ぐみょうじ商店街について
弘明寺駅から現地までのアプローチ上には、アーケード付きの「ぐみょうじ商店街」があります。神奈川県内でも有数の賑わいをみせる商店街で、約130店舗が軒を連ねます。チェーン店や大型スーパーよりも、昔ながらの個人商店が目立つ印象です。仕事帰りに、お惣菜や食材を購入するのに重宝する立地です。アーケード付き商店街のため、雨の日にも傘を差さずにお買い物できる点が魅力です。
敷地プランについて
配棟は「南西向き」と「大岡川向き」の2棟構成です。ほぼ三角形の敷地のうち、南西側が道路を挟んで戸建てエリア、大岡川側はリバーサイド、東側には鎌倉街道が接しています。
南西向き住戸は、プランによっては道路を挟んでに戸建てと対面していますが 3階以上は一定の眺望が確保されています。大岡川沿い住戸はすべてのプランで将来に渡って眺望、通風、採光が確保されています。
リバーサイドといえば、害虫のにおい、大雨の際の氾濫が気になるところです。日ノ出町あたりの大岡川は流れがほぼなく淀んでいるイメージがあるものの、現地付近は川に一定の流れがあり、最近ではアユがのぼってくるという話もありました。実際に川辺に近づいてもにおいはありませんでした。営業担当者の話では、カエルなども多く、虫の発生もそれほど多くはないのではとのことでした。川辺を整備して以降のここ30年間は反乱したこともないとのことで一安心です。
営業担当者の話によると、東側の鎌倉街道については、車通りは多いものの、信号の数が多いため大型トラックなどはあまり通らないとのことでした。
間取りについて
各プランで玄関前にポーチかアルコープを設けています。特に、アルコープを設けているプランでは、玄関扉や玄関側洋室の窓を一定程度セットバックさせることで、廊下のサイドからの視線を遮っているほか、玄関ドアを開けた際に通行人との衝突を避けているとのことでした。
全12タイプの間取りは、田の字型中心です。リビングスペースをより広く確保するために、廊下スペースを最小限に抑えています。
やや気になった点としては、ほぼすべてのプランで、リビングイン洗面室を採用しているため、家族構成(年頃の女性がいる等)や、生活スタイル(来客頻度が高い等)によっては、家族のプライバシーが確保できないのでは…と思いました。
工夫を感じた点としては、モデルルームプランともなっていた「Gプラン」。キッチンと洗面室をつなぎ、廊下と洋室の2WAY設計としており、生活動線を考慮し、室内の通風も確保しやすい間取りに魅力を感じました。
屋内設備について
設備について、やや残念に感じたのは廊下収納内にコンセントがない点です。せっかくコードレス掃除機を立てたまま収納できるだけのスペースを確保しながら、収納内にコンセントが確保されていないため、充電ができないのです。営業担当者にその旨確認したところ、プランによっては今からでもコンセント設置が可能かもしれないとの回答でした。
もう一つは、キッチンのバックカウンター付き収納が、標準採用ではなく、有償オプションとなっていた点です。キッチンの収納スペースはなるべく多めに、より効率的に確保したいため、既製品よりもオリジナル収納を重視したいところです。営業担当者に確認しところ、40万~50万円ほどの追加費用が必要とのこと。個人的には、食器洗い乾燥機かオリジナルバックカウンター付き収納のどちらかを無償でセレクト可能にしてもらえないかと思いました。
非常に細かい点ですが、設備について、魅力に感じたのはキッチンカウンター前にコンセントを設置している点です。キッチンカウンターでの作業にコンセントは欠かせないものの、標準装備されていない物件も多いので嬉しいポイントです。
もう1つ、非常に感心したのは玄関ドアの設置部分に指はさみ防止スペースを設けている点です。営業担当者の話によると、保育施設では年に数件は子供がドアに指を挟む事故が必ず発生しており、子育て世帯にとっては「あるある事故」らしいのです。営業担当者によると、東京都内物件ではよく目にするらしいのですが、神奈川県内ですとのこと。私も玄関ドアに指はさみ防止スペースを確保している物件は初めてでした。
「自分の子ならまだしも、遊びに来た他人の子にケガをさせたら取り返しがつきませんよね」という営業担当者の話にとても納得してしまいました。
モデルルームについて
今回訪問したモデルルームは、ビルの1フロア内に開設されていました。営業担当者によると、プレハブを建てるのに比べると費用が1/3程で済むのだとか。経費削減にも一役買っているモデルルームでした。