リヴィエール八幡駅前ヴェリエってどうですか？

HP上の情報だけの判断です
【デザイン】
間取りは各フロア３戸オール角部屋で専有面積こそ一般的ではあるが、間取りが面白い。
女性目線と言っているだけあってキッチンからの脱衣所への導線など一時流行った生活導線が設計されているが、このクラスの専有面積だと脱衣所への導線よりも、もう少し広いパントリーを設けたほうが居室空間に無駄なものが見えず良かったのではないか？と思える。やはりキッチンからの主婦の生活導線を設けるのは戸建てでないともったいない。
間取りに一工夫あり、どこにでもある間取りではない為、他のマンションとの差別化が図れて面白いのではないかと思える。脱衣室と洗面室がセパレートになっており家事の面や来客時の洗面使用の際などには一体型よりははるかに良いと思われる。
【構造等】
ボイドスラブ250mm施工で二重床になっているが天井木下地で二重天井にはなっていないようなので若干騒音の心配ありかも。また柱型のコンクリートかぶり厚30mmは泰平・大英・新日鉄興和・なかやしき等よりは薄くなっている。戸界壁の構造記載もなく実際に資料を取り寄せて確認しないと何とも言えないが外壁厚150mmからも同等の戸界壁ではないかと想像される。またペアガラスの情報が出ていない為シングルサッシではないかとも想像される。
1F構造が駐車場などになっている為若干耐震性は劣るものの現在の耐震基準は当然満たしている為問題はないと思われる。
【設備】
キッチンについてはタカラ・Panasonic・LIXILなど好みの問題だけで差はほとんどないのでオプションを付けない限り極一般的な最近のマンションといった感じで可もなく不可もなし。
洗面についてもTOTO・Panasonic・LIXILなど好みの問題だけで差はほとんどないのでオプションを付けない限り極一般的な最近のマンションといった感じで可もなく不可もなし。
トイレについてはLIXILのフルオートを採用するくらいならTOTOのNJ2を採用してほしかった。やはりセフォンテクトとハイパーキラミックではセフォンテクトに一利あり、Panasonic（樹脂ガラスコート）では無いので及第点。
ガス床暖房などの設備がないのは残念。

【印象】
デザイン性に趣を置き躯体構造や設備に関しては基準を満たす程度といった感じ、設備についてはオプションで何とかなるものの躯体構造は変更が効かない為少しもったいない気がする。また駐車場が戸数分確保できていない上半数は機械駐車という点はマイナス。駅に近いせいもあり近くで借りるのも割高になりそう。無駄な共用スペースがないのは〇
しかし36戸にしては修繕積立金がかなり安い為、頻繁な値上げがあると覚悟しないといけない。
若い世代が長く住むというより50代くらいで子供が独立したくらいの夫婦が”LDKなどに間取り変更で住むのがベストな感じがする。

興味のある方は実際に資料を取り寄せ私の投稿が間違いではないかを確認した上で判断材料の参考にしてください。

【地盤情報】
http://dai-jisin-taisaku.info/yosoku/kakuritu/665197/