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マテリアル跡地はしまむら本社や埼スタ直行BRTのバスターミナルができるそうです!
今後の開発について話し合いましょう!
[スレ作成日時]2016-02-12 17:43:20
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今後の開発について話し合いましょう!
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埼玉高速鉄道の岩槻延伸ついに実現へ? 局面動くも高いハードル設定 現地で見えた課題
https://trafficnews.jp/post/107026/3
岩槻駅との中間地点には、生徒数6000人以上を擁する目白大学さいたま岩槻キャンパスがあります。文部科学省が東京23区内で私立大学の定員増を認めないなどの動きを示すなか、同大学は都内キャンパスからの機能移転・学部設立に「鉄道の計画次第」と含みを持たせており、通学可能なエリアが一気に広がる延伸計画に期待を寄せているようです。
埼玉高速鉄道の岩槻延伸が急激に動き出した背景には、2018年の「地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)延伸協議会」などで、国の補助を受けることが可能な「30年以内の累積黒字転換」「費用便益費(総便益額を総費用で割った値)1.0以上」が可能と試算されたことによります。しかし試算の前提条件には、さまざまな課題が見え隠れしています。
まず東武野田線の岩槻駅周辺では、鉄道延伸による再開発・遊休不動産の活用などによって「人口6割増」が求められています。都心部へ直接通勤できる地域を探している転入者にとっての比較対象は、東武伊勢崎線沿いの越谷、春日部やJR線沿いの街、そして何より、延伸後も始発便がそこそこ維持される浦和美園がライバルとなるでしょう。岩槻は、そのような街や沿線の「魅力競争」に選ばれる必要があります。
目白大学の最寄りとなる途中駅は、企業の誘致などで「定住人口4000人程度の都市」(「定着・交流バランス型の市街地形成」の場合)を形成する構想が立てられていますが、現状では果樹園や畑などが広がり、都市の形成は長い目で見る必要がありそうです。
また累積黒字化への区間を短縮する条件として、埼玉スタジアム駅(仮)の常設化が掲げられていますが、「埼スタ駅」の至近となるエリアには綾瀬川や調製池を活用した緑地が計画されています。ここは、近年の豪雨でもスタジアム南東側の遊水地がほぼ満水となるなど、土壌改良の途上にあります。スタジアムを挟んで駅の反対方向にあたる正面入口側(東北道・岩槻街道側)は量販店の進出などが続いていますが、土地の用途が限られる「埼スタ駅」サイドでどのような開発を行うかが課題となるでしょう。
なお、浦和美園駅の北側には車両基地と引込線があり、そのレール終端とスタジアム南門までであれば、約400mとかなりの至近距離にあります。延伸の際もこの敷地が活用される見込みですが、どうしてもスタジアムへのアクセス改善を優先するであれば、先行して引込線の活用が考えられても良いのかも知れません。
「高すぎる」と議論に上がることも多い埼玉高速鉄道の運賃も何とかしたいところです。浦和美園から赤羽岩淵を経て、南北線の駒込駅まででも運賃は680円。東武岩槻駅~大宮駅~都心(JR新宿駅で試算)の運賃と同じです。これに浦和美園~岩槻間がプラスされれば、さらに差が開くことになります。
また協議会の試算で黒字化の条件に挙げられている快速運転ですが、埼玉高速鉄道は既存区間でも追い越し設備が未整備、東京メトロ側の協力体制も未だ希望的観測しか出ていない状態です。現状の「大宮回り」「春日部回り」でも、そこから湘南新宿ラインや東武伊勢崎線(スカイツリーライン)に乗り継げるため、埼玉高速鉄道は快速運転がないと、直通していても所要時間がさほど変わらない可能性もあります。
埼玉県・さいたま市がようやく同じ方向を向いた今ですが、延伸計画をサッカーの試合に例えるなら、まだ(キックオフの権利を決める)コイントスすら始まっていない状態と言えるでしょう。