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北大阪急行線 延伸計画 Part3です。
引き続き情報交換しましょう。
前スレ:https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/406728/
[スレ作成日時]2016-02-04 11:16:18
北大阪急行線 延伸計画 Part3です。
引き続き情報交換しましょう。
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[スレ作成日時]2016-02-04 11:16:18
>>1751 匿名さん
あなたが念頭に置いている「箕面市長」とは恐らく倉田前市長のことだと思います。確かに彼が国との交渉により国からの補助率を上げさせることに成功し、最終的に北急延伸事業を実現させたことは事実ではあります。しかし倉田前市長自身もおっしゃっているように、ここまでに至るにはかなり長きにわたって数多くの先人たちが関わっています。
まず初代の若林義孝市長は1956~1965年に市長を務め、合併により概ね現在の市域を実現しております。1965~1973年間に務めた黒山宣雄市長は任期中に大阪船場繊維卸商団地が移転し、昭和43年9月に策定された「箕面市総合計画」に初めて北急延伸構想を盛り込みました。1973年から5期20年の長きにわたって務めた中井武兵衛市長は「健全財政,計画行政」を掲げ、下水道の普及(処理人口:32,060⇒122,352)、市民病院の整備等の必要な投資を行いながらもバブルの際も財政のたづなを決して緩めることをせず財政調整基金をひたすら積み立て,北急延伸に耐え得る現在の箕面市の財政基盤を作り上げました。当時のエピソードを議員が披露するのを議事録で閲覧することができますし、現役のベテラン市議の一人は「中井市長に出会えたことは人生最大の幸福でありました」と近年にも述べております。箕面萱野駅ができる地域は20年程前は市街化区域なのに関わらず田畑が広がっている状態で、新御堂筋の沿線であることもあり、放置すればミニ開発が乱発される恐れがあり、現に新御堂筋沿いに倉庫が点在しつつありました。そのような事態を防ぎ秩序ある開発を行うために進められたのが、大型商業施設(現在のみのおキューズモール)の誘致を核とした萱野中央特定土地区画整理事業であり、それを事業化したのが橋本卓市長,そしてそれを継承し概ね完成させたのが梶田功市長であり、北急延伸線の需要が生まれることとなりました。そして北急延伸を実現したのが倉田前市長であり、上島一彦現市長も府議時代に倉田市長と共に大阪府からの財源の確保に尽力しております。
それから、その生涯については全体的には議論の余地はあるものの、地元が箕面市である縁で競艇事業という財源を箕面市にもたらした笹川良一氏の功績も大きいでしょう。前述の下水道の普及等にも競艇収益が活用されており、北急延伸に関しても競艇収益で箕面市負担分の建設費を償却することとなっております。
倉田前市長って箕面萱野駅から近い白島2丁目に100坪の土地をインサイダーのように買って自宅建築したんでしたっけ?
たしかその直後に延伸が決まっているので、見方によれば自身のためでもあったわけですよね。
箕面船場阪大前駅は北側にもエスカレーターとエレベーターが設置されるそうですね。おめでとうございます。
https://www.city.minoh.lg.jp/keiyaku/ippannkyousounyuusatu/documents/d...
箕面萱野駅周辺に新築マンションが建つ計画について、情報があったら、ご教示お願いします。
北急延伸に伴うバス再編の原案はこういうものでしたが、
https://www.city.minoh.lg.jp/koutuu/tiikikoukyoukoutuukeikaku/document...
パブコメの結果を受けて以下の案に修正されたそうで、おめでとうございます!
https://www.city.minoh.lg.jp/koutuu/kasseikakyougikai_files/bunnkakai/...
箕面市の積年の課題である市内東西交通の利便性向上が実現する等、かなり画期的な案だと思います。
>>1737 坪単価比較中さん
例の土地収用の件は決着したようです。
大阪府の収用委員会のホームページ
(令和3年度裁決情報一覧 https://www.pref.osaka.lg.jp/shuyou/saiketsu03/index.html)に、
“令和3年12月7日
大収令2第2号北大阪急行電鉄南北線延伸線の権利取得裁決及び明渡裁決がありました。 ”
とありましたので。
>>1738にもあります通り、令和3年2月10日水曜日に開催された箕面市議会交通対策特別委員会の資料(https://www.city.minoh.lg.jp/koutuu/documents/r2_1koutai_01annkenn1.pd...)に、
“・残り1物件(区分所有者455名、約350㎡)については、令和2年12月24日に大阪府収用委員会に裁決申請書を提出。現在、収用裁決手続が開始され、令和3年度中に裁決見込み。 ”
とあること、同委員会の議事録にも、
“ ◆船瀬委員 土地収用法に関してなんですが、しっかりと取得できる見込みがあるのかという点を確認したいという意味で、これからの権利取得に関するスケジュール感を教えていただけたらと思います。
◎地域創造部 区分地上権のスケジュールについてでございますが、区分地上権に関する協議につきましては、5件中4件協議が終了しておりまして、残り1件収用となってございまして、昨年12月24日に大阪府収用委員会に収用裁決申請を提出され、受理されました。現在は大阪府収用委員会におきまして、裁決手続の開始が決定された段階です。その後、大阪府収用委員会から関係者へ審理の通知がなされまして、審理が開催される予定でございます。審理では、現地調査や関係者からの意見を踏まえまして、補償費の妥当性等が数度にわたり、審査されます。
審理が尽くされたところで、権利取得日や補償金額について裁決が行われ、その内容が裁決書として関係者へ送達されます。その後、北大阪急行電鉄から権利者へ補償金の払渡しを行い、権利取得日を待って、権利取得が完了する、これがおおむね令和3年度中には裁決されるものと見込んでいる、そういったスケジュールでございます。以上でございます。”
とあることから、まず間違いないと思います。
余談ですが、北急延伸事業においては、平成30年度(平成30年度裁決情報一覧 https://www.pref.osaka.lg.jp/shuyou/saiketsu30/index.html)にも、
“ 平成30年9月11日
大収29第4号船場西宿線の権利取得裁決及び明渡裁決がありました。”
と土地収用法が適用された件が存在します。船場西宿線というのは、箕面市が特殊街路として都市計画決定した箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間の北急延伸線のことですので(https://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/toshikeikaku.html)。
みのおキューズモールでイルミネーションが行われていることは有名でしょうけど、
https://www.minoh.net/minohnow/articlelog.php?date=202112191536
https://qs-mall.jp/share/sc/minoh/evtpdf/202112/03/20211203evt_pdf_409...
船場でも行われているようですね。
船場広場に巨大ツリーのイルミネーション!
https://www.minoh.net/minohnow/articlelog.php?date=202112211108
http://www.minoh.net/minohnow/nowimg/20211222111106_2.jpg
小学1年~中学3年生を対象に(必要に応じて保護者も参加可能)箕面船場阪大前駅の駅舎見学会が行われるそうです。申込は今月の18日まで、見学会実施日は22日です。定員を超える場合は抽選となりますが、奮って御参加ください。
「駅舎見学会」申込
https://www.minohsemba.com/p2022010301/
「駅舎見学会」ご案内
https://www.minohsemba.com/p2022010302/
ちなみに私はこの関係者ではありませんよ。念の為。ですので、この見学会に参加された保護者の方は進捗状況等の内容をここに書いていただけると嬉しいです。可能な場合は写真も載せていただきたいです。写真の投稿は控えるよう言われると思いますので多分無理ですが。
>>1764の『「駅舎見学会」ご案内』のリンク先に「2025年度に完成~」と記載されていますが、こっちhttps://www.minohsemba.com/info/では令和「5」年度とあるので、普通に誤記だと思われます。勘違いなさらぬように。
箕面萱野駅の周辺って、今後開発されていく予定はありますか?
中百舌鳥がいい例になるんじゃないかな?
さしずめ千里中央は天王寺っていったところか?
>>1766 マンション検討中さん
>>1767 匿名さん
中百舌鳥駅とは少し状況が異なると思います。中百舌鳥はもともとバブル期にそごうや西武百貨店等が出店競争を行っていましたが、結局両社とも撤退し、マンションや商業ビルが林立(乱立?)する現在の状態へと至っている、それに対し、箕面萱野駅周辺(萱野中央)は1990年代後半から2000年代前半にかけて区画整理事業が行われ、大型商業施設を核とする商業集積を形成しております。また、中百舌鳥は南海高野線と泉北高速線、御堂筋線が接続し、大阪都心部はもちろん和歌山の高野山や泉北ニュータウンへも鉄路で向かうことができる交通の要所であります。それに対して、箕面萱野駅周辺は古くは西国街道、現在はその役割を引き継いだ国道171号と新御堂筋が交差する交通の要所ではありますが、化け物路線とは言え鉄路は一本のみ(予定)であります。
箕面萱野駅ができる地域(萱野中央)はもともとどのような状況で、どのような課題や危惧に基づいて区画整理事業が行われたのか、その区画整理事業はどのようなテーマで、推進するにあたってどのように地権者等の合意形成を進めていったのか、同事業はどのような内容となり、完成した後は地域住民がどのような活動を行っているかについては、こちらの資料の24ページ以降に詳しくまとめられていますので、是非ご覧ください。とても興味深い内容だと思います。
http://www.cpij-kansai.jp/cmt_syarenko/top/09sympo.pdf#page=24
さて、北急延伸開業後の箕面萱野駅周辺の開発についてでございますが、同駅の東側に広がる農地についてはそもそも大部分が「市街化調整区域」(原則として開発行為は行えない)に位置すること、西側に広がる連担する農地については平成28年2月15日に策定された「箕面市立地適正化計画」において「居住誘導区域」から外されていること(下の資料の28ページ目)、(https://www.city.minoh.lg.jp/machi/toshikeikaku/documents/20160128rich...)、北急延伸に関する広報紙である「きたきた通信」にも「鉄道延伸後も、萱野地域の豊かな田園風景を守り育てます!」とあることから、基本的に開発は抑制される方向のようです。元々の高度の規制や山裾の近くであることからしても、タワマンの建設などはあり得ないでしょう。箕面船場の方ならば、箕面市で唯一高層ビルを容易に立てられる地域ですから、開発とより親和性が高いとは思いますが。ただし、「居住誘導区域」内については開発されるでしょうし、例えばキューズモール周辺の、建物の間にあるような農地は造成されて店舗や住宅が建つことはあるだろうと思います。それから、生活道路への車の流入や渋滞の緩和のために、現在新しい都市計画道路が整備されております。
(「きたきた通信」の田園風景云々や都市計画道路の記述についてはこちらをどうぞ↓)
https://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/documents/kitakitano23_02.pdf
近くに位置する箕面グリーンロードについても、南側出口のアンダーパス化や4車線化が都市計画決定されており、同出口付近の渋滞について課題として認識されています(利用税については見送られましたが…)。(https://www.city.minoh.lg.jp/koutuu/documents/05_setsumeisiryou_gr1.pd...)
また、同道路がNEXCOに移管される構想があり、それに伴ってさらに利用者が増えた場合は、将来的にアンダーパス化や4車線化も事業化されるかもしれません。
稚拙な文章を長々と失礼いたしました。最後まで読んでいただいた方には心より感謝する次第であります。
>>1769 匿名さん
詳しい情報をありがとうございます!
リンク先で説明されているゾーニングを見ると、「複合住居ゾーン」として指定されているエリアにはすでに一通りマンションが立っているので、今後、箕面萱野駅周辺に新たにマンションが立つ可能性は低いでしょうか??
千里中央は京阪の旧始発駅であった天満橋のように、通過駅となるのでしょうね。
郊外にある分、廃れるスピードも早いのかな。
不動産素人の質問です。2022年の生産緑地解除は、箕面萱野駅周辺の開発に何らかの影響はありますか?
>>1770 マンション検討中さん
>>1769の者ですが、当時「農地ゾーン」に指定されていた土地でも一部建物が建ってたり、駐車場になってたりするので、何とも言えません。
>>1776 マンション検討中さん
私も不動産素人ですが、できるだけ有意義な説明を致したいと存じます。まず、2022年の生産緑地解除とは何なのか、よく知らない方もいらっしゃるかと思いますので、ここで簡単に説明致します。詳しくはこちらの資料↓に載っていますから、そちらもご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/common/001282537.pdf
生産緑地制度とは、市街化区域内における一定以上の面積の農地について、建築行為等を規制し、固定資産税の軽減や相続税の納税猶予を行うことによって都市農地の計画的な保全を図る制度であります。しかしながら、この制度は30年が期限であり、2022年には生産緑地の8割がその期限を迎え、何もしない場合は税負担が大幅に増加するため、宅地転用が続出し、供給過剰により地価が暴落するのではないか、という危惧が存在します。一応、国も同制度の代替となるものを創設しておりまして、それが特定生産緑地制度であります。特定生産緑地制度とは、同制度に移行することによって生産緑地制度と同様の措置を受けられるものでありますが、こちらは10年毎に更新が必要であります。しかしながら、生産緑地の指定から30年が経過した後は特定生産緑地の指定を受けられなくなってしまうため、ろくに対策を行っていない自治体では、上記の危惧が現実になる可能性があります。
さて箕面市ではどうなのかと言いますと、令和3年第3回定例会において触れられていますので、その議事録の一部を載せておきます。
“◎みどりまちづくり部長(藤田豊君) ・・・また、特定生産緑地への移行についてですが、令和3年8月現在で、令和4年8月と11月に30年を超える生産緑地は947筆あり、そのうち約87%の方が特定生産緑地指定の申請書を提出されています。現在、申請を提出されていない方59人中48名まで意向確認を完了しており、残り11名の方については、12月までに確認していく予定です。
周辺市における特定生産緑地指定申請の受付状況は、池田市は約74%、茨木市は約74%、高槻市は約70%であり、箕面市は約87%であることから、特定生産緑地への移行は他市に比べ高い率となっており・・・”
とのことで、箕面市の特定生産緑地への移行の割合は極めて高く、生産緑地の解除に伴う影響はそれほど大きいものではないと思われます。
箕面萱野駅の周辺、かなり土地に余裕がありそうだから、マンションが建ってくれたらぜひ購入を検討したいんだけど、今のところそんな動きはなさそうかな??
>>1782 マンション検討中さん
低層マンションしか建てられない(用途地域マップ参照↓)のでデヴェロッパー的にあまり儲からない=動きは鈍いでしょう。
https://cityzone.mapexpert.net/ZoneMap?L=27220&N=%E7%AE%95%E9%9D%A...
みのおキューズモールのスポーツデポが閉店したのは残念ですが、今年の秋、その跡地に関西最大級の無印良品の店舗がオープンするみたいです!
https://osaka1shop2channel.jp/blog-entry-1875.html
ようやく開通までに正味2年といったところか?
>>1769の者ですが、一部正確でない情報を書いてしまいました。
箕面萱野駅の近くに、ABCハウジングの大規模な住宅展示場ができるようです。
https://osaka1shop2channel.jp/blog-entry-1883.html
計画戸数は42戸で、上のブログ記事によりますと、2023年3月末に賃貸契約が満了する(土地所有者は大阪府)「千里住宅展示場」の移転先ではないか、とのことです。この地域の新たな名物になるかもしれませんね。
計画概要はこんな感じ。(画像は上のリンク先のブログ記事より引用)
箕面萱野駅との位置関係はこんな感じ。
(同じく>>1790のリンク先のブログ記事https://osaka1shop2channel.jp/blog-entry-1883.htmlから引用)
>>1790 匿名さん
情報ありがとうございます。このエリアにマンションが建ったらぜひ有力候補にしたいとひそかに注目していたのですが、このエリアがまるまる住宅展示場になるんですね。現在田んぼの真ん中に立っているラブホはそのまま残るんでしょうかね^^;
大正11年(1922)に箕面で関西最初の住宅展示場でもある「住宅改造博覧会」が開催されてから、
https://www.city.minoh.lg.jp/~data/minoh-onkochishin/model/01_7.html
ちょうど百年後に、箕面の新しい玄関口となる駅の近くに関西最大級?の住宅展示場ができるというのはとても因縁めいたものを感じるし、感慨深い(まあ当然私は住宅改造博覧会を体験していませんが)。
近隣に住む者にとっては住宅展示場でがっかり。
あれだけの敷地であればコストコやイケアみたいな大型ショップができれば盛り上がったのに。