管理組合設立総会からすでに1カ月以上が経過しましたが、未だに議事録が作成されていません。(総会は6月7日)
通常、遅くとも総会から1週間以内には素案が作成され、理事会に提出されるものです。
人間の記憶は時とともに薄れていきます。
総会出席者の方々の記憶も、時間がたてばたつほどあいまいになり、記載内容が事実と異なる場合(あるいはニュアンスが歪められている場合)にも指摘が難しくなります。
議事録を迅速に作成し、組合員が閲覧できるようにすることは、「誠実な管理を行う」上で大変重要なことです。
議事録の作成は理事会業務でありますが、このマンションでは管理会社に案作成を委託しています。
※管理委託契約書別表第1「事務管理業務」2-1-ウ(エ)に「理事会議事録案の作成」が含まれており、支配人がこれを行うことが明記されています。(別表第2-1-5-1(ウ))
管理費用は月額590万円余り、そのうち支配人の費用は456,000円。決してお安い報酬ではありません。そのほかにも管理事務スタッフ、フロントスタッフ、警備員が配置されているにもかかわらず、支配人はいったい何をされているのでしょうか。一か月以上も議事録が出ない理由を明確にする義務が管理会社にはあると思います。
個人的に大京のスタッフには問い合わせましたが、「今はわからないのでまた回答します」と保留にされています。
管理会社が素案を作成していないのか?素案は提出したが理事会で承認を得ていないのか?明確な回答がほしいのですが、どなたか私以外にも問い合わせをされた方はいらっしゃいますでしょうか。