レイクタウンに限らずこの辺り一帯の地盤はとても軟弱です
大きな河川がたくさんあって水害地帯ですので固い岩盤はなく流されてきた土が積もった土地だからです
その分肥沃なので農業には向きます
レイクタウンもつい最近まで水田地帯でした
今でもレイクタウンの外に一歩出ればたくさん水田がありますね
レイクタウンの街づくりをする際に当然この地盤の悪さは問題でした
そこで盛り土をして転圧をしてという作業を10年単位で繰り返して踏み固め、地盤を改良しています
不動産屋さんはよくこれを指してレイクタウンは地盤は大丈夫と言っているようですね
しかしこれはあくまでも表面が固められているだけで戸建て程度のものを建てるには許容できる程度に改良されていますが、
その下は根本的には軟弱地盤なのでマンション等の大きな建物を作る際には杭打ちなどかなりしっかりと補強がされてます
実際にレイクタウン駅を作るにあたって武蔵野線を高架化した際にもこの近辺の軟弱地盤は課題になり、
50mというとてつもない長さの杭を打ち込んで補強しています
これは土木学会でも報告されていて以下の資料で読めます
軟弱地盤についてもこの資料に詳細が書いてあります
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2003/58-6/58-6-0266.pdf
つまりレイクタウンの地盤が良いか悪いかというと、悪いと言う答えになるのが一般的でしょうね
高架を作るのも容易な話ではないレベルです