>>1201マンション検討中さん
「田舎」「鄙」「郷」とは、都会から離れた土地を意味する、人口や住宅がまばらで辺鄙な地域を指す概念・用語である。もう少し具体的に言うと、農村・漁村・山村・離島などとなる。また、「田舎」は故郷を指す場合もある。
日本語では日本書紀や万葉集には「田舎」の語が現れていた。
『鄙』という字は訓読みでは「ひな」と読み、「鄙びた地域」「鄙にはまれな」というように用いられている。又、『鄙』という字は「蔑む」という意味で用いられる例が多い(例:鄙夷、鄙棄、鄙視、可鄙)為に、『鄙』を嫌い、『郷』を用いる場合もある。
「田舎」という概念は、都市というものが出来てはじめて(対比的に)登場した。一般に、都会ではない場所、人口や住宅の少ない地域が田舎とされている。とはいえ、「田舎(地方)」と「都会(都市)」に二分するとしても、はっきりとそのような境界線があるわけではなく、線引きのしかたは様々ありえて曖昧である。
都市部の人口が飛躍的に増加するなど世界規模で都市化が進んでおり、都市周辺の「田舎」も都市文化へと吸収されるなど多様な文化が単一化しつつあるという指摘もある。