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左官の未来
☆左官業界の現況
左官の仕上げの塗り壁は建築の工業化、効率化、経済性重視の流れの中で昭和50年をピークに数年の間に設計図書上から無くされてしまった。
安藤忠雄氏の設計思想、またこの教科書のように仕上げ工事の中で現場作業の多い左官工事は、仕上げ工事の中心から徐々に抹殺されて乾式工法が主体となってきた。
その結果左官人口は激減の一途を辿り、特に昭和55年から平成2年の10年間に10万人の減少を見ている。
当時若手左官が大量に左官業界から去った為、現在、左官業界は高齢化が進み平均年齢60歳を超えているものと思われる。
左官を必要としない工法へ作業はシフトしてきた。
[スレ作成日時]2016-06-22 13:48:20