[1]府中駅からモデルルームまでのアクセス
京王線の府中北口から、モデルルームまでは、徒歩でも4~5分程度で着きました。珍しく販売物件が3分ほどで、販売物件よりも駅から遠い場所に設置されています。
ただ、甲州街道に面しているため、モデルルームとしての集客には良いのかもしれません。
今回は、車で行ったのですが、モデルルーム脇に10台以上停められるスペースが有りました。
休日に行ったので、車を停められるか心配でしたが、他には誰も使っていませんでした。
駅チカなので徒歩での利用が多いのかとも思いましたが、モデルルーム内にも、あまり客はいない感じでした。
[2]モデルルーム内について
モデルルームの中には、キッズルームも併設されていて、小さいながら、保母さんもおり子供を預かってくれる形になっていました。子供がいる場合には嬉しいサービスです。
仮設のモデルルームですが、さすがの野村不動産だけあり、かなり豪華に作っています。1階に打ち合わせスペースが個室で3~4箇所と、オープンスペース(パーテーション区切り)が、10組席分くらいありました。
2階には、75㎡程の部屋(モデルルーム)が1つだけありました。
2LDKの部屋ですが、寝室とリビングをウォークインで繋げているタイプのもので、個人的にはかなり良いなぁと思いました。
[3]現地見学
一通りの説明を受けると、現地を見に行きましたが、まだ完成しておらず、外観だけを道路から見るだけなので、不動産の営業とわざわざ行く必要は無いように思えました。
元々は、築40年ほどのアパート的な物件が3棟程あった場所を世帯数を増やして高層化して、余りを売るといったもののようで、地権者がどこの物件になっても文句が出ないような建物にするために、通常同じ土地を野村不動産が建てる場合とは違う建て方をしている、と説明され、面白かった印象があります。
土地の形から、通常ディベロッパーが考える建て方だと、真四角の建物で構想にして北側にも部屋を作り、単世帯の少し狭目の部屋をそちら側にいれて作るか、真南に寄せてL字にして北側にも部屋を造るのが普通だということでした。
その営業さん曰く、それだと低層階になった地権者が陽当りが得られない可能性があるとうことで、南側に5mくらいの空地を造ったとのことでした。
また、入口も駅から敢えて遠い方を入口にしたとのことで、これも地権者からの要望だとのことでした。
今回の営業さんは、なぜかそれを売りのように話していましたが、地権者のためにこれから購入しようとしている者たちがかなりの負担や不便を強いられているような感じがする物件でした。
[4]周辺環境
駅チカの物件なのですが、逆に住環境としては閑静ではなく、目の前に変なホテルがあったりで、ファミリー向きではなく、時間を大切にしたいDINKS向きのような気がします。
府中駅は、特急も停車する駅なので、駅前が開発されており、そのために夜遅くまで遊んでから帰る人には、最高の物件になると思います。
また、府中市は、子育てもしやすい街で、住みやすい街のランキングで上位にランクするとのことでした。ただ、今回のこの物件に限っては、あまり子育て向きでは無いように思えます。
[5]建物の施設
下層部分は貸店舗になるとのことで、通常の階層よりも低層でも高くなるとのことでしたが、周りが高い建物に囲まれているので、正直景色や環境が良いとは言えないと思います。
また、個人的には下層に店舗が入ると、子供への悪影響や、夜中の煩さがマイナス評価になるかなぁといったところです。飲食店が下にあると、匂いの問題や虫の問題も出てくるように思います。
[7]価格帯
6000万円から7500万円といったところでした。
正直、この物件で、この価格!?というのが感想ですが、地権者はほぼタダで入居しているので、その分の利益を新規販売者から取る形になるので、仕方ないのでしょうが、入居後に地権者と上手くやっていける自信はありません。
1㎡あたり90万円~100万円ほどの金額でした。駅近物件なので、仕方ないところではありますが、この金額になると、かなり他の選択肢も広がるので、どうしてもココ!といった踏み込みは出来ませんでした。
[8]広さについて
部屋の広さは、あまり差がなく全体的に72㎡~80㎡といった物件になっていました。営業のひとが言うには、この広さ帯が、周辺の府中で多く売れていたのでこの広さにしたとのことでした。