ジオラマ上,透明の建物は既存建築物等です。本物件の南側には先行して分譲したパークナードリアンが存在し,こちらのジオラマも作りこまれています。リアンは14階建てとのことであり,南棟の一部分の眺望を遮っています。本物件の立地条件で言えば南西角がもっとも騒音・排ガスの影響から免れるため条件はいいはずですが,リアンがそびえているので眺望は15階にならないと抜けないというジレンマを抱えています。
リアンの影響を受ける住戸タイプを確認したところ,南棟のA~Cタイプが影響を受けるとのことでした。リアンとはおおむね20mほど離れているため,日影シミュレーションによると冬至の際は低層階が1~2時間程度陽が射さないものの,他の季節については問題ないとのことでした。
画像手前側が既分譲のリアン,奥側が本物件です。
【価格帯・管理費】
価格についてですが,モデルルーム訪問当時,第一期販売が始まっているにも関わらず,いまだ予定価格「帯」であることと,予定価格帯表は渡していないので,自身でメモするように言われました。また,営業が退席する際に,価格帯表も同時に下げることを徹底していたため,情報管理に厳しい印象を受けました。
価格帯表を私自身で記載させられたため,不愉快であったことから殴り書きに近いですが,参考までに掲載させていただきます。
全般的には安いとは思いますが,コストパフォーマンスがよいかといわれると,価格に応じてコストカットしている部分も目に付くため,お買い得感はないと感じました。
一方で,共益費関係はかなり安価ではないかと思われます。長期修繕計画について確認すると,修繕積立金について,5年後に1000円上昇,8年後に1000円,11年後に1000円上げて,そこからの上昇は考えていないそうです。現時点からわずか3000円しか上昇しないというのは,これを額面通り受け取ってよいとすれば(見積もりが甘く,後々一時金を徴収したり,又は修繕積立金を増額したりする可能性もあるから。),物件の維持コストが抑えられているということで評価できます。