たまたまですが、親の仕事や自分自身の仕事などの関係でいろいろな国を見てきました。
ヨーロッパや北欧の国の集合住宅では、まずバルコニーやベランダに生活感のあるものをゴチャゴチャ置くということはありません。洗濯物すら干してない国もあります。
洗濯物すら、高層ビルでは凶器となる可能性があるからでもありますます。
日本、香港、中国、一部東南アジアの集合住宅では昔はあたりまえ、のようにバルコニーに布団干したり、植木鉢おいたり、コンテナボックスおいたりしていました。
理由は 部屋が狭いからもありました。
布団文化でありますので、団地のベランダに布団の干してあるのが、日本の象徴的風景でした。
植木鉢は盆栽文化をひきずったのでしょう。庭っぽいものが欲しいのもあったかもしれません。
今では 中国、シンガポール、マレーシアなどの都市部の高層ビルではバルコニーには何も置かれていません。
消防の避難路確保、や危険防止のためとても厳しい規制がありますし
経済発展とともに【公共心レベル】も上がったからともいえましょう。
(参考にインターネットの画像検索でなどで検索されてはいかがでしょうか)
●バルコニーの避難経路確保は自分の避難路ではなく、他のお部屋のかたが逃げられるようにするための規則です。
●バルコニーにゴチャゴチャと物を置くのは「わたしには公共心が欠如しています」とアピールしているようなものです。
「ほかのひともやってるから、うちもしよう」は同類とみなされます。
ちょっとだけならいいだろう、は
「ビール一杯くらいなら運転してもいいだろう」と同じです。
まあ、バルコニーは丸見えですからね。
お人柄も丸見えということになります。
わたくしは、バルコニーには余計なものは置かず
他者に迷惑をかけないよう、スッキリとスマート、でいこうと思います。
自転車などを置いてるかたもいらっしゃいますが、風のある日など危険ですよ。
もしバルコニーやガラスが破損してしまった場合、共有部分なので
管理費で支払っている保険から直すようになるので
一見、個人の懐が傷んでいないように思われますが、
管理組合が支払う保険料は上がっていくでしょう。
エアコンの室外機も決められた通りに置きましょうよ。
せっかくガラスのフェンスなのにかっこ悪いですよ。
まあ、センス無い人間ですってアピールしちゃっても良いならいいですが。
といっても もう設置しちゃった部屋では あとの祭りかもしれませんが・・・・
★バルコニーなどの共有部分は個人の所有ではありません。
★しかしその部分を使用している人のモラルやセンスが表現される場所でもあります。