愛知県名古屋市の緑の豊富な東山公園近くの“プレミスト東山東明町”です。東山公園近くに立地しているということが最大のマンションの売りになっています。平成27年10月完成後より販売開始した完成後の販売のマンションですが、12月より入居可能となっています。第一生命の家族向きの社宅のあった土地であったとのことです。地盤の高低差により、同じ階で西側が地下駐車場になっていて、東側は1階としてエントランスホール及び分譲済みの2戸の居住戸となっています。地下駐車場側はその上に3階建になっており、東側は4階建になっています。計19戸ですが13戸は入居済みで残りが6戸になっています。Aタイプの301号室が平成28年1月10日よりモデルルームとして使われています。敷地面積は1,826.54㎡で、名古屋市で「第1種低層住宅専用地域」と「第1種風致地区」が重なる市内でも約8%しか存在しない希少な環境です。マンションの立地地域は成熟した邸宅地であり、街の美化、保全に対する住民の方々の意識が高いと思われます。
ホームページでは東山の歴史の解説から始まり、昭和4年(1929年)に都市計画家の石川栄耀氏が手がけた代表的区画整理事業である「田代土地区画整理事業」の区画範囲内に位置する立地であり、東山というブランドを強力に印象付ける構成になっています。平和公園には徒歩4分(約270m)の距離で、東山動植物園には徒歩11分(約870m)の距離です。現在の桜見の時期には大変魅力的な立地ではないかと思います。公共施設として千種図書館には徒歩12分(約950m)、千種スポーツセンターには徒歩9分(約650m)の徒歩圏内の距離です。最寄りの小学校は名古屋市立東山小学校で徒歩11分(約820m)、最寄りの中学校は名古屋市立東星中学校で徒歩8分(約630m)です。幼稚園は徒歩7分(約490m)から23分(約1,770m)の距離に4箇所あり、保育園は徒歩9分(約680m)から徒歩12分(約890m)の距離に3箇所あります。
地下鉄東山線東山公園駅に徒歩10分(約770m)、地下鉄東山線、名城線本山駅に徒歩14分(約1090m)と最寄駅に徒歩5分以内の立地では無いですが、環状線の名城線本山駅からアクセスによってJR.名鉄駅へのアクセスも便利では無いかと思います。東山公園駅から栄駅まで11分、名古屋駅へは15分、車のアクセスは名古屋高速道路「四谷」ICに車で約7分(約2,270m)、東名高速道路「名古屋」ICに車で約10分(約5,080m)です。郊外のドライブに出やすい場所ですので週末のレジャーに便利な場所であると思います。八事付近の鶴舞線沿線の物件に比べ、栄、名古屋駅に東山線で直線的に行くことができ、名城線で金山駅、東山線千種駅でJRに乗り換えられることも利便性高いと思います。
環境にも恵まれた星ヶ丘、東山、本山が近い立地であるため、散策、ショッピング、グルメなど日常の生活にアクセントになる魅力的なロケーションではないでしょうか。町内およびその近郊には本格的なイタリアン料理の他にニューヨークスタイルのカフェ、通の方も唸らせる蕎麦処、お寿司屋、フランス菓子の店、パン屋さんなど日常に潤いを与える店が見られます。
全国各地で分譲マンションを手がける大和ハウスが売主であり、これまで全国各地で計88,506戸の供給実績があります。北は北海道、南は沖縄まで国内全般に渡ってマンションを供給してきています。今回の分譲マンションの近郊の千種区エリアしかも東山、四谷通のエリア界隈で11棟387戸の供給実績があります。実績から見て信頼感をおける売主ではないかと思います。販売代理は株式会社ネクストアールアンドディで株式会社フジタ 名古屋支店が施工を受け持っています。
地下鉄東山線沿いの広小路通り沿いにインフォーメーションセンターがあり、そこでアンケートを記入後、マンションの概略を説明してもらいました。現地には徒歩で約10分離れていますので、事務所からタクシーを呼んでもらい現地に向かいました。広小路通りの北面を少し登ったところに現地があり、閑静な住宅街ですが、道路を隔てた北側に以前分譲された同じような小規模低層マンションがあり、ガレージのゲートがある屋内駐車場が設置されていました。
駐車場は平面式駐車場全戸に各戸1台分完備されています。区画幅2.5m以上で大型車が駐車可能です。屋内の地下駐車場でリングシャッター付きゲートは、大切な愛車を盗難の危険から守り、悪天候の日も快適に利用できます。北側のマンションを意識していると思われます。
全19戸で小規模であるため、管理費、及び修繕維持費が大規模マンションより1戸あたりの負担が大きいため、高額になっていますが、他のマンションでは通常完成後30年までの維持をめどにしているところ、当マンションでは40年という長いスパンで考えているので多少の金額の増額が長い目では安心につながっていると説明がありました。お迎え庭、登り庭、東山丘庭と3つの庭を代表に敷地全体の約1/3が緑化されており、緑化施設の面積は約570㎡になっています。玄関ホールにはサイズの異なる敷石で和の景趣を表現し、エントラスガーデンとの対比で日本を代表する庭園、建築をして名高い桂離宮を意識しています。
モデルルームはA typeの301号室で4LDK、専有面積86.16㎡の住居です。LDが横長の14.0帖でキッチンが対面型で約3.8帖あります。キッチンは天然御影石天板を用いており、シンク裏側に制振材を貼ることで低騒音の設計になっています。洗面台、バス、トイレの水回りはほっカラリ床、クレイドル浴槽、三面鏡裏収納など特徴面ありますが、特に豪華仕様にはなっていませんでした。バルコニーは素材は塩化ビニルですが木目調シートを配置しており、リビング、ダイニングからの連続性を意識したものとなっています。ガス温水式床暖房の使用により、空気を汚さずクリーンに足元からゆっくり暖める暖房となっています。
担当者によるとこのマンションの住居の大きな特徴は自然な光や風を制御して快適な室内環境を作り出す「パッシブデザイン」の考えを導入したことです。光を拡散させる「明るくすウィンドウ」や小さな開口部でも吸排気が効率的に良く行える「シーガルウィンドウ」がその代表で、縦長ではなく南面ワイドスパン設計を基本にしてバルコニーから、リビングダイニング、廊下、洋室、玄関へと抜ける風の通り道を全ての住戸に確保しています。一戸建てで冷暖房をなるべく使わないパッシブハウスという概念ありますが、それをマンション建築で応用しようとする試みは評価できます。
間取り:3LDK
面積:70.39平米-111.34平米
(空室6戸)
価格表
B type(3LDK+WIC 76.56㎡) 4F:5,100万円台
G type(3LDK+2WIC+N+UT 111.34㎡) 4F:9,300万円台
A’ type(3LDK 88.09㎡) 2F: 5,900万円台
B’ type(3LDK 76.56㎡) 2F:4,800万円台
E type (3LDK 70.39㎡) 2F:4,400万円台
F type (3LDK 93.20㎡) 2F:6,800万円台
以上6戸