>>1555
湾岸がどうこうよりも資産性の観点ではとても重要だと思いましたけどね。
ってのは、この価格レンジのマンションを買われる方ってほとんどがいわゆる一般的な所得の方々が
多いと思いますが、一般的な所得の方々って富裕層と違って、また貧困層とも違って「一番お金がキツキツ」
ですよね。ってのは、貧困層のように割り切っての生活をする必要もなく、またやりくり次第では上を目指せるから。
かといって富裕層みたいに「投機」ができるほどの余裕はまるでない。
そういう一般的所得の方々にとっては一番収入に対する比重が高く、また動きが縛られる枷になるのが
この「住宅費に対する支出」だとおもいますし、逆にいえばここの「資産運用(売却や賃貸によるゲインのことを
いってるのではなく、実需ベースでの費用対効果による資産活用)」が今後の生活品質の向上、やりくりの柔軟性
を生むのだと思いますよ。
例えばですが、6000万円のマンション買っておいて20年後に7000万円で売れた、としたならば
管理費や修繕費、金利等を考慮しても「純粋な住宅費支出」が「ほぼ無料」ってことになりますよ。
もちろんこれはただの仮定のお話。ですが、別にありえない話でもない。一つのマンションを
「ただ盲目的に永住目的」と勝手に決めつけて、そしてそういう「可能性」にも目をつぶり、
ただただ「自分の現金資産を無駄に浪費してしまう」っていう人と、そういう活用に目を向けた
場合における効果ってのはこれは全然違いますからね。
普通所得の人だからこそ、無駄なお金なんてないわけだし暇もないわけだから住宅費ってのが
抑えられれば抑えられるほど、その枷が外れるわけで、その資金を教育費なりレジャー費なり
別のところにも回せるわけで総合的な生活の豊かさ、質が向上するんだと思います。
そういう意味では、別に「湾岸なんて関係ない」っていうのは別に私は構いませんが、
じゃあこのブリリア石神井台って物件を買うことで住宅費用負担が今後どうなっていくのかは
少し真剣に考えても良いと思いますよ。
立地的に不人気であり特段再開発計画もないし投資もされない。今の新築の状態でも
売れ行きが随分悪い事を考慮すれば今後の売却資産としても相当厳しいことが現時点でも
見込まれる。今後の人口減なんかを考えても都心寄り、人気の立地や路線に近い方が
有利なのにここではそれがえられないのだからさらなる下落があり得ることことにもなる。
このマンションだと5000-5500万あたりがボリュームゾーンになるとおもうけど、じゃあ
その金額をだせば大田区や品川区にある品川シーサイドとかの物件も視野には入ってくる。
ではそれらとここを比べた場合に将来性ははたしてどちらが良さそうなのか?っていうあたりも
考えてみることはこの物件を真剣に検討する上でも「自分にとっては何が大事なのか」、
逆に「何は捨てられるのか」ということが明確になって良いと思いますよ。
実際に今の世の中って会社だっていつ潰れてもおかしくないし、統廃合、合併、
本社移転に転勤、病気等によるやむをえない事情に、自分自身による転職、
子供の学校都合による移動、などなどいくらでも変動要素はありますから。
そういう中にあって自分の資産が「どれだけ活用しやすいのか」っていう側面はこれは
不動産購入においてはとても大事な指標ですから、「湾岸は関係ない」とかそういう
表層的話ではなく、「マンションとしての地力」をしっかり見極めること、それに対する
情報交換は有益だと思いました。5000万円って別に東京23区でマンション買うには別に
大した価格ではありませんが、とはいっても普通所得の方にとっては5000万円って
大金ですよね。大事な5000万円なんだから最低でも5000万円分の働きはしてもらわないと!って
考えることは重要ですよ。