ジクゼ湘南平塚に行ってきました。
インターネットで予約をすると、電話がかかってきて時間の調整をします。その後、登録したメールアドレスに詳細と現地の地図が送られてきました。
マンションは平塚駅を降りて北口をまっすぐ歩いて15分ぐらいのところにあります。
大通りに面していて立地はものすごくよい印象を受けました。周囲の建物が多いので通り沿いからは建物のエントランスしかよく見えませんでした。
駐車場などはないので、駅から徒歩で行くのが一番ベターかなとは思います。
説明をしてもらうオフィスのような部屋がそのマンションの隣にあり、そちらに伺うと男性が案内をしてくれます。
アンケート用紙に自分の詳細や予算、どのようなきっかけで部屋探しをしているのかなどを記入しますと、それを見ながらその男性としばらく話をしました。
正直なところ、他のモデルルームに比べてその男性がかなりプライベートなことまで突っ込んで聞いてくるので、正直私はあまりいい印象を持てませんでした。口調もかなり断定的で、極論をおっしゃるような方でした。安く買うのは今しかない、というような購入をかなり焦らせるようなことをなんども言われて少し困ってしまいました。
ただ、ひじょうに熱意はある方であるのはまちがいないので、当方との相性の問題かとは思います。
自分が東海道線沿いで横浜から小田原辺りで部屋を探しているというと、その周辺の文化や地形、土地の値段の移り変わりなどもかなり丁寧に教えてくれました。
横浜文化と湘南文化の違いなども教えてくれ、横浜に近い感覚で湘南を選ぶとイメージが違うかもしれない、という助言もいただきました。
これから近くに大型のショッピングモールができるということ、そして東京オリンピックに向けて都内だけでなく湘南周辺も土地や工賃の値段が上がっており、マンションの値段は上がらないが徐々にクオリティが落ちていっているというお話も聞きました。
また、平塚は都心までの始発が出ているので人気があり、他の東海道生沿いの街よりも値段が高くなっている、という説明も受けました。
このままマンションのクオリティが落ち続けると、将来的に売却することが難しいような部屋ばかりになってしまうので購入を急いだ方がいいというお話も聞きました。
そのあと、このマンションの間取りについての説明がありました。
こちらのマンション、間取りがひじょうに特殊で、入り口が二つあり、通常は真ん中の壁を挟んで部屋を二つに分けることができて二世帯が住むことができるようになっています。
ただ、その壁はリフォームで取り外しが簡単にできるので、そちらを取り外せばかなり広い間取りにすることもできます。
例えば、はじめは夫婦で部屋の半分を使ってその残りの空いている半分を他人に貸して家賃収入を得るという住み方をして、その後に子供が生まれたり両親が歳をとって一緒に住まなければならなくなったら、中心の壁を取り外して広い間取りにして住むということも出来るというお話でした。
広さは二つ合わせて86平米でした。
アジャスト、という建築方法をしているようで、部屋のあちこちにある収納スペースがある程度自由に動かすことができます。
それによってウォーキングクローゼットをつくることができたり、収納スペースを広げたりすることが出来るようでした。
その後、しばらく雑談をしたあとに実際の部屋を見せてもらいました。
昨年の11月から売り出しを初めてもうかなり売れてしまっているそうで、上層階しか空き部屋はありませんでした。
立地が良くて龍巨希望の方が多いので、年収の高い方が、税金対策のために購入をして他人に貸し出しをするというパターンがおおいと言っていました。
二重のロックがかかっている玄関を入り、エントランススペースを通り抜けてエレベーターに乗り、13階の部屋に案内してもらいました。
エレベーターを降りた瞬間に外が見え、高い場所にいるのが良くわかります。
その時は、その中央の壁で仕切ってある右側の1若干小さい方の部屋だけを見せてもらいました。
なぜか、左側の部屋は見せてもらえませんでした。
3LDKのひじょうにシンプルな間取りの部屋で、玄関を入るとすぐにキッチンがあり、その奥のリビングの窓からは外の景色が見えます。
遠くには海が見え、花火大会の時期にはかなりよい眺めであるそうでした。
キッチンは大きめの作りで、シンプルですが清潔感があります。
トイレ、バスも見せてもらいましたが、どちらも清潔感があり、よい印象でした。
寝室とリビングルームはそのアジャスト、という工法で作られているようで、クローゼット部分を動かすことで広さや雰囲気を調整することが出来るようです。
今はイメージの家具などは特に置かれておらず、ひじょうにシンプルな内装でした。
隣の部屋との壁というのも見せてもらいましたが、一見すると普通の壁ですので、隣の物音が簡単に聞こえてしまう、もしくは見た目に違和感がある、いうようなことはありませんでした。
部屋の中では特に細かい説明などはなく、かなりざっくり見せてもらった印象です。
その後、はじめに案内をされた部屋に戻って再び予算のことや、今後の購入意思のことを聞かれました。
予算に関して、こちらの収入からかなりいろいろと計算をしてくれました。
その後、正直なところこのマンションをすぐに購入したいという意思は少しでもあるのか、とその案内をしてくれた男性から尋ねられ、まだいろいろと様子を見たい段階なのでそこまですぐに購入を決断することはできない、というとそれで説明は終わりました。
その後、その建物のパンフレットをもらい、簡単な説明と、今後電話などで案内をしていいかなどということを聞かれて、建物の外に見送りをしてくれました。
合計で2時間半ほどの滞在でしたが、その大半が予算のことと、マンションはすぐに買った方がいいという購入をあせらせるような話や雑談などでした。
途中から、マンション情報誌のスーモを見ながら他のマンションのことなども話をされていて、そういったことでかなり時間がかかってしまった印象です。
過去に私が訪れたモデルルームの中でも、そちらの案内していただいた方の個性が強いところではあったなというのがとても印象に残っています。