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色々な物件の間取り図を見ると、隣家との壁がコンクリートと違う
構造になっているのが最近見られます。
クリーンリバーのチラシでは乾式耐火遮音壁となっていますが、
最近出始めたのでしょうか。
音の問題とか大丈夫なのでしょうか?
何がコンクリートより有利なのでしょうか?
【スレッドを札幌・北海道の新築マンション掲示板からマンションなんでも質問に移動致しました。H24.3.5 管理担当】
[スレ作成日時]2009-09-19 22:35:14
色々な物件の間取り図を見ると、隣家との壁がコンクリートと違う
構造になっているのが最近見られます。
クリーンリバーのチラシでは乾式耐火遮音壁となっていますが、
最近出始めたのでしょうか。
音の問題とか大丈夫なのでしょうか?
何がコンクリートより有利なのでしょうか?
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[スレ作成日時]2009-09-19 22:35:14
技術的にはそうだよ。でも実際に施工されている物件はそうなっていない。最近のマンションは遮音性が低い。中古の湿式のほうが静か。
乾式壁ではスケルトンリフォームできないのでは?
二戸一広々改築は良いよ。
だからさ
神武景気の時のクラウンは鉄板が厚くて丈夫だったよな
今はすぐにフェンダー凹んで危ないよな~的な議論はアホすぎるって。
技術ってのは日進月歩
それについてこれない奴は取り残されるのよ。
クラウンの例えで言うと、今の乾式壁マンションは地震で壁が崩れても軽いから安全てこと。
地震の大きな揺れでは軽量乾式壁が破壊され鉄筋の構造体を保護します。
全体は保護されるのですが残念ですが個人の乾式壁は破壊されます。
中古を買え
中古のリノベーション物件が人気なのも解るよ。
うちの近所じゃ新築と変わらない価格で売られてる。
中古は中古
所詮コンクリだからね
レンガや石造りとは違う
乾式壁も所詮は乾式壁。如何に技術が進歩しようがコンクリート以下。
今は誰も作っていないものをどうやって買うの?
自分で作るしかないじゃんw
昔はよかったな~って、、、、、いつまで言ってるの?
別れた彼女を思い出して反芻してるダメ男の典型だなこりゃ。
460うまい。459変に知識ついてるおっさんかしらんけどうざいっ。 結局コンクリート壁なんて最近のマンションなんて少ないし選べないし。 そんなん言ってるお前が金だして安くて耐震だか免震だかに強いマンションつくってよ。 頼むわ。
手前味噌!
自画自賛さん。
そういう時代なんだよ。やっぱ乾式だよね。
「購入相談」の依頼を受け新規分譲マンションの総合パンフレットや図面集を見ますと最近特に増えたのが,住戸と住戸の間の戸境壁(こざかいかべ)の材質が「湿式工法」の鉄筋コンクリート造でなく「乾式工法」を採用してボードを採用している事です。
超高層マンションの様に高さ60m以上(20階以上)のマンションですと,建築基準法上軽く作らないとならないので外壁には軽いALC版(軽量気泡コンクリート板)にして,戸境壁には「乾式工法」を採用していますが,軽量化しているので遮音性にはかなり疑問が有ります。
高さ60m未満(約19階以下)のマンションでは,外壁も戸境壁も鉄筋コンクリート造でできますので,外壁からの雨水の浸入の心配もなく,上下階住戸や隣戸の遮音性も良いのですが,重くなると柱や梁を頑丈に鉄筋を太くしなければならないので構造の費用が若干高くなります。
そこで最近の新規分譲マンションでは構造費用を安くする為に高さ60m以下のマンションでも住戸と住戸の間の戸境壁を遮音性の良い鉄筋コンクリート造を採用せずに「乾式工法」でボードを貼った壁を採用しているのです。
「乾式工法」の戸境壁の説明を分り易く御説明致します。
「乾式工法」とは軽量鉄骨(LGS)を立てその両側に不燃石膏ボード厚さ12.5ミリの物を二重張りし,太鼓状態にしています。
太鼓状の中にグラスウールを入れ気休めの遮音性を確保しています。
軽量鉄骨の間柱の両側に厚いボードを貼っても遮音効果はほとんど期待出来ません。片側の住戸の音がボードを震わせ振動が軽量鉄骨の間柱を伝わって隣の住戸側のボードが更に大きく震えて音を伝えてしまうのです。この現象を建築業界では「太鼓現象」と言ってほとんど遮音効果は無いと言われています。
この工法より少し遮音効果を上げる工法は,片側の住戸の戸境壁下地の軽量鉄骨間柱と,隣戸側住戸の戸境壁下地の軽量鉄骨間柱を「チドリ状」にして離して立て,各々の住戸側の間柱に厚いボードを二重に貼り,ボードとボードの間に上から見たら波形にグラスウールを充填する工法です。軽量鉄骨の間柱が隣戸の間柱と離れているのでボードの振動は直接伝わらないので若干,遮音性能は期待でしますが,鉄筋コンクリート造(湿式工法)の壁の遮音性には負けます。
やはりこの工法でも片側の住戸の寝室の隣に隣戸の浴室が有ると遮音性は期待できません。
乾式工法の戸境壁で遮音性を高める方法は無いのかと聞かれますと,私は湿式工法(現場打ちコンクリート壁)までには及ばないが有りますと答えます。
先程の工法で二重貼りのボードの材質を変えるのです。
使用するボードは鉛板をサンドイッチ状にはさんである厚いボードで,更にそれを二重貼りにします。二重貼りする時に一重目の鉛板入りボードと鉛板入りボードの継ぎ目が二重目の鉛板入りボードの幅の中央に来る様に二重目の鉛板入りボードを貼るのがミソです。このやりかたで両側の住戸の戸境壁を作るとかなり遮音性はアップします。
ボードを二重貼りする時は1枚目と2枚目の継ぎ目の場所が同じですとそこから音がもれます。
やはり,遮音性を高めるには少しでも乾式工法の壁の重量を少しでも重くする事です。遮音性は重量に比例して高くなります。
このボードの種類と貼り方で遮音性はかなり向上します。
しかし,この遮音性の高い鉛入りのボードを採用して戸境壁にしている物件は皆無に等しいのです。やはりコストがかかるから遮音性能は二の次です。
戸境壁が「乾式工法」のマンションのパンフレットで良心的な説明にはD値(遮音等級。数値が大きいほど遮音性能が高い)55とか書いて有ります。しかし私の経験では設計時点でD値55の仕様にしても竣工時に測ると2ランク落ちてD値45位になってしまいます。
先程の鉛板をサンドイッチして有るボードを採用すれば設計時点のD値は60近くなりますが竣工時に測るとD値55位になり隣戸の音を気にせずに生活できます。
余談ですが,先日私の所にある方からメールがきまして「乾式工法の戸境壁は日曜大工の工具で簡単に壊せるので隣戸に入った泥棒が戸境壁のボードを壊して更にその隣の住戸に入れますよ。また簡単に盗聴器をしかけたり,ピンホールの監視カメラを設置できる事を警鐘して下さい。」と書いてありました。
やはり,マンションの戸境壁には「乾式工法」はなるべく採用しない方が良いですね。
図面集を見ますと‥…まで読んだ。
No.465さんご苦労様です。
マンション選びの参考になりました。
またの投稿お待ちしています。
わたしは15階以下の中層マンションの場合は
コンクリート壁を希望しています。