レイクタウンの不動産は、つい2年半前まではいわゆる青田買いで、パンフレットの完成予想図しかない状態でも、我先にと数倍の競争率を尻目に、抽選に当たれば大喜びで手付金を支払っていましたね。
現地に建物は建っておらず、基礎工事を開始したばかりの泥んこ現場から、何も無い空を見上げて我が家はあの辺かな?と喜んでいたのが夢のようです。今ではとてもとても信じられません。
新三郷や吉川美南の開発が加速して、かろうじて狭い空き地を大京がキープしたアクアステージあたりから、レイクタウンの不動産市況が一転し、大和ハウスが強引にキープしたタグランセンスで高値掴み物件の印象が色濃くなり、ここに至っては取り巻きがブンブンと蜂の巣をつつくような異次元の賑わいというヒストリーですね。
近隣駅前の物件の利便性と穏やかな街づくり構想に比して、果たしてレイクタウンブランドだけで、まだやっていけるのかという議論の帰結は見えてきた気がします。