シティタワー東梅田パークフロント に行ってみた − モデルルーム見学記

・見学の流れ

モデルルームがあるのは住友不動産総合マンションギャラリー梅田館。地下鉄谷町線東梅田駅を7号出口から出て、お初天神の方向へと進んでいけばすぐに見つけることができます。
JR大阪駅からでも充分に歩いていける距離でもあるので、大阪に出たついでに見学をしていっても良いかもしれませんね。もちろん、事前予約は必須ですよ。

約束してた時間より少し早めに着いてしまったのですが、受付の女性にシティタワー東梅田パークフロントの見学で予約していると告げると、ソファでお待ち下さいと案内され、数分後には商談スペースに連れていって貰えました。ちなみに、館内には喫煙所も設置されているので煙草を吸う方でも気兼ねなく訪れられるでしょう。

見学当日は平日の夕方頃だったので、かなり空いていましたがやはり土日になるとかなり混雑するとのことでしたので、休日に見に行きたい場合は早めの予約をオススメします。

担当さんが現れてから端的に良いところを教えてくれたのですが、やはり家選びは何を求めているかを第一に考えた方が良いとのことでした。

まずパークフロントは「住む」という点を重視しているので、大通りから奥まったところにある。梅田まで簡単に歩ける。梅田というのはど真ん中に住めないので、ちょっと離れた住みやすいエリアにある。西に行ったら梅田で東に行ったら天神橋筋商店街がある。等々と色々と利点を並べてくれたので、住みやすそうだという印象がかなり大きくなりました。

ご年配の方でも特に用が無くても頻繁に梅田に行くことが元気の秘訣になってたりもする。という話も伺えましたし、泉の広場まで5～6分で行けるとのことなので、ちょっと大阪駅から離れているとはいっても、充分徒歩圏内だな。と強く思いました。

また、野崎公園、扇町公園という公園がかなり近くにあるのでファミリー層にも人気の物件なのは間違いないでしょう。

暫く話を聞いた後で、シアタールームに移動してプロモーションムービーを見ることになり、同じフロアの別部屋へと移動しました。ムービーの内容としてはやはり住みやすさをアピールしたものになっており、生活環境の良さを謳ったものでした。その後はマンションの模型を見ながら色々と説明を受けたのですが、他のタワーマンションとは違って自転車置き場が外にあるという点が印象的でした。気軽に乗れるのが自転車の強みなのに、取り出すためにいちいち専用エレベーターを利用して……。というのは実に億劫ですからね。

立地的な話は充分に聞けたので気になる価格帯を聞いてみると、下層階で55㎡の2LDKの部屋で3900万円ほど、中層階の65㎡の3LDKだと5200万円ほど、高層階の70㎡の3LDKだと6200万円ほどだったので、基本的には広さと高さで値段が決まるかんじではありました。ただ、27階の60㎡の部屋が4600万円ほどというのもあったので、バラつきはそれなりにありますね。

・交通アクセスはどうなのか

地下鉄谷町線東梅田駅から徒歩10分って都心部からそこそこ遠いのでは……？と思っていたのですが、実際に建設予定地まで行ってみるとそれほどの距離ではないと分かりました。
絶対に5分以上は歩きたくない！という人だと遠く感じてしまうかもしれませんが、個人的には普段から歩き慣れているので短めの距離だと言えます。

駅直結がいい。という人だとアクセスが悪いように感じてしまう可能性もあるので、基本的には住みやすさを重視している方の為のマンションだとも言えるでしょう。

・周辺環境の良さがアピールポイント

「住む」ことを重視しているだけあって、マンション周辺の施設の充実さには目を見張るものがあります。
まず家族で住むことになれば毎日の料理は必須になってきますが、徒歩二分でスーパー「ライフ」があるので毎日買い物に行くにしても時間短縮に繋がります。

少し足を伸ばせば阪急オアシス同心店、KOHYO南森町店等のスーパーマーケットもあるので買い物をする場所には困りません。

また、扇町小学校、天満中学校どちらも徒歩5分程度でのアクセスが可能になっているので、お子さんが居ても中学校卒業までは快適な通学が約束されるはずです。

北野病院、北区役所も徒歩10分以内でアクセスできますし、何かあった際にも迅速に問題を解決できるでしょう。

そして関西では珍しい都市公園の扇町公園がすぐ近くにあるので、春は桜が咲き誇るのを楽しみに待てますし、ご年配の方の散歩コース、小さなお子さんの遊び場としても最適でしょう。

また、野崎公園なら徒歩1分という近さですし、少しやんちゃになってきたお子さんでも、近くで遊ばせられて安心できるはずです。

・目玉は天神橋筋商店街

東に行くと見えてくるのは全長約2.6kmの天神橋筋商店街です。
少し歩いてみたのですが、食べ物屋さんから服屋、本屋、ドラッグストア等々、様々なジャンルのお店が揃っていて一日中いても退屈しなさそうです。

なかなか面白そうなお店もたくさんありましたし、休日は新規開拓をしていっても楽しめそうですね。
ちなみに、お店の数は約600個あるらしいので全制覇を目指すのもいいかもしれませんよ。

・モデルルーム見学

モデルルームは同ビル内の上の階にあったのでエレベーターで向かいました。今回見学させて貰ったのは住居専有面積が68.86㎡(約20.83坪)の70Aa typeです。モデルルーム用に洋室を1つ無くして、リビングを広めにした部屋になっているとのことでした。

玄関を開けると左手にシューズインクロークの収納スペースがあり、これは一般的なマンションと同じ作りですね。
玄関から正面の扉を開けると洋室（1）があり、書斎的な使い方をしているようです。

ちなみに左手のワイングラスが飾ってある棚はオプションで追加したものなので、備え付けではありません。

その隣は洋室（2）で寝室になっていました。

ベッドを置くとそれなりに面積を使ってしまうので、住居人数が多くなると寝場所の確保に頭を悩ませることになるかもしれません。

本来ならその隣が洋室（3）になっているのですが、モデルルーム仕様だとリビングを広めにしたデザインでした。

洋室（3）がなくなると廊下からリビングへの扉の位置も異なってくるとのことでした。

こちらはリビングの他の画像。なかなか広々としています。

テラスはかなり広めになっているので、椅子を置いて夜景を見ながらお酒を飲んだりするのも大人の楽しみというかんじでいいですね。

基本的にはどの部屋でも間取りは殆ど同じで、㎡が広くなったとしても急激に部屋数が増えるわけではないとのことでした。（1部屋追加くらいはありますが……）

・管理費・修繕費積立金等

部屋タイプによってかなり異なってきますが、モデルルームのような70Aa typeだと管理費、修繕積立金、インターネット利用量込みで月額21000円ほど。引き渡し時には一時金、管理準備金として計40万円ほどが必要になってきます。

駐車場は立体型のタワーパーキングが242台分が用意されており、全戸数の50%ほどの台数になります。抽選で利用が決まることになります。種別として普通車が90台分で月額26000円、ハイルーフが152台で月額30000円です。

平置きの駐車場も2台分あり、使用量は月額45000円になります。
バイク置き場は98台で、大型バイクは10台分、使用量は月額3000円。ミニバイクは88台分用意されており、使用量は月額1000円。

自転車置場は平置きが294台、二段式上段が271台、二段式下段スライド式が415台で月額使用料は100～400円です。

・価格について

55㎡の部屋で4000万円弱、上層階の70㎡の部屋でも6000万円あれば手が届くという価格帯なので、安くはないにしても高級タワーマンションの中では比較的お手頃価格のように思いました。

最上階付近の60㎡の部屋でも4600万円ほどの部屋は存在していましたし、値段に頭を悩ませている人は一考する価値が有るかもしれませんよ。

立地条件や各サービスを考えると驚くほど高いということには、決してならないでしょう。