自治会費300万円着服で自治会会計担当を書類送検。自治会の総会で会計報告に不自然なところがあることに気付いた住民が警察に告発。
菰野町内の自治会で会計を担当していた60代の男性が、2年余りの期間に自治会費300万円余りを着服していたとして業務上横領の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、菰野町諏訪の自治会で去年3月まで会計を担当していた60代の男性です。
警察によりますと男性は、平成26年6月から28年8月までの2年余りの間、自治会費のうち、急な工事の費用などに充てる「特別会計」から300万円余りを着服していたとして業務上横領の疑いが持たれています。
去年4月に開かれた自治会の総会で会計報告に不自然なところがあることに気付いた住民が警察に告発したということで、警察は任意の調べに対し男性が容疑を認めたことから22日までに男性の書類を津地方検察庁四日市支部に送りました。
警察によりますと男性は去年6月、着服したのと同じ額を返済したということで、調べに対し「金は遊興費や生活費に使った」と話しているということです。
菰野町によりますとこの自治会はほかにも使い道のわからない金があり、住民たちから話を聞いているということです。
2019年2月