立地
　→やはりバス利用がメインとなってしまいますが、目の前のバス停から菊名駅までのバスが頻発と言うのが
　　便利さのポイントと言うことです。
　　横浜市営バスと臨港バス、それぞれが日中でも約10分に1本ずつ出ているため、待ち時間は少なく
　　利用できる点は、バス利用前提ながらも、大きなメリットかと思います。

■学区
　→学区は上寺尾小学校と生麦中学校で、いずれも遠い部類に入るかと思います。
　　特に小学校まで1.5kmほどある点は、低学年のお子さんがいる方には気になるポイントかと思います。
　　学区よりも近い距離に小学校・中学校共にありますが、物件は鶴見区、近隣の学校は神奈川区と
　　異なっている点がネックな様です。

■買い物
　→徒歩1分でセブンイレブン、徒歩3～5分程でオーケーストアやファミリーレストラン等が入る
　　アクロスプラザと言う小規模なショッピングモールがあり、日常の買い物は便利かと思います。
　　但し、これ以外の買い物となると、バスで菊名or鶴見まで出るか、自動車利用になります。

■建物について
　→元々は複数のアパートと駐車場だった土地を前オーナーから良い条件で購入できたため、物件価格を
　　抑えられていると言うことです。
　　緑道側がベランダ、隣接するマンション・バス通り側が玄関となっており、目の前に圧迫感がある
　　建物がくる可能性が低い点はポイントです。

　　また、写真下側の細い通路が私道の通用口となっており、ここを使うことでさらにバス停まで早く
　　いけると言うことです。
　　バス停～通用口の門扉までは早く歩けば1分ほどですので、1階や階段近くの部屋ならば家からバス停で
　　徒歩3分と言うのも可能かと思います。

■エレベーター
　→要注意なのがエレベータの位置かと思います。
　　エントランス側ではなく、エントランスから建物を2/3くらい進んだ場所にあるため、部屋によっては
　　進んで戻る形になってしまうようです。
　　但し、駐車場の出入り口からはすぐなため、部屋の位置やライフスタイルで有利・不利が
　　出るようです。

■リビング
　→モデルルーム2階にある部屋は横型のタイプで、縦型に比べて部屋の広がり感を感じます。
　　リビングと洋室を仕切るウォールドアは、開けた状態で使うことが前提になっているようで、
　　洋室は家族の共用スペースが再現されていました。

■水周り
　→バスルームは少しコンパクトな1317で、横型の部屋は洗面室も若干コンパクトでした、
　　トイレも至って普通のマンションのトイレと言う感じですので、水周りについては少し弱い印象が
　　あります。

■キッチン
　→横型の部屋はキッチンも2.4mとマンションにしては広いレベルと言うことです。
　　ディズポーザはありませんが食器洗浄機が標準装備されており、広さもあって快適に利用
　　できるかと思います。
　　但し、モデルルームには棚やシンクなどのオプションが含まれているため、実際の部屋との違いの
　　チェックは必要だと感じます。

■ベランダ
　→奥行きが1.8mあり、他の物件とのサイズ的な違いはわずかかと思いますが、体感的な広さを
　　感じます。
　　目の前が緑道で、周囲は低層住宅街のため、4階以上ならかなりの開放感があるかと思います。
　　ただし、桜の木が目の前に来てしまうと印象が大きく変わってしまう点は要注意です。

■洋室
　→玄関側に2部屋ある洋室は6.2畳と5.5畳で、それぞれにウォークインクローゼットが備わっています。
　　ウォークインクローゼットの扉がスライドではなく手前に開くドアのため、家具のレイアウトを
　　考えないといけない点は△ですが、十分な広さのウォークインクローゼットがあるため収納家具が
　　少なくなることを考えれば、これでも良いのかなと感じます。
　　主寝室でなるであろう6.2畳は横長のため、キングサイズ等の幅広のベッドも余裕で置ける点は
　　◎だと思います。

■ネット環境
　→管理費の中にインターネト料金が含まれており、月額700円と言う価格は非常に魅力的です。
　　また、マルチメディアコンセントに無線LANルーターが内蔵されているため、わざわざネット環境を
　　構築しなくても良い点は魅力的に感じます。（自分自身の選択肢はなくなりますが･･･）

■エントランス・玄関ドア等
　→自動車のワイヤレスキーと同等の設備が備わっており、キーを持っていればエントランスの自動ドアは
　　自動で開閉すると言うことです。
　　玄関ドアもボタンを押せばカギを挿さなくても開くため、荷物が多い日や子供連れのタイミングでは
　　非常に便利な設備だろうと感じます。

■駐車場
　→建物内の駐車場は約半数ですが、概ね問題ない台数の申し込みで推移していると言うことです。
　　万が一満車になった場合でも近くには月極駐車場が複数点在しており、物件近くの駐車場も
　　空きが確認できていると言うことです。

■現地周辺について
　→建物はバス通りから15mほど入ったところに立地しているため、バス停が近いにも関わらず、
　　非常に静かな環境です。
　　建物前の道路に歩道はありませんが、片側1車線の6m道路で、若干の抜け道利用がある以外は
　　生活道路で交通量も少ないため、危ない印象は全くありません。
　　また、建物から直ぐに緑道に入れるため、子供連れでの外出なども安心できるかと思います。

　　建物周辺は完全な住宅街で、住環境としては非常に良好だと感じます。
　　自動車で1分ほどの距離に首都高のインターが1年～2年度に完成しますが、トンネル区間のため
　　排気ガスや騒音の心配もありません。
　　換気塔が距離的には数百メートルの場所に設置されていますが、ベランダとは反対側で、換気塔自体が
　　小高い丘を削って立てられているため、言われない限りは意識することも無いレベルです。

■緑道について
　→1kmほど続く緑道には小川も流れており、貴重な存在かと思います。
　　但し、桜の木があるため影になってしまう部屋があること、小川があるため虫の発生などは
　　時期により影響が出てしまうかと思います。

　　また、写真左手には駐車場がありますが、この物件への日照権確保を考えるとマンションを
　　立てるには効率が悪いため、開発されても戸建だろうと言う事でした。