ずっと気になっていた国分寺四季の森を見学してきました。
自然に囲まれた生活が好きな私。できれば老後は自然たっぷりの山で……と考えていたのですが、「森」をコンセプトに作られたこのマンションでなら自宅にいながら森に住んでいるとういう贅沢な環境を体験できるかも……と思い、足を運んでみました。
ずっと気になっていた国分寺四季の森を見学してきました。
自然に囲まれた生活が好きな私。できれば老後は自然たっぷりの山で……と考えていたのですが、「森」をコンセプトに作られたこのマンションでなら自宅にいながら森に住んでいるとういう贅沢な環境を体験できるかも……と思い、足を運んでみました。
○モデルルーム見学の流れ
モデルルームの場所は、隣駅の武蔵小金井駅徒歩3分。北口を出てすぐの通りを左にまっすぐ進むだけなので、迷わずに着けました。
コインパーキング、来場者専用の駐輪場も隣接していたので、車や自転車でも便利にアクセスできると思います。
中に入ると、受付で記名してからすぐに打合せブースへ案内され、アンケートを記入します。ここから営業マンに引き継がれ、物件の概要説明と簡単なアンケート確認の後、コンセプトムービーの鑑賞、ジオラマ模型の部屋、各種説明ブース、モデルルーム見学と順路を辿って見学していく流れです。営業マンは40代くらいの男性で、売り込む雰囲気もなくソフトにご対応いただきました。
○コンセプト:大自然の森の中に暮らす
この物件の一番の特徴は、都内では珍しく広大な森に囲まれている点です。
森の正体は日立製作所の中央研究所という施設なのですが、これがとにかくデカい。何と20万㎡以上、東京ドーム4.5個分の広さの敷地に、樹齢100年余りのケヤキをはじめ「手付かずの自然」が残されているんだそうです。
森の南側が4月と11月の年に2回だけ開放されるそうなので、ここに住んだら是非子供を連れて散歩に来たいなぁと思いました。
ただ一つ残念だったのは、物件の南側には20mほどの距離に7階建ての研究施設が接近して建っており、延々と続く大自然を望めるわけではなさそうな点ですね。ある程度階高の高い住戸なら、南側の建物の隙間からその奥を見渡すことはできるかもしれませんが、住戸の中から直接広大な森を感じたいのであれば、むしろ東向きのD棟の方がオススメです。
○アクセス: 2駅4路線利用+専用シャトルバスの贅沢
交通アクセスは、主要の国分寺駅から徒歩13分と少し離れているものの、大きいのは隣の西国分寺駅も徒歩圏内であることと、居住者専用シャトルバス(有料)が完備されていることではないでしょうか。
国分寺駅は、人気の中央線で最も速い「通勤特快」が停車し、新宿駅までなんと1駅。西武線の2路線も利用可能な非常に交通利便性に優れた駅です。
加えて西国分寺駅は、東京都を縦断する数少ない路線のJR武蔵野線が乗り入れています。つまり、中央線、西武国分寺線、西武多摩湖線、武蔵野線の4路線が徒歩圏内で直接利用できるので、かなり広範囲でのアクセス性に優れていると思います。
そして、居住者専用のシャトルバスがあるのも嬉しいですね。平日限定ですが、敷地内から国分寺駅の目の前までの送迎はお買い物帰りなどに重宝しそう。チケット制で、片道50円を予定しているそうです。
○共用部サービス:豊かな緑と人の触れ合いが交流を生む、上質で多彩な共用スペース
共用部には大型物件にふさわしく非常に多彩なサービスがありますが、まず私が気に入ったのは、敷地内最大の庭「サクラガーデン」を臨むテラスです。サクラガーデンには桜や紅葉の木が多数植わっており、隣接するテラスから雄大な四季の移ろいを感じることができます。イリカフェ社が世界中に展開するコーヒーブランド「illy」の提供するカフェコーナーで、挽き立てのコーヒーや焼き立てのパンを楽しみながら、上質な時間を楽しめそうです。
また、オシャレな緑に飾られたキッチン付きのコミュニティラウンジでは、居住者同士の交流や来客を招いたパーティーなど、人の交流を生むさまざまなイベントが可能。国分寺の地元の新鮮野菜を使った料理教室なども開催されるようですので、ママ達の交流の場にはもちろん、お子様の食育のきっかけとしても魅力的だと思いました。
子育てへの取り組みは、東京おもちゃ美術館と協賛した木材の温もりを全身で体感できる「木のひろば」や、パパが集中できる書斎スペースにお子様が宿題などに取り組めるスタディーブースを併設した紀伊國屋書店協賛の「ライブラリーラウンジ」などたくさん。また画期的な取り組みとして敷地内に設けた「学童保育施設」は、自宅=学童となるため、お子様が明るいうちに学童に“帰って”こられ、遅い時間に外を歩かなくてもよくなるのがとても安心です。まさに、子育て環境としてはこれ以上ないサービスが揃っています。
駐車場は、全494邸に対して238台分と約半分の用意。敷地の内側部分に青空+地下2階の3層構造になっています。契約方法は抽選ですが、販売期ごとに分けて抽選をするそうなので、早い段階の希望の方が通りやすいと言われました。
○住戸特徴:間取りはシンプル、条件によって幅広い価格設定
住戸は全494邸と充実の大型物件ですが、特徴はそのうち374邸と大半が南向きに計画されている点です。自然を感じながら暮らすコンセプトなので、日光も大切にした設計をしているんだなと感心しました。間取りタイプは2LDK〜4LDKですが、8割以上を占める3LDKでは北側のC棟で4,200〜5,400万、南側のA棟で5,500〜6700万とだいぶ条件によって幅があります。これも大型物件ならではでしょうか。
モデルルームは、私が訪れた時は75㎡の1タイプのみ見学可。2月には97㎡の4LDKが公開される予定だそうです。今回見学した75㎡は、本来3LDKの広さですがパーテーションが外されており2LDKの間取りになっていました。
まず北側の玄関を入ると壁面いっぱいのシューズクローゼットがあり、雨傘をすっきり収納できる傘ホルダーもあって収納量抜群で好印象。まっすぐ伸びた廊下を進むと両側に5.7帖、6.4帖の部屋があり、南側の奥のLDKへと繋がっていきます。6.4帖の部屋には2方向から出入りできるウォークスルークローゼットがあり、たっぷりの洋服を仕舞えるのはもちろん、クローゼット内で身支度をしてそのまま出かけられる便利な動線が非常に魅力的でした。
メインのLDKに入ると、オシャレなカウンター付対面キッチンがとても開放的にお出迎え。1階の設定ということで外に専用庭が続いていましたが、キッチンに立ちながらでもお子さんが楽しく走り回る姿をばっちり見届けられる空間でした。リビング・ダイニングはパーテーションを取り払って17.8帖の一体空間にしていたので、とても広々と感じました。パーテーションをつけて仕切ったとしても、2階以上でも外のテラスに1.8m近い奥行きがあるので、その先の大自然を感じられればさほど窮屈感はないかなと想像します。そして1階のみの贅沢である専用庭は、思ったより広い!キャンプ好きの私には庭先グランピングに最適なワクワク空間でした。
他にも、キッチンのシンクには生ゴミを粉砕できるディスポーザーが搭載されている他、浴室にはなんとミストサウナが・・・仕事帰りの癒しになること間違いなしです。全体的にシンプルでオーソドックスな間取りですが、細かな配慮で便利に快適に暮らす工夫がよくちりばめられていたと思います。