戸建てとの比較だったらちょっと計算すればわかる。
(ちょっと長くなります)
国交省の土地総合情報システムによると、地番が石神井台で上石神井駅徒歩12分~16分ぐらいだと
土地の坪単価は120万円/坪で建ぺい率・容積率は50%/100%
とすると、マンション70平米台に相当する100平米の床面積を取ろうと思えば
土地も100平米をちょっと超えるぐらい、約31坪ぐらい必要になる
その場合をシミュレーションすると
土地代:31坪×120万円=3,720万円
建築費+利益はピンきりだけど、
ランク梅(パワービルダーレベル、外構なしで坪35万):31坪×35万=1,085万
ランク竹(普通の建売レベル、坪60万):31坪×60万=1,860万
ランク松(やや高級な注文住宅レベル、坪80万):31坪×80万=2,480万
販売経費が10%ぐらい乗るとして総額は
●ランク梅:約5,300万、ランク竹:約6,100万、ランク松:約6,800万
だいたい実売感覚にあってますよね。
次にマンション。
マンションの場合は22坪(72平米強)として
土地原価は22坪×120万×1/2(この物件は混在してるので正確には不明だけど平均容積率200%とする)=1,320万
建築原価は
ランク並(大手デベのそこそこのマンション:坪120万)22坪×120万=2,640万
ランク上(都心高級物件仕様並み:坪150万)22坪×150万=3,300万
で、経費+利益が30%とすると
●ランク並:5,600万~5,700万、ランク上:6,600万
この物件はこんなものかな?
だとするなら、戸建てが市道負担なしで土地が31坪ぐらいあって6000万をちょっと出るぐらいなら普通の建売としてそんなもんだし、マンションも平均的な階の中住戸で5000万円台後半ならこれまた大手としては普通の仕様。価値に優劣はないですよ。
戸建てがこれよりちょっと安いなら土地広さを削ってるか、仕様を落としてる。
マンションがこれよりちょっと高いなら土地を高づかみしたか、利益をのせてきてるってことですね。