駅から現地への道順
元住吉東口からオズ通り商店街を抜けて綱島街道を渡ったら、セブンイレブン川崎木月店の脇に入って1つ目の角を曲がって2、30m歩いたところに建設地があります。綱島街道を渡る時に信号に引っかからなければ表記通り徒歩5分で歩けます。フラットなのでベビーカーでの移動も楽です。ただし元住吉駅東口にはエレベーターがなく、西口のエレベーターを利用するしかないので、ベビーカーや車椅子などエレベーター利用者は東口と西口の間の踏切に引っかかる時間を移動時間に考慮した方が良いかもしれません。
武蔵小杉から現地まで歩いたことはありませんが20分前後で行けそうです。
現地
営業さんの話ではもともとは個人所有のアパートだったという敷地の周囲は、閑静な住宅街で、嫌悪施設と呼ばれるようなものはなく住環境は良さそうです。綱島街道が近いですが、十分に奥に入った立地なので騒音が気になることはまずないと思います。
敷地は南面が接道で、道幅も9mほどあるので低層階でも日照には概ね問題なさそうです。南西に位置するAgタイプだけは目の前が3階建ての民家がありますが、モデルルームで日影図を見せていただいた限り、1階でも冬場なら正午前までは日が差すようでした。
モデルルーム
モデルルームは現地から離れた東急線車庫の近くにあります。駅から歩くと、綱島街道を南に下って10分ほど歩いたところにあり、モデルルームの方が現地よりも駅から距離があります。至近には、ブレーメン通り・井田三丁目商店街を抜けた先にあるイニシア元住吉のモデルルームがありました。
モデルルーム建物内に入ると商談ブースに向かうまでの廊下にカラーセレクトのサンプルが置いてあります。カラーセレクトは3パターンから選択でき、よくあるダークブラウンとナチュラルの他、建具がダークブラウンで床材がホワイトというコントラストの効いたものがありました。奥に入ると4つほど商談ブースがあり、手前には敷地と建物の模型図があります。
モデルルームが作られているのはDタイプ(70.11平米)でリビング横の洋室をなくし、2LDKにしたものでした。カラーセレクトで選ばれていたのはダークブラウンで、ある程度大きな子供(大学生以上?)が一人いる家族での生活を想定したお部屋といった風情です。
2LDKになっているので、南向きのリビングは16帖と広々しており、ダイニングセットとソファを十分余裕をもって設置できていました。しかもオリジナルプランでは洋室だったスペースにはウォークインクローゼットが備えられてるので部屋の中に新たに収納スペースを作る必要がなりませんでした。そればかりかすべての部屋にウォークインクローゼットがあるので全体的に収納はたっぷりある印象でした。天井高は、2.4mとラーメン構造の建物では一般的な高さで、下がり天井も随所に見られました。ベランダにつながる窓もハイサッシは採用されていませんでしたが、北側の部屋にもベランダがあるため、よくある田の字型の間取りでありながらもはきだし窓が多いのはメリットではないでしょうか。
営業の方のお話では、現在の土地価格や人件費の高騰のあおりで、分譲マンションとしてはごくごく標準的な設備なので他と比較してずば抜けている点はないとさっぱりとおっしゃっていました。建物としてのグレードを高めるなら、ベランダにスロップシンクがあったり、7階建てを6階建てにして天井高をもっと確保できてたりする必要があるが、そうすると一室当たりの価格が大幅に上がってしまうとのことで、駅から徒歩5分、全戸南向きという点を評価していただける方向けですとのことでした。建物のグレードの高さを追い求めるなら武蔵小杉のタワーマンションなどの方を検討した方がよいかもしれません。サンクレイドル元住吉は、駅近だけれども静かな住環境を探している世帯にぴったりだと思いました。
写真は玄関です。廊下のエコカラットと鏡はオプションですが、タイルは標準仕様だそうです。
ありゃ、上の投稿で重複がありますね。下書きからのコピペに失敗しました。
写真は主寝室として利用できる洋室です。バルコニーに出られるのが特徴ですね。
■総評■
近年急速に変化する武蔵小杉ほど派手でも人が多くもない静かな環境だが、買い物に便利な武蔵小杉も十分に徒歩圏内で利用できる元住吉駅徒歩5分という立地と、全戸南向きの小規模マンションという点が、武蔵小杉に乱立するタワーマンションや、元住吉ブレーメン通り商店街側で計画されている大規模マンションとは一線を画くするポイントでしょう。モデルルームの営業さんから伺った想定ターゲットとは異なり、モデルルームを拝見した個人的な感想では、子育て世代まっさかりという方よりもDINKSや子育てが終盤にさしかかっている方などが落ちついて暮らせるマンションではないかと思いました。