>60727
何度も貼られているランニングコスト2000万説を参考に平均値を計算してみる
>「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」
>に寄りますと、おおよそ、
>・修繕費200円/㎡(専有面積と世帯で割った共有面積で計算)
>が妥当だそうです。
>一世帯あたり100㎡としますと、一世帯あたり20,000円/月、
『マンションの修繕積立金に関するガイドライン』 - 国土交通省(PDF)
http://www.mlit.go.jp/common/001080837.pdf
このガイドラインによると、
修繕費200円/m2に共有面積は含まれる
マンション床面積(全国平均)は70.6m2だから
修繕費=200円/m2×70.6m2=14,120円/月
なお、200円/m2は
新築時から30年間に必要な修繕工事費の総額を、当該期間で均等に積み
立てる方式(均等積立方式)による月額を示している(ガイドライン参照)
>戸建ての修繕費用は、30年間で
この方は戸建て修繕費を30年間で見積もっている
ガイドラインもちょうど30年で計算しているため
>・臨時修繕積立金(の自己積み立て) 10,000円
これは不要である
>・駐車場代 20,000円
『設置率から見えてくる全国での分譲マンションの駐車場・駐輪場 最新事情』 - 東京カンテイ調べ(PDF)
https://www.kantei.ne.jp/report/84TR-settiritu.pdf
これによると駐車場代の全国平均(2015年)は8,415円
3年前の数値なので、繰り上げて10,000円が妥当なライン
以上から
>・管理費 15,000円
>・修繕積立金 15,000円
>・臨時修繕積立金(の自己積み立て) 10,000円
>・固定資産税の差額 10,000円
>・駐車場代 20,000円
ではなく、
・管理費 15,000円
・修繕積立金 15,000円
・固定資産税の差額 10,000円
・駐車場代 10,000円
でマンション固有のランニングコストは50,000円。
>戸建ての修繕費をチャレンジャーは10,000円、安全派は20,000円
よって、ランニングコスト差は30,000円~40,000円/月
35年の差額は1,260万円~1,680万円
ただし、住宅ローンでは利息がかかります。
毎月30,000円~40,000円の返済額での借入額は979万円~1,306万円になります。
(35年、金利1.5%、元利均等)
ここからさらに売却差損を引きます
>平成28年度 住宅市場動向調査報告書(PDF)
>http://www.mlit.go.jp/common/001178016.pdf
>平成28年度の平均住宅売却損
>戸建 1011.5万円
>マンション 752.5万円
>戸建=マンション+ランニングコストー金利ー売却差損(259万)
979万ー259万=720万、1,306万ー259万=1,047万
よって、ランニングコスト差は720万円~1,047万円
なので、どちらが良いかを検討するとしたら
4,720万~5,047万戸建てと4,000万マンションって感じです。