マンションは相鉄線で横浜駅の一つ先、平沼橋駅付近の商業地域にあります。横浜からもじゅうぶん徒歩圏内です。
竣工は今年11月ですが、販売開始からだいぶ経っているようですが、第3期販売中です。
立地が、石崎川と幹線鉄道の線路、そして自動車道の陸橋 に囲まれた場所にあるということが、ネックになったのでしょうか。三井不動産のマンションと言うことで売り出しのタイミング的に悪影響があったかもしれません。
モデルルームは現地ではなく平沼商店街近くのビルの中にあります。エレベーターでそのまま昇り、受付で来意を告げますと商談スペースに案内されます。
そこでアンケートの記入後、担当の方を待ちます。
まず、担当の方から口頭でマンションの周辺の紹介など概要説明を受けました。
また商業施設も集まってる点、相鉄線・京急線が近隣を通っているうえ、横浜駅も徒歩圏であることなどの利便性を強調した説明を受けました。
マンションのイメージムービーをまず鑑賞後、パネルんどをながめたあとにモデルルームに移動。
モデルルームはEタイプ、67.41平米で、3LDKにウオークインクローゼットとシューズインクローゼットが備えてあるタイプです。
共用廊下から入ると、玄関がクランク状で、リビングは見通せない形です。
これからは増えると思われるアウトフレームで、部屋がきれいな形で、梁のデッドスペースがないのが特長です。
玄関から続く廊下の両脇に6.0畳と4.5畳の洋室があります。水回りは住戸の中央に集まり、奥の川に接した方向に、リビングルーム11.2畳と洋間5.0畳が並んだタイプの作りです。
角部屋ですので、すべての部屋に窓があり、自然光がとれます。また戸外にサービススペースがありました。
キッチンは吊り戸棚タイプ。設備はいたって標準です。
66戸の中規模マンションですが、ディスポーザーはありません。ですが食洗機は標準装備でした。
部屋は対面式キッチンなので、とても開放感がありました。
リビングは梁も柱もなく、すごく広々としているように感じました。
洋室との間の引き戸は下がり壁が少なく連窓となり、窓からの採光も眺めも十分な印象です。
その後は模型を見て席に戻り、色々な話を伺いました。
駐車場は機械式で18台。平置きで2台。66戸ですが、場所からみて自転車で生活には十分だと思います。
ただ、その駐輪場には74台分。1軒1台です。間近にはスーパー的なものはないので、自転車は必須です。ファミリー層も狙ってるにしてはすくないです。
共用部はエントランスくらいでしょうか。
価格帯ですが、次期住戸、先着順住戸を合わせて11戸分が見れました。
<リバーサイド、川向き棟>
角部屋
3LDK 68.98平米 6F:5290万円
5F:5190万円
3LDK 65.28平米 9F:5080万円
7F:4900万円
3LDK 66.08平米 9F:5150万円
7F:4970万円
角部屋
3LDK 67.61平米 4F:5100万円
3F:4990万円
<南西、陸橋向き棟>
3LDK 66.24平米 9F:5150万円
5F:4770万円
3F:4300万円
1LDKは完売していました。
こちらの棟の低層は破格でしたが住環境として車が絶えず走る橋と正対するのは個人的には無理でした。
横浜駅近辺で販売されているマンションの価格を思うと割安感もありますが、立地を考えると高いのかなと感じました。
しかし担当の方の話では価格の改定もあるかもしれないとのことでした。気になったらお問い合わせすると良いです。
実際に現地周辺をぶらつくと、やはり、車の発進音はとてもすさまじく、そこそこ離れて聞く音としても、JRの高速走行が引きもなく上下あり、相鉄もあり、ととてもうるさいですが、電車の音は車の不規則性に比べると慣れれば気にならないかもしれません。
横浜近辺には川は多いのですが、もちろん清流ではありません。汚水などはないですが、イメージ映像とはちょっと違う印象です。むしろ蚊の発生とかが心配になる部分もあります。
ただ、上階になればこれらの問題からは解放されますし、下層階でももちろん、これに対しての対策は万全です。二重窓やその他が対策されていますが、年中窓を閉め続けなければうるさいことからは逃れられません。
選挙が近づきポスターも目に付きます。菅官房長官のお膝元ですので、待機児童問題や福祉施設などなどの政治的課題の対策はすぐに達成できるかもしれません。
このマンション近辺は、みなとみらい地区やみ外人墓地の山手のイメージでしか横浜をしらない方には「平沼橋ってどこ」という方も多いでしょう。
がんばれば横浜に、徒歩でアクセスできるにもかかわらず、知名度的にはマイナーなイメージのエリアです。
マンションホームページには、松原商店街や藤棚商店街などの紹介がありますが、渋い平沼商店街のような昔ながらの商店街も近くに多く、落ち着いた環境の中で、文教施設なども近く、ファミリー必須要素はあまねくそろっているイメージ。
それに反して新鋭の横浜駅近辺やみなとみらい地区などへはフラットで自転車で気軽にアクセス出来ます。住むには臨海地区は不安があるかもしれないですが、標高はひくいながら内陸で、昔の街ゆえの岩盤は盤石といったところも魅力の一つです。
石崎川の桜を全面に押し出しているマンション名が、横浜の情緒を感じる川端など昔好きには最適です。。
古い町故に、小学校も多く、さらに公園も周辺に多く、横浜駅が徒歩圏で、様々な手続きに届け出が必要な区役所などの公共施設が近くにあること。そしてそれが資産性でも意外と大きなメリットになります。