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マテリアル跡地はしまむら本社や埼スタ直行BRTのバスターミナルができるそうです!
今後の開発について話し合いましょう!
[スレ作成日時]2016-02-12 17:43:20
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高島屋大宮店が改装、「ユニセックス」売り場で勝負:日本経済新聞
2023/8/11 2:00
高島屋大宮店(さいたま市)が7月末に売り場の改装を終えた。同店は地上8階、地下2階だが、上層の2階分に家電量販店などのテナントを入れ、下層の階に百貨店の商品を集約した。
男女の衣料品や小物を同じフロアで扱う「ユニセックス」の売り場を設けるなど、これまでの慣習にとらわれない戦略で百貨店離れを食い止める。
改装は1月に始まり、紳士服や旅行用品などの5階、リビング用品やキッチン用品などの6階の商品を下層の階に移した。5~7月にかけて、5階に家電量販店のノジマ、6階にハウスメーカーのアイ工務店(大阪市)のショールームが入った。建物の約1万8000平方メートルの総面積のうち、百貨店は半分程度になった。
リニューアルの背景には、電子商取引(EC)の普及やコロナ禍の長期化などによる顧客の百貨店離れがある。2022年度の同店の売上高は約73億円で最盛期の5分の1程度という。
百貨店の機能を残しつつ、テナント収入を増やすことで収益の向上につなげる。百貨店としての商品数は減るが、衣料品や寝具といった「商品群は極力残すようにした」(倉橋英一店長)。
改装にあたり、顧客の動線などを踏まえて商品の配置を工夫した。百貨店ではアウターやファッション小物などについて、男女で異なるフロアに置くことが多い。同店では今回、3階の衣料品売り場、2階の靴売り場などで男女の商品を一緒に並べた。
限られた売り場面積を有効活用する策でもあるが、倉橋店長は「シニアの夫婦や家族連れも多い大宮店で、一緒に商品を探せることはメリットになる」と話す。夫が妻の、妻が夫の小物を自分のものと一緒に買うなど「代理の購買も期待している」。
5階にあった文房具売り場はファッション小物を多くそろえる2階に移した。高級文具はギフトとしてのニーズの方が高く、ハンカチなどと比較検討する人も目立つため、ギフト選びを1つのフロアで完結できるようにした。下層の階に動かした影響もあるが、4~7月の文具の売り上げは22年同期と比べ、1.5倍程度に増えた。
新たに入ったノジマやアイ工務店のサービスについても、百貨店が手を広げにくい領域で「箱全体」として顧客の選択肢が増えたとも言える。今後は「共同でキャンペーンを実施するなどして、百貨店との相乗効果をあげたい」(倉橋店長)としている。
百貨店不況、地域密着で乗り切る 大宮店長に聞く
厳しさを増す百貨店の事業環境の中、高島屋大宮店は地域に密着して生き残りを目指す。倉橋店長に今後の戦略を聞いた。
――大宮店の強みは。
「商品を売るだけでなく、街づくりを担う店という意識を持っている。JR大宮駅周辺で足りない機能は何かということを常に念頭に置いている。5階にノジマが入る際には、大宮駅東口付近で大型の家電量販店がないことも判断材料となった」
「大宮店は首都圏の他の百貨店と比べても規模が小さい。今年度は『小粒でもピリリと辛い大宮店』というスローガンを掲げた。大宮店で取り扱っていないブランドなどについては、近隣の別店舗を伝えるなど、顧客の満足度向上を最優先して動いている。長い目で見れば顧客に愛される店舗へと成長していける」
――売り場縮小の影響をどのようにカバーしますか。
「リニューアルに向けて商品を厳選したが、顧客の求める商品を提供できない可能性も出てくる。顧客の声を聴きながら商品の品ぞろえを修正することは不可欠だ。店員には顧客への声掛けを大切にしてほしいと伝えている」
――屋上もリニューアルしました。
「名古屋の老舗ビアガーデンの『マイアミ』が関東圏で初めて出店した。運営企業が天候に応じて開閉できる屋根やパフォーマンスのステージなども整備した。今後の協議は必要だが、ビアガーデンのない時期にもイベントを実施するなど、屋上を有効活用する手段も検討していきたい」
(聞き手は荒牧寛人)
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_cod...