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>>11549
記事はきちんと読んでください
https://www.i-ecoup.com/wp-content/uploads/2015/11/shiroarireport.pdf
図 3-17 に土台種類別にみた建物数を示す。3 割程度が加圧注入材を使用しているが、その他は
表面塗布か高耐朽樹種による土台が考えられるが、大半は表面塗布による土台と思われる。表面塗
布による場合、その薬剤効果の持続期間は 5 年が限度とされているから、築年数が 5 年を超える建
物では再処理が必要になるが、実態はほとんど行われていない。その結果、土台や軸組材の劣化
被害の発生につながる恐れが大きくなる。一方、加圧注入材は有効成分の揮散や分解が少ないも
のが多いから、耐用年限が長いと考えられており、土台に生物劣化被害が 10年程度で発生すること
は少ないと思われる。本調査項目は、その辺の検証をすることが目的である。