所在地:大阪府箕面市彩都粟生北2丁目13番他
交通:大阪モノレール彩都線「彩都西」駅より徒歩17分(分譲地より最も近い地点より算出)
総区画:238区画
売主:阪急電鉄株式会社 阪急不動産株式会社
阪急彩都ガーデンフロントについて語りましょう。
公式URL:http://www.hankyurealty.jp/3110/
[スレ作成日時]2016-04-12 18:15:10
所在地:大阪府箕面市彩都粟生北2丁目13番他
交通:大阪モノレール彩都線「彩都西」駅より徒歩17分(分譲地より最も近い地点より算出)
総区画:238区画
売主:阪急電鉄株式会社 阪急不動産株式会社
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[スレ作成日時]2016-04-12 18:15:10
>>120
>「あの別荘地は昔は田んぼだったのを埋め立てたもの。見晴らしを良くするため、
>かさ上げして造成した所もあり、地盤が弱い。1区画約100~200坪で、値段は1千万円前後。
>そこに建物を3千万~5千万円くらいかけて建てた人が多い」
4月16日未明、マグニチュード7.3の地震で大規模な土砂崩れに見舞われた熊本県南阿蘇村の高野台地区。見渡す限りの空間が茶色い土砂に覆われていた。数台のショベルカーが、家があったはずの場所を掘り続けていた。
夜を徹しての捜索作業の末、20日朝に心肺停止状態で発見され、その後死亡が確認された男性は、同地区に住む前田友光さん(65)。連日、捜索作業を現場で見守っていた長男の友和さんがこう語る。
「地震後、父に連絡をとったがつながらず、通行止めの道をなんとか阿蘇まで駆けつけた。土砂崩れを見て、ただただビックリ。正直、もうダメだとは思っていました。捜索の間ずっと、『早く父を出してくれ』と祈っていました」
南阿蘇の豊かな自然が気に入って「隠れ家」として家を購入し、近くのゴルフ場に勤務していたという友光さん。一年の大半をここで過ごし、熊本市内の自宅にいる妻もよく行き来していたという。
「父のすぐ近くに、40年くらい前の母との結婚式の写真があったそうです。オヤジ、最後まで母と一緒だったんだ、好きだったんだなと。遺体が見つかった場所は思ったよりずっと離れていて、かなり土砂に流されたようです。重かっただろう、怖かっただろうな……」
高野台地区では前田さんを含む4人が亡くなり、23日現在、1人の行方がわかっていない。
小高い丘の上に十数戸が軒を連ねたこの新興住宅地の住人は、村外からの移住者が大半だった。地区のある丘の下、村の古い家屋が連なる**に住む80歳の男性がこう語る。
「あそこは村が人口減少対策のため、15年ほど前から移住希望の若者を集めていた地区。購入後、3年以内に家を建てる条件で土地を安く売っていた。どういう人が住んでいたか? さあ……私たち地元生まれの村民と付き合いもないし、あんまり関心もなかバイ。ここに80年住んでいるけど、周りの山で土砂崩れなんて起きたことなかった。まさかあんなことになるなんて」
高野台地区に住む40代の教員の男性はこう語った。
「熊本県内の合志市から移住しました。春は桜がきれいで、なだらかで広い丘を散歩できる。これ以上ないというくらいの大自然です。住民も自然好きの人ばかりで話が合うし、子育てにもとてもいい環境だった。近所で何人も知った方が亡くなり、胸が詰まります」
一方、高野台地区のすぐ近くには、1990年代後半から大手不動産会社が分譲を始めた住宅地がある。黄色やオレンジの塗装が施された瀟洒(しょうしゃ)な一軒家が数十軒連なり、さしずめ「高級別荘地」といった趣だ。
ただ、地区に足を踏み入れると、記者はその惨状に言葉を失った。道路のあちこちに亀裂が走り、50センチほどの高低差がある巨大な地割れが地区を真っ二つに貫いている。崖沿いの土地は谷底に向かって激しく傾斜し、今にも転落しそうな家もあった。
地元で不動産会社を営む50代の男性がこう語る。
「あの別荘地は昔は田んぼだったのを埋め立てたもの。見晴らしを良くするため、かさ上げして造成した所もあり、地盤が弱い。1区画約100~200坪で、値段は1千万円前後。そこに建物を3千万~5千万円くらいかけて建てた人が多い」
庭に地割れが走った50代の教員の男性がこう語る。
「建物自体の被害はともかく、土地がこんなに傾いてメチャクチャになってしまったら、もう住めない。敷地内に温泉も湧いて、最高の条件だったんですが……。この地区は定住者と別荘にしている人が半々くらい。定住者はリタイア後に移り住んだ夫婦が多い。国から補償を受けられるのかどうか。連日、住民が集まって会合しているところです」
崖沿いの土地に住む67歳の男性は、11年の東日本大震災の後、茨城県つくば市からここに移住してきたという。途方に暮れた様子でこう語った。
「3.11で大地震が怖くなった。『地震がないところに行きたい』と思って、ここを4年前に中古で購入し、夫婦で移住してきたんです。標高が高くて夏は涼しいし、これからの季節は花がいっぱい咲いて最高の土地だった。まさか、こんなことになるなんて……」
男性の家の菜園には色鮮やかな花が咲き誇っていた。しかし、地割れだらけの土地は傾斜し、住宅を囲う白いフェンスがはるか下の谷底に転落しているのが見えた。
楽園のはずだった「終の住み家」。その多くが、一夜にして失われてしまった。(本誌・小泉耕平/今西憲之)
※週刊朝日 2016年5月6-13日号
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http://dot.asahi.com/wa/2016042600185.html